2012年のWA州の尊厳死法の実施報告書が出ています。
私は読んでいませんが、本文はこちら ↓
http://www.doh.wa.gov/portals/1/Documents/Pubs/422-109-DeathWithDignityAct2012.pdf
以下の Life News の記事から概要を以下に。
2012年に尊厳死法を利用して自殺した人は83人で、
前年から17%の増加。2010年の51人からは63%の増加。
出された処方箋は121通で、
2010年から39%の増加。
その他、
・処方を受けた121人のうち、精神科医のアセスメントを受けたのは3人のみ。
・致死薬を受け取ってから150日後に死んだ人が一人。
17人は致死薬を受け取ってから6か月以上たってから死亡。
・致死薬を飲むときに医師がその場にいたのは5回だけ。
(ここは元の英文が私にはちょっと理解不能)
・飲んで16時間後に死亡した人が一人。
・121通の処方箋のうち、10件では申請書が提出されていない。
13件では死亡証明書が出ていない。
4件では薬局から患者に薬を渡した記録用紙が提出されていない。
11件では対応した医師の書くべきthe Consulting Physician formが提出されていない。
記事は
患者の死後に医師による自己申告が義務付けられているのみでは、
濫用を発見することは難しい、と指摘している。
Washington State Sees Huge Increase in Assisted Suicides in 2012
Life Site News, June 21, 2013
また、以下のAP通信の記事によると、
83人の年齢は35歳から95歳で、
90%以上が西ワシントン州在住。
ほとんどの人が癌だった。
Washington assisted suicide report shows 17 percent jump in people requiring lethal prescriptions
AP, June 20, 2013
なるほどWA州西部の人が多いのですね。
そして、もちろんその中には
以下のSCCAのシステム化されたプログラムに「参加」して
「アドボケイト」と称する病院ソーシャルワーカーの手引きと手配によって
自殺したがん患者も含まれているわけです。
シアトルがんセンターの「自殺ほう助プログラム」論文を読んでみた(2013/4/15)
【これまでの年次報告エントリー】
WA州とOR州の2009年尊厳死法データ(2010/3/5)
WA州から2010年の尊厳死法報告:処方を受けた人は前年より22人増加(2011/3/11)
WA州尊厳死法報告2011(2012/5/17)
私は読んでいませんが、本文はこちら ↓
http://www.doh.wa.gov/portals/1/Documents/Pubs/422-109-DeathWithDignityAct2012.pdf
以下の Life News の記事から概要を以下に。
2012年に尊厳死法を利用して自殺した人は83人で、
前年から17%の増加。2010年の51人からは63%の増加。
出された処方箋は121通で、
2010年から39%の増加。
その他、
・処方を受けた121人のうち、精神科医のアセスメントを受けたのは3人のみ。
・致死薬を受け取ってから150日後に死んだ人が一人。
17人は致死薬を受け取ってから6か月以上たってから死亡。
・致死薬を飲むときに医師がその場にいたのは5回だけ。
(ここは元の英文が私にはちょっと理解不能)
・飲んで16時間後に死亡した人が一人。
・121通の処方箋のうち、10件では申請書が提出されていない。
13件では死亡証明書が出ていない。
4件では薬局から患者に薬を渡した記録用紙が提出されていない。
11件では対応した医師の書くべきthe Consulting Physician formが提出されていない。
記事は
患者の死後に医師による自己申告が義務付けられているのみでは、
濫用を発見することは難しい、と指摘している。
Washington State Sees Huge Increase in Assisted Suicides in 2012
Life Site News, June 21, 2013
また、以下のAP通信の記事によると、
83人の年齢は35歳から95歳で、
90%以上が西ワシントン州在住。
ほとんどの人が癌だった。
Washington assisted suicide report shows 17 percent jump in people requiring lethal prescriptions
AP, June 20, 2013
なるほどWA州西部の人が多いのですね。
そして、もちろんその中には
以下のSCCAのシステム化されたプログラムに「参加」して
「アドボケイト」と称する病院ソーシャルワーカーの手引きと手配によって
自殺したがん患者も含まれているわけです。
シアトルがんセンターの「自殺ほう助プログラム」論文を読んでみた(2013/4/15)
【これまでの年次報告エントリー】
WA州とOR州の2009年尊厳死法データ(2010/3/5)
WA州から2010年の尊厳死法報告:処方を受けた人は前年より22人増加(2011/3/11)
WA州尊厳死法報告2011(2012/5/17)
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