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Quebec州の医師会が
激しい苦痛のあるターミナルな状態の人には
一定の状況下での医師による安楽死を認めるよう
刑法を改正するよう提案することを決定。

カナダの議会には既にFrancine Lalonde議員からの議員個人提出の法案として
自殺幇助合法化の法案が提出されており、この秋にも審議の予定

記事では、
英国の著名指揮者夫妻のDignitasでの自殺が
世界中に与えた衝撃の中、ケベックの医師会の提案が報じられた、
カナダでは忙しい秋になりそうだ、と。



報道の常で、
医師会の提案の側からの発言と、
それに反対する立場の発言が引用されており、

医師会側は今現在でも事実上は行われているのだから
法改正は現状の「偽善」を正すだけのことだ、と。

緩和ケアの専門医は
延命治療の停止と、命を縮めることになる鎮痛剤の使用が可能なのだから
安楽死を希望する人が求めているものは既に認められている、
この上、自殺幇助が合法化されれば、患者は不当な理由で死を選ぶことになる、と。

また、この人の印象的な発言として、

「生と死がどういうものなのか自分でちゃんと分かったと思えないのに
 それをコントロールしたいなんて思わない」とも。


ちなみに英国医師会は自殺幇助合法化についても、
自殺のために海外へ行く人に付き添う行為を違法をしないことについても
反対のスタンスを明確にしました。
2009.07.17 / Top↑
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