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カナダの議会にも5月に自殺幇助を合法化する法案 C-384 が提出されており、
9月後半に審議の予定だとか。

Francine Lalonde議員が自殺幇助合法化法案を提出するのは
2005年6月、2008年6月に続いて3度目。

記事が反対の立場に傾斜して書かれているため(というか記者さんの思いが先走っているため?)、
詳細がイマイチ定かでないのですが、
18歳以上の成人で激しい身体的なまたは精神的な苦痛があり、
治療拒否を表明したり、拒否しようとしたことがある人……?

で、プロ・ライフの立場で反対運動を繰り広げている人たちは、そういう条件では、
ウツ病の18歳が治療を拒否して自殺幇助を求めたら対象になってしまう、と
批判しているらしい。

この「治療拒否」というのが、自殺幇助との関連で、どういう文脈なのか、
よく分からない。



カナダの医療は案外コワそうだ、とリアルに意識したのは
Kaylee事件からなのですが、

実は、同じ子ども病院で、Kaylee事件の直後に、重い障害を持って生まれた新生児が
親の意思を確認する前に薬殺されていた可能性が指摘されています。

Annie Fallow事件。

ずいぶん前からエントリーを立てようと思いながら
なかなか詳細を確認する作業ができずにいますが、
訴えを続けているAnnieちゃんのお母さんに近い人から個人的に聞いた情報では、
Kayleeちゃん事件に関与していた同じスタッフが
この件にも関わっている、とのこと。

カナダの医療の一部に
「障害のある生は生きるに値しない、したがって医療に値しない」との
価値観・文化が既に存在しているのではないでしょうか。

Annie Fallow事件については、近く、まとめようと思っています。
悪くても、夏休みの間に必ずやりたいことの1つ。
2009.07.10 / Top↑
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