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現在、米国でOTやSTなど自閉症の治療に関して
保険会社に支払いを義務付ける法律を整備しているのは27の州とワシントンDC。

ただし上限年齢は州によって様々で
Marylandでは19歳まで。
DCは21歳まで。

まだ法整備されていないVirginia州に住み
3人の子どものうち2人が自閉症だという一家の場合
その2人の治療費に2年間で5万ドルがかかったとのこと。

父親が業績のよいハイテク企業の社長さんだから出せるけれども、
それでも、子どもたちに必要なだけのセラピーは受けさせられていない、と。

米国精神衛生研究所のInsel 所長によると、
自閉症児1人に一生の間にかかる治療と介助のコストは300万ドル。

早期介入には年間6~8万ドル。
行動療法のセラピストのチャージは1時間180㌦に上る場合も。

で、Virginia州の自閉症児の親たちは
法整備を求めて議会に働きかけているのだけれど、

この経済危機の中、それでなくても保険会社は給付対象を狭めているというのに
政府からあれもこれも義務付けられることに反発しきりで
The National Federation of Independent Businessesでは
自閉症治療のコストを引き受けさせられたら廃業だと。

Seeking Help for Autistic Kids
The Washington Post, February 2, 2009


インターネットの新聞記事を開くと、
Googleが勝手に引っ張ってくる広告が片隅にずらっと並ぶのですが、

上記記事の場合、一番上に来ていたのは
キレーション治療薬のネット販売だった……。




        
2009.02.04 / Top↑
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