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当ブログの臓器移植関連のエントリーについては
09年の段階で一度こちらに取りまとめました。 ↓

臓器移植をめぐって世界で起こっていること(再掲)(2009/6/19)

また、その辺りまでの私の基本的な問題意識はこんな感じ……というのも
09年に一度ざっと書いています ↓

「国際水準の移植医療ですでに起こっていること」を書きました(2009/12/4)


その後もずいぶんと増えており、
ことに最近は加速度的に危うい話題が増えてきているとも思うので、
改めて、上記09年6月以降の臓器移植関連エントリーを取りまとめてみました。


【“臓器不足”解消に向けた方策一般】
ドナーカード保持者に臓器移植の優先権(イスラエル)(2009/12/17)
Harris「臓器不足排除が最優先」の売買容認論は「わたしを離さないで」にあと一歩(2011/4/8)
映画「ジェニンの心」:イスラエル兵に殺されたパレスチナの少年の臓器をイスラエルの子どもに移植(2011/4/14)
ドナー家族をレシピエントと対面させて祝福セレモニー:NYドナー・ネットワーク(2011/5/21)
「臓器増やすため、ドナーの葬式代はNHSで出してあげよう」と英国の生命倫理カウンシル(2011/10/13)

「脳死でなくても心停止から2分で摘出準備開始」のDCDを、ERで試験的に解禁(米)(2010/3/17)
米国小児科学会が「子どもの突然の死にも親が臓器提供を忘れぬよう働きかけを」(2010/3/31)
「腎臓がほしければ、他人に挙げられる腎臓と物々交換で」時代が始まろうとしている(2010/6/30)


【“臓器不足”解消策としての「臓器提供安楽死」】
「生きた状態で臓器摘出する安楽死を」とSavulescuがBioethics誌で(2010/5/8)
Savulescuの「臓器提供安楽死」を読んでみた(2010/7/5)
「腎臓ペア交換」と「臓器提供安楽死」について書きました(2010/10/19)
臓器提供は安楽死の次には”無益な治療”論と繋がる……?(2010/5/9)
Savulescuらが、今度はICUにおける一方的な「無益な治療」停止の正当化(2011/2/9)
「“生きるに値する命”でも“与えるに値する命”なら死なせてもOK」と、Savulescuの相方が(2011/3/2)

GA州のALS男性が「臓器提供安楽死」を希望(2010/7/25)
やっぱりCNNが飛びついたGA州ALS患者の「臓器提供安楽死」希望(2010/7/30)
GA州の「臓器提供安楽死」希望でキャスターがALSを「ターミナルな病気」(2010/8/10)


【“臓器不足”解消策としての「安楽死後臓器提供」】
ベルギーで2年前にロックトインの女性、「安楽死後臓器提供」(2010/5/9)
ベルギーの医師らが「安楽死後臓器提供」を学会発表、既にプロトコルまで(2011/1/26)
ベルギーの「安楽死後臓器提供」、やっぱり「無益な治療」論がチラついている?(2011/2/7)


【“臓器不足”解消策としてのドナーの拡大・死の定義の変更】
Robert Truog「心臓死後臓器提供DCDの倫理問題」講演ビデオ(2009)(2010/12/20)
「HIV感染者の臓器を移植に」と米国の移植関係者(2011/4/13)
WHOが「人為的DCDによる臓器提供を検討しよう」と(2011/7/19)
UNOSが「心臓は動いていても“循環死後提供”で」「脊損やALSの人は特定ドナー候補に」(2011/9/26)


【死刑囚からの臓器提供】
「執行後に全身の臓器すべて提供させて」とOR州の死刑囚(2011/3/6)
A・Caplanが、死刑囚の臓器に依存する中国の移植医療ボイコットを呼びかけ(前)(2011/10/12)
A・Caplanが、死刑囚の臓器に依存する中国の移植医療ボイコットを呼びかけ(後)(2011/10/12)
「囚人を臓器ドナーに」は実施面からも倫理面からもダメ、とCaplan論文(2011/10/14)


【臓器の闇売買】
セルビア人を殺して採った臓器を密売、巨大犯罪組織のボスは現コソボ総理大臣(2010/12/16)
ウクライナで広がる闇の臓器売買(2011/10/29)
イスラエルの貧困層から米国の富裕層へ、腎臓を闇売買(2011/10/29)


【“脳死”からの回復例など】
以下のエントリーにリンク一覧があります ↓
臓器摘出直前に“脳死”診断が覆ったケース(2011/7/25)


【日本の臓器移植・考察など】
「いのちの選択」から「どうせ」を考える(2010/5/21)
「科学とテクノ」と「法」と「倫理」そして「問題の偽装」(2010/5/24)
家族の脳死臓器提供に同意した人の語り(2010/5/26)
「わたしを離さないで」の世界は移植医療に代わる技術開発で回避できるか……という問いを考えてみた(2011/4/11)


【その他、関連】
「質のいい腎臓は若者優先に」とNYT社説(2011/3/1)
「若い人が優先」腎臓分配方式の提言にRossが反論(2011/3/7)

Kevorkian医師、98年に自殺幇助した障害者の腎臓を摘出し「早い者勝ちだよ」と記者会見(2011/4/1)
「人工臓器ローン払えなかったら殺して回収」を契約するSF映画「レポゼッション・メン」(2011/4/22)
2011.11.03 / Top↑
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