コロラド大学の「害を成さないようにプロジェクト」。Bernard Lownの名言「患者のためにはできる限り多くを。患者に対してはできる限り少なく」。:これは注目。驚くことに、というか不思議なことに、アシュリー事件の担当医のDiekema医師は以下にリンクしたように、もともとは「最善の利益」論よりも「害原則」重視の人……。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/01/do-no-harm-project.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
【Diekema医師の「害原則」関連エントリー】
「最善の利益」否定するDiekema医師(前)(2007/12/29)
「最善の利益」否定するDiekema医師(後)(2007/12/29)
Quellette論文(09)2:Diekemaの「害原則」(2011/6/22) (QuelletteはOuelletteの間違いです)
エントリーにしたばかりのDiekemaの「害原則」に新ヴァージョン登場(2011/6/23)
今年の「死ぬ権利世界連合」の世界大会は9月16―22日、シカゴで。テーマは「尊厳、コントロール、選択―世界中で」。中心になっているのはEXITとかFENとかC&Cなんだけど、日本尊厳死協会は今年も参加されるのでしょうか。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/01/world-federation-right-to-die-conference.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
米国看護倫理学会の第2回年次大会、3月21、22日。テーマは「倫理への意識を養う:真実の瞬間」。1日目の基調講演のテーマが興味深くて、「患者のアドボカシーは、なぜ患者を傷つけるのか」。
http://ethicsofcaring.org/
糖尿病薬Avandiaスキャンダルで米国では被害者と大金で和解したグラクソが、英国では被害者家族らの訴訟を受けて立つ?:あまりにひどいAvandiaスキャンダルについては こちら ⇒ 製薬会社資金に信頼性を失っていく治験データ……Avandiaスキャンダル(2012/11/30)
http://www.guardian.co.uk/business/2013/jan/29/glaxosmithkline-legal-fight-uk-diabetes?CMP=EMCNEWEML6619I2
米国テキサス州で、心臓が胸の外について生まれた新生児が手術で救命され、3か月で退院。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/255524.php
フィラデルフィアで過去20年間に5歳以下の子どもの1型糖尿病が70%も増えている。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/255347.php
魚脂と、質の良い幼稚園が子どものIQを上げるのに有効……なんだそうな。:もう何度も何度も何度も書いているけど、子どものIQってな、学者が寄ってたかってこんな研究を続々とやってシャカリキになって上げなければならないほど、たいそうなものなのでしょうかね。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/255483.php
アップル社のサプライ・チェーンで児童労働が発覚。
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/25/apple-child-labour-supply
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/25/apple-eradicate-child-labour
ビル・ゲイツの慈善事業は良いけれど、投資先のRepublic Servicesの労働者の扱いはどうよ、とGuardianでEllie Mae O’Haganさん。この記事の終わりの一節に痛く同感 ↓
I expect I will agree with Bill Gates' dream of a better world. Only for me, that better world will only materialise when billionaires are held accountable for their actions, not praised for offering us a few crumbs from their table. Yes Bill Gates should be praised for his charity. But that's just what it is: charity. And as Augustine wrote over 1,500 years ago, charity is no substitute for justice withheld.
(火曜日の講演を聞けば) ビル・ゲイツのより良き世界という夢に共感するだろうけれど、ただ私にとって、より良き世界は大金持ちがその行動にきっちり説明責任を果たした時に初めて実現するもので、ただ彼らの懐からおこぼれがいくらか我々に差し出されたからといって称賛して実現するわけじゃない。ビル・ゲイツの慈善は確かに誉められてしかりだけど、所詮は慈善に過ぎない。そして1500年以上も前にアウグスティヌスが言ったように、慈善は、行われていない正義の代用物には決してならないのだ。
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2013/jan/29/bill-gates-charity-work-business-practices
The Chronicle of Philanthropyという慈善家向けの新聞があるみたい。
http://philanthropy.com/blogs/philanthropytoday/opinion-bill-gates-says-measurement-key-to-solving-big-problems/61711
働くがん患者と家族に向けた包括的就業支援システムの構築に関する研究 平成24年度 成果報告シンポ 「患者/家族・人事労務担当・産業保険担当者の視点を生かした支援リソースの開発、評価、普及啓発法の検討」。
http://blog.cancer-work.jp/?eid=20&fb_aggregation_id=246965925417366
広がるか、障害者の大学入学―斎藤剛史(BLOGOS):これについては何年も前から、弱小大学の生き残り策として広がっていくんではないか、という気がしている。
http://blogos.com/article/54999/
日本。「体罰の会」なるものがあるって、初めて知った。戸塚ヨット・スクールの戸塚宏氏が顧問。「不快なくして進歩なし」「体罰と虐待(犯罪)とは、進歩を目的とする行為であるか否かによって峻別されます。決して体罰の延長線上に虐待があるのではありません。この区別の解らな い人は、人命救助と治療を目的として外科医がメスを用いて行った手術行為と、憎しみと利害打算によって人を刃物で殺傷する犯罪行為との区別もできないこと になります」「自分の命を捨ててまで愛すべき親や子供たちを守ることは、理性教育からは導かれません」「体罰否定の人たちが戦後教育を支配し続けたため、学校のみならず、家庭も崩壊し、児童相談所の横暴を許し、家庭裁判所もそれを黙認するに至っています」
http://taibatsu.com/index.html
森美術館で開催中の「会田誠展 天才でごめんなさい」への「ポルノ被害と生暴力を考える会」の抗議文。四肢切断された全裸の少女が首輪をされて微笑んでいる「犬」という題名の連作をはじめとして、性暴力性と性差別性に満ちた作品が多数、展示されていることについて。
http://paps-jp.org/action/mori-art-museum/group-statement/
米国でDVの一種として広がっている「妊娠の強要」問題で、米国産婦人科学会が定期的にティーンエジャーや成人女性に「生殖強要」についてのスクリーニングを提唱。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10366#comments
生活保護基準引き下げのどこが問題? Q&A
http://nationalminimum.xrea.jp/faq
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/01/do-no-harm-project.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
【Diekema医師の「害原則」関連エントリー】
「最善の利益」否定するDiekema医師(前)(2007/12/29)
「最善の利益」否定するDiekema医師(後)(2007/12/29)
Quellette論文(09)2:Diekemaの「害原則」(2011/6/22) (QuelletteはOuelletteの間違いです)
エントリーにしたばかりのDiekemaの「害原則」に新ヴァージョン登場(2011/6/23)
今年の「死ぬ権利世界連合」の世界大会は9月16―22日、シカゴで。テーマは「尊厳、コントロール、選択―世界中で」。中心になっているのはEXITとかFENとかC&Cなんだけど、日本尊厳死協会は今年も参加されるのでしょうか。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/01/world-federation-right-to-die-conference.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
米国看護倫理学会の第2回年次大会、3月21、22日。テーマは「倫理への意識を養う:真実の瞬間」。1日目の基調講演のテーマが興味深くて、「患者のアドボカシーは、なぜ患者を傷つけるのか」。
http://ethicsofcaring.org/
糖尿病薬Avandiaスキャンダルで米国では被害者と大金で和解したグラクソが、英国では被害者家族らの訴訟を受けて立つ?:あまりにひどいAvandiaスキャンダルについては こちら ⇒ 製薬会社資金に信頼性を失っていく治験データ……Avandiaスキャンダル(2012/11/30)
http://www.guardian.co.uk/business/2013/jan/29/glaxosmithkline-legal-fight-uk-diabetes?CMP=EMCNEWEML6619I2
米国テキサス州で、心臓が胸の外について生まれた新生児が手術で救命され、3か月で退院。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/255524.php
フィラデルフィアで過去20年間に5歳以下の子どもの1型糖尿病が70%も増えている。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/255347.php
魚脂と、質の良い幼稚園が子どものIQを上げるのに有効……なんだそうな。:もう何度も何度も何度も書いているけど、子どものIQってな、学者が寄ってたかってこんな研究を続々とやってシャカリキになって上げなければならないほど、たいそうなものなのでしょうかね。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/255483.php
アップル社のサプライ・チェーンで児童労働が発覚。
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/25/apple-child-labour-supply
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/25/apple-eradicate-child-labour
ビル・ゲイツの慈善事業は良いけれど、投資先のRepublic Servicesの労働者の扱いはどうよ、とGuardianでEllie Mae O’Haganさん。この記事の終わりの一節に痛く同感 ↓
I expect I will agree with Bill Gates' dream of a better world. Only for me, that better world will only materialise when billionaires are held accountable for their actions, not praised for offering us a few crumbs from their table. Yes Bill Gates should be praised for his charity. But that's just what it is: charity. And as Augustine wrote over 1,500 years ago, charity is no substitute for justice withheld.
(火曜日の講演を聞けば) ビル・ゲイツのより良き世界という夢に共感するだろうけれど、ただ私にとって、より良き世界は大金持ちがその行動にきっちり説明責任を果たした時に初めて実現するもので、ただ彼らの懐からおこぼれがいくらか我々に差し出されたからといって称賛して実現するわけじゃない。ビル・ゲイツの慈善は確かに誉められてしかりだけど、所詮は慈善に過ぎない。そして1500年以上も前にアウグスティヌスが言ったように、慈善は、行われていない正義の代用物には決してならないのだ。
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2013/jan/29/bill-gates-charity-work-business-practices
The Chronicle of Philanthropyという慈善家向けの新聞があるみたい。
http://philanthropy.com/blogs/philanthropytoday/opinion-bill-gates-says-measurement-key-to-solving-big-problems/61711
働くがん患者と家族に向けた包括的就業支援システムの構築に関する研究 平成24年度 成果報告シンポ 「患者/家族・人事労務担当・産業保険担当者の視点を生かした支援リソースの開発、評価、普及啓発法の検討」。
http://blog.cancer-work.jp/?eid=20&fb_aggregation_id=246965925417366
広がるか、障害者の大学入学―斎藤剛史(BLOGOS):これについては何年も前から、弱小大学の生き残り策として広がっていくんではないか、という気がしている。
http://blogos.com/article/54999/
日本。「体罰の会」なるものがあるって、初めて知った。戸塚ヨット・スクールの戸塚宏氏が顧問。「不快なくして進歩なし」「体罰と虐待(犯罪)とは、進歩を目的とする行為であるか否かによって峻別されます。決して体罰の延長線上に虐待があるのではありません。この区別の解らな い人は、人命救助と治療を目的として外科医がメスを用いて行った手術行為と、憎しみと利害打算によって人を刃物で殺傷する犯罪行為との区別もできないこと になります」「自分の命を捨ててまで愛すべき親や子供たちを守ることは、理性教育からは導かれません」「体罰否定の人たちが戦後教育を支配し続けたため、学校のみならず、家庭も崩壊し、児童相談所の横暴を許し、家庭裁判所もそれを黙認するに至っています」
http://taibatsu.com/index.html
森美術館で開催中の「会田誠展 天才でごめんなさい」への「ポルノ被害と生暴力を考える会」の抗議文。四肢切断された全裸の少女が首輪をされて微笑んでいる「犬」という題名の連作をはじめとして、性暴力性と性差別性に満ちた作品が多数、展示されていることについて。
http://paps-jp.org/action/mori-art-museum/group-statement/
米国でDVの一種として広がっている「妊娠の強要」問題で、米国産婦人科学会が定期的にティーンエジャーや成人女性に「生殖強要」についてのスクリーニングを提唱。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10366#comments
生活保護基準引き下げのどこが問題? Q&A
http://nationalminimum.xrea.jp/faq
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