2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
2月に英米のメディアが(当ブログも)大きな衝撃と共に大騒ぎした
「死の自己決定権」アドボケイト団体 Final Exit Network による一連の自殺幇助事件で
(詳細は関連エントリーを文末にリンク)

久々の続報。

Judge side with group
The Forsyth News, October 15, 2009


FEN側からの訴えを受け、
関係者の逮捕時に差し押さえられたFENの資金33万ドルを返却するよう
裁判所がGeorgia州に命じています。

差し押さえた際に、必要な書類手続きが後追いで行われることになっていたのだけれど、
あまりにも証拠書類が多くて(検察がまだ手をつけていない証拠が30箱以上あるそうで)
その手続きが行われていないため。

そういう事情ならば
地元新聞の記事のタイトル「判事、FENに味方」というのは
事実を正確に伝えているとは言えないと思うのだけど、
それはともかく、記事から気になる事実を拾っておくと、

差し押さえられなかった資金がFENには、まだ3万から4万ドル残っており、
活動は継続できる状態にあるらしいこと。

今回FEN側が資金返却を求めた裁判で
Forsyth郡上級裁判所に提出された29ページの供述書によると、

2008年6月にFENの自殺幇助を受けて死んだとされるCelmer氏の死因は
ヘリウム吸引による窒息で、殺人と断定されている。

Celmer氏の死後に、妻が死のコンピューターに残っていたFENの書類を発見。
部屋にはFENの本も複数冊あった。

また、妻が見つけたものの中には
2008年5月1日付のSheridan(逮捕されたFENメンバー)宛の手紙もあって
自殺方法としてヘリウムを使いたいと書かれていた。


2009.10.16 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://spitzibara.blog.2nt.com/tb.php/347-65851e71