ひさかたぶりにオーストラリアのDr. Death こと
Dr. Nitschke(いまだに発音が分からない)の話題が出てきたと思ったら、
なんともイヤな話だ、これは。
Dr. Nitschke(いまだに発音が分からない)の話題が出てきたと思ったら、
なんともイヤな話だ、これは。
「死の自己決定権」の包囲網、ついに中国まで迫って来たか。
中国国営ラジオがやっている「家族の健康」チャンネルで来月
「尊厳ある旅立ち」という13時間の有料番組が放送される。
(有料番組というところが、いかにも富裕層ターゲット)
「尊厳ある旅立ち」という13時間の有料番組が放送される。
(有料番組というところが、いかにも富裕層ターゲット)
医師による自殺幇助に関する内容。
このプロモーションにDr. Nが手を貸すべく、
インタビューを受けて熱弁をふるったらしい。
インタビューを受けて熱弁をふるったらしい。
記事のタイトルは「Dr. DeathのNitschke、TV番組前に中国に安楽死を売り込む」。
「売り込む」といわれているのは
Dr. N はExit International という会社を持っていて、
年間約83米ドルの会費で苦しまずに死ねる情報を提供しており、
中国には今後その会社の窓口を設けるだけの需要があると見込んでいるため。
Dr. N はExit International という会社を持っていて、
年間約83米ドルの会費で苦しまずに死ねる情報を提供しており、
中国には今後その会社の窓口を設けるだけの需要があると見込んでいるため。
中国は近年、経済成長が目覚しい。
それと同時に自殺率が上がっている。
それと同時に自殺率が上がっている。
世界でも高齢化の速度が最も早い国のひとつで
ゆりかごから墓場までの福祉ネットワークも
この20年に行われた民営化でガタガタ、先行きはまったく不透明だ。
ゆりかごから墓場までの福祉ネットワークも
この20年に行われた民営化でガタガタ、先行きはまったく不透明だ。
同様に高騰する医療費に直面する米国のように、
中国も自殺幇助を選択肢として検討すべきだ、とDr. N。
中国も自殺幇助を選択肢として検討すべきだ、とDr. N。
Dr. Nは毎日10~15通、安楽死の方法についての問い合わせEメールを受け取るといい、
アジアからのメールの割合が上がってきている、
毎日1,2通は中国からメールが来る、と。
アジアからのメールの割合が上がってきている、
毎日1,2通は中国からメールが来る、と。
ターミナルな患者だけではなく、
50歳以上の精神状態が健全な人なら
自分の希望によって医師の自殺幇助を受けられて然りだと、
いつもの「死の自己決定権」を主張。
50歳以上の精神状態が健全な人なら
自分の希望によって医師の自殺幇助を受けられて然りだと、
いつもの「死の自己決定権」を主張。
きっと日本からのメールもくるのでしょうね。
世界でも高齢化率がトップクラスで
経済成長は鈍っているけど、自殺率は高い。
福祉制度はコイズミ改革の民営化でガタガタ、
福祉制度だけでなく社会の仕組みそのものがガタガタ、
医療費の高騰・医療の崩壊に悩んでいる国……日本からのメールが。
経済成長は鈍っているけど、自殺率は高い。
福祉制度はコイズミ改革の民営化でガタガタ、
福祉制度だけでなく社会の仕組みそのものがガタガタ、
医療費の高騰・医療の崩壊に悩んでいる国……日本からのメールが。
何通くらいあるのかな。
やっぱり知的エリートの富裕層なのだろうなぁ……。
やっぱり知的エリートの富裕層なのだろうなぁ……。
そのうち、日本にも来るかも。Nitschke。
いったい誰が呼ぶんだろう。やっぱり、あの人……かな。
いったい誰が呼ぶんだろう。やっぱり、あの人……かな。
2009.09.17 / Top↑
| Home |