新年あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
とはいえ、新年早々、なんとも気分の悪いニュースです。
去年はカナダの王立協会から同様の提言が出たばかり。
------
英国上院の前議長Falconer議員といえば、
09年に改正法案を提出するなど、もともと合法化論者として有名な方。
そのFalconer議員が委員長となり
こちらも合法化運動の広告塔、作家のTerry Pratchettの資金提供で
去年立ち上げられたのがthe Commission on Assisted Dying。
Falconer議員とFalconer委員会関連エントリーはこちら ↓
自殺法改正案提出 Falconer議員 Timesに(2009/6/3)
英国上院、自殺幇助に関する改正法案を否決(2009/7/8)
英国上院に自殺幇助に関する検討委員会(2010/11/30)
上記エントリーにも書いている通り、
当初から合法化支持に立場の委員に偏っているとの指摘がありましたが、
予想通り、対象者を限定しセーフガードを十分に用意した上で
自殺幇助を合法化するよう法改正を求める報告書を今週中に出てくる模様。
この情報を受け、
哲学者のMary Warnockが
一番悲惨なのは自殺に失敗することだから、
ノウハウを知っている医師や看護師が自殺幇助するのが望ましいといった趣旨の
論考をObseverに寄せているらしい。
ざっとした検索ではヒットしなかったし、
さして読みたい気分でもないので、このエントリーではパス
法務大臣のスポークスマンは
自殺幇助合法化問題は政府ではなく議会で議論すべきこと、とコメント。
End the ban on assisted suicide, report will urge the government
The Guardian, January 1, 2011
【1月4日追記】
英国のFalconer委員会報告に関する記事。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/law-and-order/8987017/Lord-Falconer-assisted-suicide-law-fails-to-protect-or-punish.html
http://www.telegraph.co.uk/news/politics/8987593/A-duty-of-care-to-our-last-days-on-Earth.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2080927/Cameron-faces-new-pressure-end-ban-assisted-suicide.html?ito=feeds-newsxml
Falconer委員会報告に先んじて前警察署長が自殺幇助に関する法の明確化を呼び掛けていた。
http://news2.onlinenigeria.com/world/uk/131384-law-on-assisted-suicide-confusing-and-unsafe-says-former-met-chief-blair.html
【Pratchette氏の発言に関するエントリー】
作家 Terry Partchett “自殺幇助法案”を支持(2009/7/1)
自殺幇助ガイドラインに、MSの科学者とアルツハイマーの作家それぞれの反応(2009/9/23)
作家 Pratchette氏「自殺幇助を個別に検討・承認する委員会を」(2010/2/2)
Pratchett氏の「自殺幇助委員会」提言にアルツハイマー病協会からコメント(2010/2/3)
BBC、人気作家がALS患者のDignitas死に寄り沿うドキュメンタリーを作成(2011/4/15)
【Mary Warnock氏の発言に関するエントリー】
英国著名哲学者、認知症患者に「死ぬ義務」(2008/9/29)
BMJの副編が「生きたい障害者が死にたい病人のジャマするな」(2009/9/6)
Warnock, Finlay, Purdy他が自殺幇助で円卓会議(2010/1/31)
今年もよろしくお願いいたします。
とはいえ、新年早々、なんとも気分の悪いニュースです。
去年はカナダの王立協会から同様の提言が出たばかり。
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英国上院の前議長Falconer議員といえば、
09年に改正法案を提出するなど、もともと合法化論者として有名な方。
そのFalconer議員が委員長となり
こちらも合法化運動の広告塔、作家のTerry Pratchettの資金提供で
去年立ち上げられたのがthe Commission on Assisted Dying。
Falconer議員とFalconer委員会関連エントリーはこちら ↓
自殺法改正案提出 Falconer議員 Timesに(2009/6/3)
英国上院、自殺幇助に関する改正法案を否決(2009/7/8)
英国上院に自殺幇助に関する検討委員会(2010/11/30)
上記エントリーにも書いている通り、
当初から合法化支持に立場の委員に偏っているとの指摘がありましたが、
予想通り、対象者を限定しセーフガードを十分に用意した上で
自殺幇助を合法化するよう法改正を求める報告書を今週中に出てくる模様。
この情報を受け、
哲学者のMary Warnockが
一番悲惨なのは自殺に失敗することだから、
ノウハウを知っている医師や看護師が自殺幇助するのが望ましいといった趣旨の
論考をObseverに寄せているらしい。
ざっとした検索ではヒットしなかったし、
さして読みたい気分でもないので、このエントリーではパス
法務大臣のスポークスマンは
自殺幇助合法化問題は政府ではなく議会で議論すべきこと、とコメント。
End the ban on assisted suicide, report will urge the government
The Guardian, January 1, 2011
【1月4日追記】
英国のFalconer委員会報告に関する記事。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/law-and-order/8987017/Lord-Falconer-assisted-suicide-law-fails-to-protect-or-punish.html
http://www.telegraph.co.uk/news/politics/8987593/A-duty-of-care-to-our-last-days-on-Earth.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2080927/Cameron-faces-new-pressure-end-ban-assisted-suicide.html?ito=feeds-newsxml
Falconer委員会報告に先んじて前警察署長が自殺幇助に関する法の明確化を呼び掛けていた。
http://news2.onlinenigeria.com/world/uk/131384-law-on-assisted-suicide-confusing-and-unsafe-says-former-met-chief-blair.html
【Pratchette氏の発言に関するエントリー】
作家 Terry Partchett “自殺幇助法案”を支持(2009/7/1)
自殺幇助ガイドラインに、MSの科学者とアルツハイマーの作家それぞれの反応(2009/9/23)
作家 Pratchette氏「自殺幇助を個別に検討・承認する委員会を」(2010/2/2)
Pratchett氏の「自殺幇助委員会」提言にアルツハイマー病協会からコメント(2010/2/3)
BBC、人気作家がALS患者のDignitas死に寄り沿うドキュメンタリーを作成(2011/4/15)
【Mary Warnock氏の発言に関するエントリー】
英国著名哲学者、認知症患者に「死ぬ義務」(2008/9/29)
BMJの副編が「生きたい障害者が死にたい病人のジャマするな」(2009/9/6)
Warnock, Finlay, Purdy他が自殺幇助で円卓会議(2010/1/31)
2012.01.13 / Top↑
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