【英の介護者週間18日から24日】
特筆事項として、レスパイトを介護者の権利として法制化へ。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-18379535
http://www.telegraph.co.uk/health/elderhealth/9320910/Carers-to-be-given-respite-holidays.html
ガーディアンの介護者週間記事で、早期に支援を行うと介護者の負担軽減効果があることにGPらがやっと気付いてきた、と。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/12/but-who-looks-after-the-carers?newsfeed=true
24時間介護の介護者の心身の健康への影響。
http://www.enfieldindependent.co.uk/news/9754675.Treats_for_carers_during_Carers_Week/
7歳のヤング・ケアラーの男児が「2012年で最も英雄的な人々」の一人に。:こういうのは、ホント、どうかと思うんだけれど。
http://www.harrowtimes.co.uk/news/9755753.Seven_year_old_young_carer_wins_Nandos_Hail_a_Hero_competition/
経済不況で両親とも働かなければならないため祖母など身内が子育てを引き受けざるを得ない家庭が増え、そういう親族には支援がないことが英国で問題に。養親並みに支援を、と。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-kent-18406295
NZで成人した障害のある子どもを介護している家族に、手当を支給するよう裁判所が命じたのを受けて、保健省が制度改正を行うものの予算が限られているために対象者数によっては制限も。:ちゃんと読めないのが残念な記事。どういう位置づけの手当てなのか、気になる。
http://tvnz.co.nz/politics-news/family-carer-payments-capped-says-minister-4927264
こちらはついでで米国の「介護者の権利」をとりまとめたサイト。
http://www.caregiverslibrary.org/caregivers-resources/grp-caring-for-yourself/hsgrp-work-and-caregiving/caregivers-rights-article.aspx
【介護者支援関連以外】
介護者による虐待を含め、高齢者への差別が著しいとの調査結果が相次いでいる英国で、内務大臣が年齢差別禁止法の厳格化の方針を表明。10月以降、医師が年齢だけを理由に医療を差し控えることは差別に当たることに。:英国では高齢者の入院時に本人にも家族にも無断でDNR指定がされるケースが相次いで問題になっている。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/11/theresa-may-patient-age-discrimination-ban?CMP=EMCNEWEML1355
母親の血液と父親の唾液で生まれる前から子どものゲノムがほぼ分かるようになる、とのニュースを受けて、NYTのコラムニストが「新・優生思想」への懸念を書いている。:これはエントリーにしたくて机の上にずっとあったのだけど、ついに断念しました。この頃、ニュースにとても追いつけない。それくらい世の中の変貌がどんどん加速している……と、もう日ごとに痛感し、どんどん人間社会の将来に絶望的な気分になっております。
http://www.nytimes.com/2012/06/10/opinion/sunday/douthat-eugenics-past-and-future.html?_r=2&nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20120610
米国の乳児健診で、身長体重などの計測結果が成長曲線通りでないということになると親が不安を感じたり動揺することが問題に。:なんなんだろう、この子育て周辺に全般的に漂う息苦しいゼロ・トレランスな空気は? 成長曲線の問題ではなく、社会の姿勢の硬直化、偏狭化、何に対しても懐が浅くなっていくことの問題のような。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/pediatric-growth-charts-often-leave-parents-confused-and-concerned/2012/06/08/gJQAadfgUV_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
CTスキャンによる子どもたちの被爆の問題。:これは歯科のレントゲンと並んで、ずいぶん前から指摘され続けている。子育て周辺で親や子供に向けられる結果責任ゼロ・トレランスの空気の一方で、科学とテクノの利権構造は子どもたちを平気で餌食にしていたりもする?
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/as-ct-scans-become-more-common-for-children-concerns-about-radiation-grow/2012/06/08/gJQAZjWnUV_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
Lancetがまたも母子保健と未熟児に関する特集。国連のミレニアム・ゴールの再評価も。以下の他にも論文いろいろ。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/246413.php
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960820-4/fulltext
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960685-0/fulltext?elsca1=ETOC-LANCET&elsca2=email&elsca3=
今度はアル中と薬物中毒のワクチン。もう酒なんか飲まなくても「もっとハッピーな選択肢ができますよ」:これは「ワクチンの10年」が言われ始めた頃から「今後開発される夢のワクチン」の中に出てきていた。
http://www.guardian.co.uk/science/shortcuts/2012/jun/10/the-future-of-drugs-safe?CMP=EMCNEWEML1355
ヨーロッパで性病が広がりつつあり、2010年には32000件の淋病。しかも急速に抗生物質耐性ができている。このままいくと、そのうち淋病は不治の病になる、と専門家。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/12/gonnorhoea-soon-untreatable?CMP=EMCNEWEML1355
都会の子供の方が田舎の子供よりもアレルギーになりやすい。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/246348.php
英国で人間それぞれにバー・コードを当てて管理しようというアイディアが論争に。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10104#comments
経済が破たんし病院の物資の不足が深刻なギリシャで極右政党が、病院や幼稚園から移民とその子どもを路上に追い出す、と。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/jun/12/golden-dawn-hospital-immigrants-greece?CMP=EMCNEWEML1355
特筆事項として、レスパイトを介護者の権利として法制化へ。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-18379535
http://www.telegraph.co.uk/health/elderhealth/9320910/Carers-to-be-given-respite-holidays.html
ガーディアンの介護者週間記事で、早期に支援を行うと介護者の負担軽減効果があることにGPらがやっと気付いてきた、と。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/12/but-who-looks-after-the-carers?newsfeed=true
24時間介護の介護者の心身の健康への影響。
http://www.enfieldindependent.co.uk/news/9754675.Treats_for_carers_during_Carers_Week/
7歳のヤング・ケアラーの男児が「2012年で最も英雄的な人々」の一人に。:こういうのは、ホント、どうかと思うんだけれど。
http://www.harrowtimes.co.uk/news/9755753.Seven_year_old_young_carer_wins_Nandos_Hail_a_Hero_competition/
経済不況で両親とも働かなければならないため祖母など身内が子育てを引き受けざるを得ない家庭が増え、そういう親族には支援がないことが英国で問題に。養親並みに支援を、と。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-kent-18406295
NZで成人した障害のある子どもを介護している家族に、手当を支給するよう裁判所が命じたのを受けて、保健省が制度改正を行うものの予算が限られているために対象者数によっては制限も。:ちゃんと読めないのが残念な記事。どういう位置づけの手当てなのか、気になる。
http://tvnz.co.nz/politics-news/family-carer-payments-capped-says-minister-4927264
こちらはついでで米国の「介護者の権利」をとりまとめたサイト。
http://www.caregiverslibrary.org/caregivers-resources/grp-caring-for-yourself/hsgrp-work-and-caregiving/caregivers-rights-article.aspx
【介護者支援関連以外】
介護者による虐待を含め、高齢者への差別が著しいとの調査結果が相次いでいる英国で、内務大臣が年齢差別禁止法の厳格化の方針を表明。10月以降、医師が年齢だけを理由に医療を差し控えることは差別に当たることに。:英国では高齢者の入院時に本人にも家族にも無断でDNR指定がされるケースが相次いで問題になっている。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/11/theresa-may-patient-age-discrimination-ban?CMP=EMCNEWEML1355
母親の血液と父親の唾液で生まれる前から子どものゲノムがほぼ分かるようになる、とのニュースを受けて、NYTのコラムニストが「新・優生思想」への懸念を書いている。:これはエントリーにしたくて机の上にずっとあったのだけど、ついに断念しました。この頃、ニュースにとても追いつけない。それくらい世の中の変貌がどんどん加速している……と、もう日ごとに痛感し、どんどん人間社会の将来に絶望的な気分になっております。
http://www.nytimes.com/2012/06/10/opinion/sunday/douthat-eugenics-past-and-future.html?_r=2&nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20120610
米国の乳児健診で、身長体重などの計測結果が成長曲線通りでないということになると親が不安を感じたり動揺することが問題に。:なんなんだろう、この子育て周辺に全般的に漂う息苦しいゼロ・トレランスな空気は? 成長曲線の問題ではなく、社会の姿勢の硬直化、偏狭化、何に対しても懐が浅くなっていくことの問題のような。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/pediatric-growth-charts-often-leave-parents-confused-and-concerned/2012/06/08/gJQAadfgUV_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
CTスキャンによる子どもたちの被爆の問題。:これは歯科のレントゲンと並んで、ずいぶん前から指摘され続けている。子育て周辺で親や子供に向けられる結果責任ゼロ・トレランスの空気の一方で、科学とテクノの利権構造は子どもたちを平気で餌食にしていたりもする?
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/as-ct-scans-become-more-common-for-children-concerns-about-radiation-grow/2012/06/08/gJQAZjWnUV_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
Lancetがまたも母子保健と未熟児に関する特集。国連のミレニアム・ゴールの再評価も。以下の他にも論文いろいろ。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/246413.php
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960820-4/fulltext
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960685-0/fulltext?elsca1=ETOC-LANCET&elsca2=email&elsca3=
今度はアル中と薬物中毒のワクチン。もう酒なんか飲まなくても「もっとハッピーな選択肢ができますよ」:これは「ワクチンの10年」が言われ始めた頃から「今後開発される夢のワクチン」の中に出てきていた。
http://www.guardian.co.uk/science/shortcuts/2012/jun/10/the-future-of-drugs-safe?CMP=EMCNEWEML1355
ヨーロッパで性病が広がりつつあり、2010年には32000件の淋病。しかも急速に抗生物質耐性ができている。このままいくと、そのうち淋病は不治の病になる、と専門家。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/jun/12/gonnorhoea-soon-untreatable?CMP=EMCNEWEML1355
都会の子供の方が田舎の子供よりもアレルギーになりやすい。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/246348.php
英国で人間それぞれにバー・コードを当てて管理しようというアイディアが論争に。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10104#comments
経済が破たんし病院の物資の不足が深刻なギリシャで極右政党が、病院や幼稚園から移民とその子どもを路上に追い出す、と。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/jun/12/golden-dawn-hospital-immigrants-greece?CMP=EMCNEWEML1355
2012.06.19 / Top↑
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