スペイン、アンダルシア(州?)に「尊厳死」法ができて、
医師にはその適用が義務付けられる。
医師にはその適用が義務付けられる。
……と書いてあるのには、ぎょっとしたのだけど、
この「スペインとしてはパイオニアとなる法律」、実は
当ブログでこのところ追いかけている、あちこちの尊厳死法とは趣が違う。
この「スペインとしてはパイオニアとなる法律」、実は
当ブログでこのところ追いかけている、あちこちの尊厳死法とは趣が違う。
何しろ記事そのものが、スペインのニュースをあれこれと摘み食いする感じのもので
詳細までは分からないので、とりあえず、
ニュースの表現に沿って、ざっと並べてみる。
詳細までは分からないので、とりあえず、
ニュースの表現に沿って、ざっと並べてみる。
この法律は
ターミナルの患者さんに鎮静してもらう権利を法的に認めるもので、
ターミナルの患者さんに鎮静してもらう権利を法的に認めるもので、
患者が病院にいようと自宅療養であろうと間借り生活であろうと、
病院が公立だろうと民間だろうと宗教がらみだろうと、
緩和ケアを行わないことは認められませんよ、という趣旨らしい。
病院が公立だろうと民間だろうと宗教がらみだろうと、
緩和ケアを行わないことは認められませんよ、という趣旨らしい。
つまり法的に認められたのは、
「人為的に延命されることなく、苦痛なく、プライバシーを守られて死ぬ権利」。
「人為的に延命されることなく、苦痛なく、プライバシーを守られて死ぬ権利」。
安楽死も自殺幇助もこの法律には含まれないことが明記されている、とのこと。
これだけのことでアンダルシアが
スペインの尊厳死に関する法律ではパイオニアになる、というのだから、
スペインの尊厳死に関する法律ではパイオニアになる、というのだから、
スペインではターミナルの緩和ケアが共通認識になっていないということとも
受け取れるけれど、
受け取れるけれど、
「安楽死も自殺幇助もこの法律には含まれないことが法文で明記されている」というのだから、
何らかの議論は出ているんだろうとの想像もされる。
何らかの議論は出ているんだろうとの想像もされる。
しかし、なにしろスペインの事情については、
これまで書いたエントリー(1ヶだけ)の内容以外にはまったく何も知らないし、
この法律についても、わざわざ調べてみるほどの気力はないので、
これ以上、言えることは何もない。
これまで書いたエントリー(1ヶだけ)の内容以外にはまったく何も知らないし、
この法律についても、わざわざ調べてみるほどの気力はないので、
これ以上、言えることは何もない。
どこかで別記事に出会えて、もうちょっと詳細が分かった時に、また。
2009.06.11 / Top↑
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