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独立の調査で、
英国で不適切な抗精神病薬を投与されている認知症患者が15万人に及び、
年間1800人の死の原因となっている、と。

抗精神病薬が認知症患者に使われると多くの副作用があり、
死のリスクは3倍に、脳卒中のリスクは2倍になる他、
認知機能も低下する。

また鎮静によるQOLの低下も大きい。

アルツハイマー病協会は
同協会は以前より「抗精神病薬は最後の手段として飲み使うべき」だと主張しており、
今回の調査で問題の大きさがやっと認識されたことを歓迎する。

毎年1800人もの死につながるような過剰な投与は辞めなければならない。

調査によれば、3年で投与量を3分の2も減らせるとのこと。
政府も本腰を入れて、この問題に取り組んでもらいたい、と。


【16日追記】
上記ニュースの前に英国政府から認知症患者への抗精神病約の過剰投与について
対処するとのアクション・プランが出ていたようで、
英国看護学会が歓迎の意を表明しています。



2009.11.15 / Top↑
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