BBCに語ったもので、
「意思決定能力がある人が不治の病にかかって、
不快な死に直面するよりも自ら死にたいと望むことはあるだろう」
「意思決定能力がある人が不治の病にかかって、
不快な死に直面するよりも自ら死にたいと望むことはあるだろう」
「それが real law に抵触するとは思わない」
(法で禁じられてはいても
自殺目的で海外へ行く人に付き添ったことで罪に問われた人は実際にはいないので、
現在の法規定はreal ではない、という意味でしょうか。
それとも、 common law に対して real law? この辺、分かりません)
自殺目的で海外へ行く人に付き添ったことで罪に問われた人は実際にはいないので、
現在の法規定はreal ではない、という意味でしょうか。
それとも、 common law に対して real law? この辺、分かりません)
上記リンクからインタビューの一部のビデオが見られますが、
う~ん……なんか、ひっかかるなぁ……。
う~ん……なんか、ひっかかるなぁ……。
「別に年寄りや、邪魔くさい婆さんたちを、こうやって片付けようという話でも、
死にたいと望まない人に死を、という話でもないんです。
死にたいと望まない人に死を、という話でもないんです。
例えば、動物で考えたら、
sheep dog(羊を追う犬)がもう羊を追うこともできなくなって、
惨めな状態になったとしたら、きっともう死なせてくれと望むでしょう。
sheep dog(羊を追う犬)がもう羊を追うこともできなくなって、
惨めな状態になったとしたら、きっともう死なせてくれと望むでしょう。
もちろん我々は動物ではないけど
人間はきっと、通常言われているよりも賢くて、
死が差し迫って避けがたいと分かっているのに
なすすべもなく、ただ座して(lying around useless)死を待つというのは
嫌なんだと思うんです」
人間はきっと、通常言われているよりも賢くて、
死が差し迫って避けがたいと分かっているのに
なすすべもなく、ただ座して(lying around useless)死を待つというのは
嫌なんだと思うんです」
(一部、聞き取りに自信がない箇所もあります)
犬でも人間でも、基本イメージは、どうやら useless らしい……。
なんの役にも立たないのに……。
なんの役にも立てないまま……。
なんの役にも立てないまま……。
ちなみに、英国医師会は今日からリバプールで年次大会を開いており、
自殺幇助合法化を求める意見表明の動議が出されています。
自殺幇助合法化を求める意見表明の動議が出されています。
動議の提出者 Dr. Kailash Chandiが、
その意図などをGuardianに書いているので、
こちらについては、できたら明日のエントリーで。
その意図などをGuardianに書いているので、
こちらについては、できたら明日のエントリーで。
現在、議会で審議されているのは
自殺目的で海外へ行く人に付き添う行為を違法としないとの法改正に過ぎないのに、
自殺目的で海外へ行く人に付き添う行為を違法としないとの法改正に過ぎないのに、
Pratchettの話の中にも、医師会の動議の中にも、
ターミナルな人の自殺幇助そのものの合法化が含まれていることの不思議――。
ターミナルな人の自殺幇助そのものの合法化が含まれていることの不思議――。
それを言えば、
BBCの記事タイトルまでが「自殺幇助法案」となっていることも不思議――。
BBCの記事タイトルまでが「自殺幇助法案」となっていることも不思議――。
2009.07.01 / Top↑
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