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ワクチンの安全性を監視するNPO、
the National Vaccine Information Center(NVIC)の研究者らが
インフルエンザ・ワクチンの安全性に関する論文274本を調べたところ、

権威ある医学雑誌における論文の掲載や引用と相関関係があるのは
その論文や研究そのもののクオリティよりも
むしろ研究のスポンサーの財政規模、

製薬会社がスポンサーとなってワクチンの安全性を肯定する内容の論文が
より掲載されやすい傾向にある、と
British Medical Journalに発表した論文で。

研究者の1人は
「製薬会社がスポンサーの場合、
その研究論文の別刷りを沢山購入するし
社内で多言語に翻訳もすることも多い。
ジャーナルにとっては広告スペースの購買客でもある。

ジャーナルもそうした資金源について
全面的なディスクロージャーを行うべきだ」と。

NVICはずい分前から
連邦政府のワクチン認可と方針・摂取義務付けに
ワクチン製造元からの不適切な影響を指摘しており、
現在はヒト・パピローマウイルスに対するGardasilワクチンのリスクを調査するよう
Obama政権と議会に求めているところ、とのこと。



ヒト・パピローマ・ウイルスといえば、
ノーベル賞の選考過程にアストラゼネカの関与が疑われていたことが思い起こされます。

2月15日の朝日新聞にも取り上げられていましたが、
あまりに短期間にあまりに多くのワクチンを接種することに対する
漠然とした不安感に加えて、

英米のニュースから垣間見える
製薬会社の巨大利権を巡る人権無視、人命軽視
なりふり構わぬマーケッティング

そうした製薬会社と医師らや政府の癒着
……などなどへの不信感が、

米国の親たちのワクチン拒否の背景にあるんだろうな、とは感じているところ。


2009.02.17 / Top↑
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