MA州の自殺幇助合法化住民投票関連
生命倫理学者のEzekiel J. Emanuelが10月27日にNYTに自殺幇助合法化反対の論考「自殺幇助に関する4つの神話」。:これは近くエントリーに。以下の2009年9月のエントリでも拾っているように、Emanuel医師は1997年にもOR州のPAS合法化を批判している。
http://opinionator.blogs.nytimes.com/2012/10/27/four-myths-about-doctor-assisted-suicide/
【Dr. Emanuel関連エントリー】
「障害者は健常者の8掛け、6掛け」と生存年数割引率を決めるQALY・DALY(2009/9/8)
自己決定と選択の自由は米国の国民性DNA?(2009/9/8)
米国内科学会の倫理マニュアル“しみったれ医療”を推奨(2012/1/5)
法文では①自殺を決めた人の家族に通知することを求められていない、②本人が薬を飲む場に医師が同席することが求められていない、③地域の薬局でも処方薬を買える、などから、漠然と医療現場での自殺幇助をイメージしている人に対する警告。
http://www.wickedlocal.com/cohasset/topstories/x255964409/COMMENTARY-Assisted-suicide-is-public-safety-issue#axzz2BEyCqnYy
急速に支持率が低下しているものの、それでも住民投票は法を通すのでは、との見通し。
http://andover.patch.com/articles/poll-assisted-suicide-ballot-question-losing-support-but-still-expected-to-pass-62eb2594
リベラルのBoston Globe紙が、MA州の自殺幇助住民投票でNOと投票するよう社説で呼び掛けたとのこと。最近反対ロビーにはカトリックからのカネが流れているという情報がしきりに流されていたのは私も気になっていたのだけれど、Wesley Smithが同紙にはカトリックとの繋がりはないぞ、と。
http://www.nationalreview.com/corner/332298/iboston-globei-votes-no-assisted-suicide-wesley-j-smith
ついでに、Nicklionson未亡人がスコットランドでPASが合法化されれば、英国の後押しになる、とスコットランドのMacDonald議員と連携。
http://www.scotsman.com/news/health/assisted-suicide-campaigner-says-scots-can-lead-the-way-1-2612955
その他の話題
コロラド州の無脳症児Nickolas Coke君、3歳で死亡。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10295
一方、BMJには、匿名医師から、それほど重症の障害でなくても親が治療拒絶するケースが増えているが、栄養と水分を引き上げられた新生児が死ぬまでの期間にどのような変化を遂げるか、それを見ているしかない周囲の苦痛を投稿。
http://www.bmj.com/content/345/bmj.e7319
英国で問題になっているLCPの機会的運用、一方的なDNR指定で、保健大臣が医師らに患者と家族との話し合いを求める方向で新たな義務を医師らに課すことに。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2012/11/england-to-require-clinicians-to-write.html
豪上院の委員会が障害児者への強制不妊の実態調査へ。:これもエントリーにしたい記事。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10301
NJ州で代理母によって生まれた子どもの母親として依頼者の女性を認めない判決。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10300
日本。都が日比谷公園からのでも出発許可せず 危機にある「集会の自由」
http://www.janjanblog.com/archives/84148
【ライブレポート】阿佐ヶ谷ロフトA「毒母ミーティング2~信田さよ子先生をお迎えして」
http://rooftop.cc/news/2012/11/01193703.php#.UJJXR8DOUgg.twitter
日本語。誘惑から守る…未婚女性の携帯禁じたインドの村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000347-yom-int
災害時にはワイヤレスの通信機器は役に立たない。ハリケーン・サンディから。
http://www.washingtonpost.com/business/technology/wireless-technology-vulnerable-in-emergencies/2012/11/02/ff2b418a-2505-11e2-ba29-238a6ac36a08_story.html
2年前に発売になった抗血栓薬Pradaxaに大量出血との関連。また血液を薄める効果への解毒作用となるものがない、という問題。
A Promising Drug with a Flaw: The anticlotting drug Pradaxa, on the market only two years, is growing in popularity for its ease of use but it has been associated with hemorrhaging, and it has no antidote to reverse its blood-thinning effedts.
米のステロイドの異物混入事件で髄膜炎になった患者の中に、髄膜炎が回復し始めて今度は頭蓋硬膜外膿瘍になる人が多数。
Second Illness Is Infecting Those Struck by Meningitis: People recovering from meningitis in a national outbreak are now being diagnosed with epidural abscesses.
生命倫理学者のEzekiel J. Emanuelが10月27日にNYTに自殺幇助合法化反対の論考「自殺幇助に関する4つの神話」。:これは近くエントリーに。以下の2009年9月のエントリでも拾っているように、Emanuel医師は1997年にもOR州のPAS合法化を批判している。
http://opinionator.blogs.nytimes.com/2012/10/27/four-myths-about-doctor-assisted-suicide/
【Dr. Emanuel関連エントリー】
「障害者は健常者の8掛け、6掛け」と生存年数割引率を決めるQALY・DALY(2009/9/8)
自己決定と選択の自由は米国の国民性DNA?(2009/9/8)
米国内科学会の倫理マニュアル“しみったれ医療”を推奨(2012/1/5)
法文では①自殺を決めた人の家族に通知することを求められていない、②本人が薬を飲む場に医師が同席することが求められていない、③地域の薬局でも処方薬を買える、などから、漠然と医療現場での自殺幇助をイメージしている人に対する警告。
http://www.wickedlocal.com/cohasset/topstories/x255964409/COMMENTARY-Assisted-suicide-is-public-safety-issue#axzz2BEyCqnYy
急速に支持率が低下しているものの、それでも住民投票は法を通すのでは、との見通し。
http://andover.patch.com/articles/poll-assisted-suicide-ballot-question-losing-support-but-still-expected-to-pass-62eb2594
リベラルのBoston Globe紙が、MA州の自殺幇助住民投票でNOと投票するよう社説で呼び掛けたとのこと。最近反対ロビーにはカトリックからのカネが流れているという情報がしきりに流されていたのは私も気になっていたのだけれど、Wesley Smithが同紙にはカトリックとの繋がりはないぞ、と。
http://www.nationalreview.com/corner/332298/iboston-globei-votes-no-assisted-suicide-wesley-j-smith
ついでに、Nicklionson未亡人がスコットランドでPASが合法化されれば、英国の後押しになる、とスコットランドのMacDonald議員と連携。
http://www.scotsman.com/news/health/assisted-suicide-campaigner-says-scots-can-lead-the-way-1-2612955
その他の話題
コロラド州の無脳症児Nickolas Coke君、3歳で死亡。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10295
一方、BMJには、匿名医師から、それほど重症の障害でなくても親が治療拒絶するケースが増えているが、栄養と水分を引き上げられた新生児が死ぬまでの期間にどのような変化を遂げるか、それを見ているしかない周囲の苦痛を投稿。
http://www.bmj.com/content/345/bmj.e7319
英国で問題になっているLCPの機会的運用、一方的なDNR指定で、保健大臣が医師らに患者と家族との話し合いを求める方向で新たな義務を医師らに課すことに。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2012/11/england-to-require-clinicians-to-write.html
豪上院の委員会が障害児者への強制不妊の実態調査へ。:これもエントリーにしたい記事。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10301
NJ州で代理母によって生まれた子どもの母親として依頼者の女性を認めない判決。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10300
日本。都が日比谷公園からのでも出発許可せず 危機にある「集会の自由」
http://www.janjanblog.com/archives/84148
【ライブレポート】阿佐ヶ谷ロフトA「毒母ミーティング2~信田さよ子先生をお迎えして」
http://rooftop.cc/news/2012/11/01193703.php#.UJJXR8DOUgg.twitter
日本語。誘惑から守る…未婚女性の携帯禁じたインドの村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000347-yom-int
災害時にはワイヤレスの通信機器は役に立たない。ハリケーン・サンディから。
http://www.washingtonpost.com/business/technology/wireless-technology-vulnerable-in-emergencies/2012/11/02/ff2b418a-2505-11e2-ba29-238a6ac36a08_story.html
2年前に発売になった抗血栓薬Pradaxaに大量出血との関連。また血液を薄める効果への解毒作用となるものがない、という問題。
A Promising Drug with a Flaw: The anticlotting drug Pradaxa, on the market only two years, is growing in popularity for its ease of use but it has been associated with hemorrhaging, and it has no antidote to reverse its blood-thinning effedts.
米のステロイドの異物混入事件で髄膜炎になった患者の中に、髄膜炎が回復し始めて今度は頭蓋硬膜外膿瘍になる人が多数。
Second Illness Is Infecting Those Struck by Meningitis: People recovering from meningitis in a national outbreak are now being diagnosed with epidural abscesses.
2012.11.04 / Top↑
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