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国際脳卒中カンファで、脳出血の患者から生命維持治療の引き上げが早すぎる可能性の指摘。生命維持治療が引き上げられた症例の4%では、臨床アウトカムが治療許容範囲の意識レベルだったとの調査結果。「独断的に予後を悪く考えるペシミズム」によるものでは、と。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/02/life-sustaining-treatment-withdrawn-too.html

NJ州の地元紙が社説で「自殺幇助合法化に向けた法案3328は、オレゴンとワシントンとまったく同じで、回復の可能性も気持ちが変わる可能性も否定するものだとして、成立阻止を呼び掛け。
http://www.nj.com/south-jersey-voices/index.ssf/2013/02/editorial_reject_nj_assisted-s.html

同じくNJの自殺幇助合法化問題で、うつ病治療と痛みのコントロールができれば自殺幇助は減るはず、と読者の手紙。
http://www.app.com/article/20130215/NJOPINION02/302150017/If-depression-pain-treated-assisted-suicide-less-likely

Clinical Kidney Journalの2月号に、101歳の慢性腎臓病患者への人工透析の是非を論じる論文。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/02/dialysis-for-101-year-old-patient.html

たび重なるNHS病院でのケアの劣悪問題で、特に問題が発覚して調査が行われていたMid Staffordshire のNHSトラストへの調査で、2月6日に詳細な報告書が刊行されている。2010年にスキャンダルが発覚した時のエントリーはこちら ⇒清拭も食事もトイレ介助もなし……の英国NHSの病院ケア(2010/2/25)
http://www.midstaffspublicinquiry.com/report

英国のケアラー総数、2001年からの10年間で11%も増加。
http://www.app.com/article/20130215/NJOPINION02/302150017/If-depression-pain-treated-assisted-suicide-less-likely

日本。寝たきりの妻を殺害、容疑の80歳夫を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130216-00000348-yom-soci

日本。15歳孫を殺害容疑、66歳の祖父逮捕…福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130216-00000742-yom-soci

ドイツの裁判所、ドナー精子で生まれた子どもに生物学上の父親を知る権利を認める。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10394#comments

オバマ政権、脳科学研究に予算を投入。NYT。中身まで読む気がないので、タイトルとリードのみ。:ってことは、この領域での国際競争が加速するので、財政がどんなに破たんしていようと各国ともこの辺りにゼニをつぎ込む以外に生き残る方策がなくなる、ということ。そして「そして誰もいなくなった」への道をひた走る……。
Obama Seeking to Boost Study of Human Brain: The Obama administration is planning a decade-long scientific effort to examine the working of the human brain and build a comprehensive map of its activity.

ビル・ゲイツとメキシコの大富豪Carlos Slimとが、1960年代に「グリーン・レボリューション」を始めたthe International Maize and Wheat Improvement Centerに2500万ドルの資金を提供。GM種子の開発に。つまりモンサント路線。グリーン・レボリューション、GM農業改革については ⇒ ゲイツ財団がインドで目論んでいるのはワクチン普及だけでなくGM農業改革も(2011/4/16) 60年代のグリーン・レボリューションは「結局は途上国の土壌を荒廃させ、貧富の格差を招いて失敗した」「ロックフェラーが50年前にやったことを今度はゲイツ財団がインドでやろうとしている、とNair氏は言う」「もちろん50年間に科学とテクノは進歩したのだから、今度の品種改良は遺伝子組み換え技術(GM)で作ったタネを使う」 なるほど、それをインドだけではなくメキシコでも、というわけか。 これなんかも ⇒ “大型ハイテクGM強欲ひとでなし農業”を巡る、ゲイツ財団、モンサント、米国政府、AGRAの繋がり(2011/10/27)
http://newindianexpress.com/world/article1465359.ece

日本でも問題になった「死体の展覧会」がそもそも出てきた大元のところのプラスティネーション技術を考案したGunther Von Hagens医師へのインタビュー。2010年に展覧会の収入はがた落ちとなり、中国でのプラスティネーション工場も機能停止状態、シベリアでの共同事業の話もスキャンダルで立ち消えとなって、破産寸前とのこと。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10396#comments

【関連エントリー】
死体の展覧会(2008/2/22)
「人体の不思議展」中止要望書への緊急署名(2008/5/5)
2011年5月30日の補遺(京都府警が立件見送り)
2011年2月26日の補遺(京都地裁、訴えを棄却)
「死体は見世物か『人体の不思議展』をめぐって」を読んだ(2012/8/29)


J&J社が製造販売する置換股関節が不具合のために市場から回収されたスキャンダルはかなり前から報道されているけど、その不具合について、同社顧問の医師は回収の2年も前から気付き、同社に通知していながら、それ以上の行動を起こしていなかったことが明らかに。
http://www.nytimes.com/2013/02/17/sunday-review/the-hip-replacement-case-shows-why-doctors-often-remain-silent.html?_r=0

日本語。97%の都市で地下水汚染=高まる危機感―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130217-00000058-jij-cn

Save the Childrenのパンフ(日本語版)「子どもに対する暴力のない社会を目指して 体罰を廃止したスウェーデン30年の歩み」。末尾は、「あらゆる子どもが、身体的・精神的暴力をまったく受けずに育つ権利をもっています。その権利を守るという終わりなき仕事を続けるには、子どもに優しい市民社会と、親に支援と手助けをし、子どもの法的権利を守る国家が、必須条件なのです」
http://www.kodomosukoyaka.net/pdf/2009-sweden.pdf

日本語。欧州 緊縮政策で深刻化 子の貧困・若者の失業「失われた世代つくる」救援団体が警告:日本で起こっている生活保護費の急増だって、働けるのに働かない怠け者の問題ではなくて、こっちの文脈の問題だと思うけど、何しろ世界で起こっていることが大して報道されていなければ、それらの世界の動向を踏まえた日本の問題の読み方だってできにくい状況がまずあるわけで。それが世論誘導をたいそう簡単にしている印象がある。日本のメディアの責任は大きいと思う。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-02-17/2013021707_01_1.html

日本。難病の子どもがおとなになると大変困ったことになる件。
http://togetter.com/li/456383

新潟県の障害者職員採用資格制限に関しての意見書と経過報告 「点字、手話通訳及び筆談による対応は行いません。」「自力により通勤ができ、かつ、介助なしに職務の遂行ができる人」「勤務場所にはエレベーターがありません」
http://dpi.cocolog-nifty.com/vooo/2013/02/post-c0b7.html

ツイッターで学校批判した桜宮高生が無期停学? 「この生徒を助けよう」「言論の自由はないのか」とコメント殺到。
http://www.j-cast.com/2013/01/28163000.html
2013.02.19 / Top↑
カナダ医師会(CMA)がオンラインで2000人の医師に調査を行ったところ、

不治の病の場合に、
「他者の命を作為的に終わらせることが明らかである行為を
それと知った上で意図的に行うこと、またその行為を共感と思いやりを持って行うこと」と
定義された「安楽死」について、

参加を希望した医師は20%のみ。
42%は拒否。

23%はどちらとも分からない、と答え、
15%は無回答。

また自殺幇助に関しても同様の結果となり、

幇助すると答えたのは16%のみ。
44%は拒否。

26%はどちらとも分からないと答え、
15%は無回答。

Canadian doctors divided over euthanasia
BioEdge, February, 13, 2013


カナダの最近の動きについては ↓

カナダ王立協会の終末期医療専門家委員会が「自殺幇助を合法化せよ」(2011/11/16)
ケベックの尊厳死委員会から24の提言:メディアは「PAS合法化を提言」と(2012/3/24)
カナダBC州最高裁からPAS禁止に違憲判決(2012/6/18)
2013年1月16日の補遺(ケベック州の副保健大臣がPAS合法化を明言)


              ―――――


一方、フランスでは
605人の医師らへの電話調査で
60%が積極的安楽死を支持した、とのこと。

French doctors endorse euthanasia
BioEdge, February, 15, 2013


【フランスのPAS合法化法案関連エントリー】
フランス上院、25日に自殺幇助合法化を審議(2011/1/13)
フランスの安楽死法案、上院の委員会を通過(2011/1/19)
フランス上院が自殺幇助合法化法案を否決(2011/1/27)
フランスの大統領候補が「当選したら積極的安楽死を合法に」(2012/2/6) ⇒で、この候補が当選して現在のオランド大統領。
2013.02.19 / Top↑
去年、以下のエントリーを書いた時に、

ビッグ・ファーマのビッグな賠償金(2012/7/4)

メルク社が
鎮痛剤 Vioxx がリューマチで認可される前から治療薬として違法なプロモを行い、
その後、心筋梗塞リスクが判明し、04年に市場から引き上げられた件で
売り上げのために心臓病リスクについて説明を偽った疑いに対して、
同社が11年11月に9億5000万ドルの賠償金を支払って
政府と和解したことについて書きました。

エントリーはその他のビッグファーマのスキャンダルも含めて
ProPublicaの記事を紹介した者ですが、
メルクの和解単独では、当時のNYT記事はこちら ↓

Merck to Pay $950 Million Over Vioxx
NYT, November 22, 2011


で、そのメルク社、
今度はコレステロールを下げる薬 Vytorinを巡って、
またぞろ巨額の賠償金で和解した、というニュースがあったので、

同じような話なんだろうなと思いながら、
目を通してみたら……、びっくりしたなぁ、もう。

Vioxxのスキャンダルなんかとは、
また一味違う訴訟の話だった。

スキャンダルそのものは、
治験データを隠ぺいしたまま2002年にFDAの認可を受け、
スタチンよりも効くという触れ込みでVytorinを大々的に売り出して
ぼろ儲けしながら、実際に使ってみた医師らからそれほどの効果がないと
苦情が出て初めて治験データを明かした、という
昨今では「あら、ビッグファーマがまたやったのね」といった類のもので、

ここまでについては
メルク社はとっくの昔に消費者と保険会社から集団訴訟を起こされて、
09年に4150万ドルの賠償金で和解しているし、
同じく09年に消費者保護違反で調査を始めた検察とも
5400万ドルで和解しているんだとのこと。

それなのに、なんで今回また訴訟かというと、
なんと、この訴訟、メルクの株主たちが
そのスキャンダルで株価が下がったために
損害を被ったとして起こした訴訟だということ。

刑法違反の疑いや政府の調査とも関係ないのに、これだけ巨額の和解金というのは、
どうやら、前代未聞の話らしい。

このままゆくと3月には陪審員裁判になってしまうため、

「この件は済んだこととして
世界中の健康改善のための科学イノベーションに集中する方が
メルクにとっても株主にとっても最善の利益というもの」(メルクの関係者)と
6億8800万ドルを支払って和解することに同意。

Merck Settles Suits Over Cholesterol Drug
February 14, 2013


08年から相次いで明らかになったビッグ・ファーマのスキャンダルについては
冒頭にリンクした「ビッグ・ファーマのビッグな賠償金」のエントリー末尾に
リンク一覧がありますが、

最近のものでは、↓
米国の“鎮痛剤問題”(2012/10/19)
“オピオイド鎮痛剤問題”の裏側(米)(2012/10/20)
製薬会社資金に信頼性を失っていく治験データ……Avandiaスキャンダル(2012/11/30)



これらから見えてくるのは、なんというか、もう
治験データの隠ぺい、ねつ造は当たり前、みたいな……。

それで足りなきゃ自分たちのカネと自分たちでツバつけた学者に
自分たちでデザインした治験をやらせて、思い通りのデータを出させるわ、
その報告論文だってゴーストライターに書かせて羞じないわ、
プロモのためなら、どんなにゼニばらまいて、どんな汚いことだって……みたいな……。

それでバレて、訴訟を起こされたって、
相手が消費者だろうと政府だろうと株主だろうと、
それぞれに大枚のゼニさえ払えば「済んだことに」できるし……みたいな……。

でもって、プロモでばらまかれる大金も、
賠償金として支払われる大金も、みんな、みんな、薬を買う消費者につけ回されるわけで、
ビッグ・ファーマが本来の使命とはズレたところで
こうして湯水のように使うゼニの話を読むたび、考えてしまう。

医療費を押し上げている要因の一端は、実はここにあるのでは……?


それから、
もうひとつ、どうしても考えてしまうのは、例えばこういう「大きな絵」のこと ↓

事業仕分けの科学研究予算問題から考えること
「必要を創り出すプロセスがショーバイのキモ」時代と「次世代ワクチン・カンファ」(2010/5/29)
“プロザック時代”の終焉からグローバル慈善ネオリベ資本主義を考える(2011/6/15)
AJOB巡るスキャンダルには、幹細胞治療や日本の医療ツーリズムも“金魚のウンコ”(2012/2/15)
2013.02.19 / Top↑
連絡ノートより。

この場面に登場するBさんは、
くつした泥棒のエントリーに登場したBさんです。


先日、デイルームでの出来事です。

ゆったりした時間が取れ、看護部、育成課スタッフも
入所者さんとかかわりの時間を過ごしていました。

ミュウさんはTVにくぎづけだった……のですが……

座位でTVを見たりボールを握ったりしていたBさんに、
スタッフが手を叩いて「こっちに投げて―」とアピールしていました。
始めは2人だったのが、少しずつ手を叩くスタッフが増えていくと、

オヤッ? 

楽しそうな、この空気を感じたミュウさん。

TVの方からくるりっと向きを変え、
「私も―――。私も―――」と誰よりもアピール。

手をあげ、声を出し、反り返って、
そのアピールぶりにはスタッフ一同、大爆笑。

なのに、なのに……。

アピールを受けているBさんはスタッフにもミュウさんにも興味なく、
持っているボールが気になるのです。

そんな笑いに包まれた時間です。


これもまた、「くつした泥棒」と同じく、

誰ひとりとして自ら望んでそこで暮らしているわけではない施設の、
なんてことない日常の暮らしの一場面――。


          ―――――――――

ノートには書かれていないのですが、
しばらく前に、複数のスタッフから
「ミュウさんがものすごく怒った」という話を聞きました。

昼食時には音楽がかかるのですが、
その日は午前中にミュウと誰かスタッフのやり取りで
何かのCDをかけてもらう約束ができていたらしいのです。

ところが、それを知らない別のスタッフが他の音楽をかけてしまった。
そこでミュウは猛烈な勢いで怒り、憤然と抗議したのだそうです。

(何度目かのお断りをしておくと、うちのミュウは重い障害のため言葉を持ちません。
それでも「憤然と抗議」するウチの娘も、また、その彼女の行動を
ちゃんと「猛烈に怒っている」「憤然と抗議している」と受け止めてくださるスタッフも、
共に実に大したものだ、と私は常々……。あ、もちろん父と母は
もうしょっちゅう「憤然と抗議」されておりますです。はい)

その時の怒り方というのが、、
別々の場面で複数のスタッフから
それぞれ異口同音に聞くところでは「すごかった」んだ、と――。

まぁ、「この母にして……」という解釈もあるかと
Spitzibaraとしては拝察もするわけですが、しかし、それはそれとして、

母は、この話が、とにかく、もう無性に嬉しかった。

喜びとか感激といった、プラスの感情は割と表現しやすいと思うのだけど、
マイナスとされる感情の中でも、とりわけ怒りは、
それを表現しても許されると感じられる相手に対してでなければ
なかなか表現できにくいものだと思うのです。

この人には甘えても許してもらえると感じる相手でなければ
人は甘えることができないのと同じように。

だから「猛烈に怒った」というのを聞いて、

あぁ、ミュウは怒りを表現できるだけ、
ここに安んじてありのままでいられる自分の居場所を
ちゃんと持てているんだ、って思って、

それはもう、本当に、心の底からありがたく、嬉しかった。

それは、やっぱり「くつした泥棒」や今日のこのエピソードのように、
「笑いに包まれた時間」を共有しながら、共に暮らしてくださるスタッフの
温かいまなざしのおかげなのだと、つくづく……。

どうか、こんなふうに「笑いに包まれた時間」を
支援される人と支援する人がゆったり共有できるだけの余裕が、
日本中の福祉の現場にいつまでもあり続けますように――。
2013.02.19 / Top↑
堤未果の「ルポ貧困大国アメリカ」を思い出す記事がProPublicaに――。

思いだすのは、例えば、
08年に読んだ時のエントリーで以下のように書いたこと。

詐欺同然の口車で軍にリクルートしては真っ先にイラクの前線に送り込む恐ろしいカラクリ。

貧困が徴兵装置として機能する格差社会。不法移民も貧困層も兵士として使い捨てにする分にはまだしも使い道があるといわんばかりに。

しかも戦争まで民営化されて民間の会社が“社員”を雇って“派遣”するのだから、国には責任は全くないし、給料だって条件だって無法地帯みたいなもので、どんなに非人間的な条件であろうと不満があれば辞めればいい、それ以外に生きていけないからやるという代わりの人間はいくらでもいる、と。まさに「使い捨て」。

宅配ドライバーさんと「ルポ貧困大国アメリカ」(2008/4/8)


これを思い出させられたのは、

そんなふうにイラクへの戦争要員を派遣している民間の警備会社が
「労働者」30人が死んだことを法で定められている通りに迅速に報告しなかったとして、
米国労働省から75000ドルの罰金を科せられた、という7日のニュース。

The Sandi Group という
ワシントンDCに本部を置く民間企業の「従業員」が
03年から05年の間にイラクで働いている間に「殺された」ことが迅速に報告されなかった。

(”殺される be killed”という表現そのものは、英語では
事故など、自然な死に方でない場合には普通に使われているものですが
ここで言われる「労働者」「従業員」の方々の死に方が
普通の事故死ではなかっただろうことも
また容易に想像されるわけで……)

Sandi Goup は05年以降、
少なくとも米国政府から8090万ドルの契約を請け負って
多くのイラク人をセキュリティ・ガードとして雇っているという。

米国政府はイラクとアフガニスタンの戦争地域で働いている派遣企業の民間人に
医療費や死亡保障などを労災として提供する事業を作ってはいるものの
ProPublicaは一連の報道で、その不備を指摘してきたところ。

多額の税金がその事業につぎ込まれているというのに
派遣会社は支払いを渋るのが常で、特に外国人社員には
何の補償も受けられていないケースが多い。

そうした報道を受け、
米国労働省は派遣要員の死傷者数の公開を始め、
派遣企業がそれらを報告する迅速さを評価するようになった。

今回のSandi Groupへの罰金も、
そうした派遣企業への規制強化の一環と見られる。

昨年12月段階で、
イラクでの派遣要員の死者は 3,258人。
負傷者は 9万人。

Iraq War Contractor Fined for Late Reports of 30 Casualties
ProPublica, February 7, 2013
2013.02.19 / Top↑