男はLas Vegas出身で33歳の Jeff George Ostfeld。
Ostfeldは5月15日にメキシコで動物用の鎮静剤を購入する目的で
隠蔽用の容器まで持参してVegasから Texas州McAllenに飛んだ。
Ostfeldは5月15日にメキシコで動物用の鎮静剤を購入する目的で
隠蔽用の容器まで持参してVegasから Texas州McAllenに飛んだ。
国境の橋で身柄を拘束された時には
バルビタール1000ミリとペントバルビタール200ミリを所持。
裁判所記録には「不特定の人の自殺を幇助する目的で購入」と記載されている。
バルビタール1000ミリとペントバルビタール200ミリを所持。
裁判所記録には「不特定の人の自殺を幇助する目的で購入」と記載されている。
Ostfeldが後にしたホテルからは
Oregon州の女性Jennifer Maloneさんの遺体が発見された。
Oregon州の女性Jennifer Maloneさんの遺体が発見された。
ホテルの部屋からはウツ病に関する本のほか、
空になった抗不安薬の処方ボトルが見つかった。
空になった抗不安薬の処方ボトルが見つかった。
確定的なことは書かれていませんが、
自殺を希望するウツ病の女性が
Oregon州の尊厳死法では医師による合法的幇助を受けられないため、
Texas州にやってきて、違法な助けを受けて自殺した、と考えられそうな事件。
Oregon州の尊厳死法では医師による合法的幇助を受けられないため、
Texas州にやってきて、違法な助けを受けて自殺した、と考えられそうな事件。
獣医用の鎮静剤がメキシコから入って違法な自殺幇助に使われているという報道は
以前から、よく目にしていましたが、
以前から、よく目にしていましたが、
2月以降問題となっているFENの違法な自殺幇助のネットワークなどと
このOstfeldという男性が繋がっているのかどうか、気になります。
このOstfeldという男性が繋がっているのかどうか、気になります。
いずれにしても、
自殺幇助合法化で議論されている
「ターミナルな病状で耐え難い苦痛がある」人という対象条件から外れた人の
自殺幇助が闇で行われている、ということではないでしょうか。
自殺幇助合法化で議論されている
「ターミナルな病状で耐え難い苦痛がある」人という対象条件から外れた人の
自殺幇助が闇で行われている、ということではないでしょうか。
そこに蠢いているのは
「本人にとって主観的に耐え難い状況があり、
自己選択として死を望むのであれば手伝いますよ」という人たちであり、
「客観的な状況は問わず、死の権利は自己決定権」という文化。
「本人にとって主観的に耐え難い状況があり、
自己選択として死を望むのであれば手伝いますよ」という人たちであり、
「客観的な状況は問わず、死の権利は自己決定権」という文化。
「障害を負ってまで生きるくらいなら死んだほうがマシ」という嘆きに対して
過剰に共感的な──。
過剰に共感的な──。
【8月5日続報】
公判でinsanity(精神状態による責任能力のなさ)を主張する予定だとか。
http://www.chron.com/disp/story.mpl/ap/tx/6559982.html
公判でinsanity(精神状態による責任能力のなさ)を主張する予定だとか。
http://www.chron.com/disp/story.mpl/ap/tx/6559982.html
2009.05.21 / Top↑
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