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患者家族が希望した場合には延命治療を継続できるように
「無益な治療法」の見直しを求める法案が
共和党のBryan Hughes議員らによって
テキサスの州議会に提出されている。

中絶反対のプロライフ・グループ Texas Right to Lifeのほか、
The Coalition of Texans With Disabilities,
Not Dead Yet のテキサス支部、
The American Civil Liberties Unionが支持。

テキサス州医師会、テキサス州病院協会や
いくつかの病院が個別に反対している。

6月1日の議会の閉会までには決着がつかない……という状況らしい。



記事で、引っ掛かりを覚えるのは
「無益な治療法」を支持する医師らが、この法律を
患者の事前指示やリビングウィルを尊重するためのものだと主張していること。

無益な治療法は
患者本人や家族の意向がどうであれ、
たとえ、もっと治療して欲しいと事前指示にあったとしても家族が望んだとしても
それを無視して病院側に治療を無益と判断し、打ち切る権利を認めるわけだから、

それを事前指示やリビングウィルの尊重だなんて、
大ウソもいいところじゃないかッ!


【テキサスの無益な治療法を巡る裁判、Gonzales事件関連エントリー】
Emilio Gonzales事件
ゴンザレス事件の裏話
生命倫理カンファレンス(Fost講演2)
TruogのGonzales事件批判
2009.05.12 / Top↑
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