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HPV子宮頸がんワクチン関連

英米ではみんなが受けていると言わんばかりに日本で盛んに宣伝されている子宮がんワクチンだけど、米国CDCの発表で去年推奨どおりに3回受けたのは女児のたった27%。しかも前年より増加して、それ。以下にこのワクチンに対する不信感が大きいかの表れ。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198564.php

そのHPVワクチンを男児にも、という話が出てきていて、米国で論争になっている。:いいかげんにしろ、製薬会社。この問題、詳細は以下の5月13日のエントリー(最後のヤツ)にも。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198551.php

【関連エントリー・日本】
「HPVワクチン」検索結果の怪(2008/9/2)
朝日のワクチン記事にも「米国では」の印籠(2009/8/8)

【HPVワクチン関連エントリー・海外】
CDCが11,12歳に髄膜炎、百日咳、子宮がんのワクチン接種を呼びかけ(2008/9/2)
英国でHPVワクチン義務化、親の反発必至(2008/9/5)
今度は乳がん予防のワクチンだと(2008/9/15)
ノーベル賞選考過程にHPVワクチン特許持つアストラゼネカ関与の疑惑(2008/12/18)
CA州で女児4人に1人がHPVワクチンを接種(2009/2/21)
HPVワクチン普及目的で保健当局が学校に女児の個人情報を要求(NZ)(2009/4/3)
3医学会がHPVワクチン製造元の資金で学会員にワクチンを推奨(2009/8/19)
2009年8月21日の補遺(Washington DCの学校で事実上義務化との情報あり)
HPVワクチン接種後に13歳女児が死亡(英)(2009/9/29)
2009年12月24日の補遺(CDC前センター長がMerck社のワクチン部門責任者として天下り)
CDC前センター長はHPVワクチン売ってるMerck社のワクチン部門トップに天下り(2010/3/9)
HPVワクチン、今度は男の子狙いときて親の警戒アップ(米)(2010/5/13)


その他の話題

全然まだ開いてもいないけど、厚労省の「仕事と介護との両立に関する実態把握のための調査結果について」。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/shigoto_kaigo/index.html

カナダ、ケベック州で自殺幇助合法化に7割が賛成という世論調査。:インターネットで反対キャンペーンを始めた人のコメントがとても興味深い。そんなこんな、いろいろ盛り込んで大きなエントリーを書いていたのに、うっかりワン・クリックで原稿をおシャカにしてしまった。何故かゴミ箱にもない。泣いた……。立ち直れないので、書きなおすのは止めて、補遺に。
http://www.montrealgazette.com/news/cent+Quebecers+support+euthanasia/3430093/story.html

上記と同じGazette紙で、同社の記者が、末期がんを患いながら死の寸前まで自殺幇助合法化に反対するコラムを書いたHugh Anderson氏の担当編集者だった経験から、尊厳dignityを問題にして議論するのではなく、肉体的精神的スピリチュアルな安楽 comfort を問題にすることで、より話が分かりやすくなり、お金と資源があれば用意できるものだということが見えやすくなるのでは、と、なかなかな提案をしている。
http://www.montrealgazette.com/health/seeking+dignity+dying+might+find+comfort/3431064/story.html

Boston Globe紙に、MA州の88歳の健康なカトリック信者の女性がなぜ自殺幇助合法化を支持するか、を描いた長文の記事がある。ちょっとAlison Thorpeのような剥きつけの語り口に不快感がぬぐえないのだけど、この人が言うことをたどっていると、いかに紙の自己決定権論者が言う「尊厳のある死」の尊厳が、死そのものの問題ではなく、高齢者や死にゆく人への医療のあり方や社会の処遇の問題であるか、ということが良く分かる。
http://www.boston.com/yourtown/quincy/articles/2010/08/22/arguing_for_control_of_her_death/

海外へ生殖補助医療を求めていくカップルを国外にとどめるため、英国で生殖子ドナーへの高額な支払いが認められる方向?
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2010/aug/22/fertility-eggs-sperm-donors

この時期、新入生を迎える米国の大学で、子離れできていない親たちがいつまでも居座るので、「お別れセレモニー」を企画したり追い出しに苦労している。:なんか、これ、ものすごく象徴的な感じがする。未成熟で、子どもにからみつくことによって自分をなんとか維持している大人が増えているんじゃないだろうか。絡みつくということは、子どもの人格を自分の中に飲み込んでしまって、思うようにコントロールすることでもある。だから、社会全体としても、子どもの権利の侵害に無頓着で、親の欲望ばかりが許容され肥大化されていく方向に向かっているんじゃないだろうか。恐ろしいことだ。
http://www.nytimes.com/2010/08/23/education/23college.html?_r=1&th&emc=th

米国では通常思われている以上に、親が子供を叩いている。3歳児で65%。:これも、上記の子離れできない親の問題と実は繋がっているのだ、と思う。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198578.php

Wikileaksの創設者Assange氏のレイプ容疑が取り下げられた件で、容疑は警察がメディアにリークしたものだったことが判明。:どうしても思い出すのは植草氏とか高橋氏とか。恐ろしいことだ。
http://www.guardian.co.uk/media/2010/aug/22/wikileaks-julian-assange-sweden

上記の件で、陰謀説が出ている。:当たり前だよね。本当に恐ろしいことだ。
http://www.nytimes.com/2010/08/24/world/europe/24wikileaks.html?th&emc=th

遺伝子スキャンで、これまで別種の脳障害と考えられてきた発達障害が1つの遺伝子変異で起こっていることが明らかになった、と。:ふ~ん。こういうの、すぐに飛びついて信じてもいいのかなぁ。あくまでも多くの可能性の1つで、複合的な要因で起こることに変わりはないという姿勢が大事なような気がするんだけど。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198578.php

連邦裁判所が、ヒト胚を壊す研究への政府の助成は法律違反、と判断。どうする、Obama政権?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/08/23/AR2010082303448.html?wpisrc=nl_cuzhead
http://www.nytimes.com/2010/08/24/health/policy/24stem.html?_r=1&th&emc=th

慢性疲労症候群にロタウィルスが関与?:じゃぁ、これもまた「ワクチンで予防」の対象ね。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/08/23/AR2010082304486.html?wpisrc=nl_cuzhead

英国で延命エビデンスのある大腸がんの抗がん剤が高価すぎるのでNHSでは受けられないことに。最近、抗がん剤でこういう決定が続いている。:こういうニュースを聞くたびに思うのだけど、各種最先端医療のコストだけは何故か言われないような……。
http://www.guardian.co.uk/society/2010/aug/24/avastin-too-expensive-for-patients
2010.08.24 / Top↑
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