やっと少し暖かくなったので、
ミュウと散歩して近所のモスへ。
ハサミで微細に刻んだバーガーは親が食べさせるけど、
大好きなポテトだけは、いつも「持たせろ」と手を伸ばしてくる。
握らせると、苦労しながらも
一か所だけ噛み切ることができる左奥歯に持っていき、
なんとか自分で上手に食べる。
時々、その手が母親の顔の前にぬっとやってきて、
ポテトを口に突っ込もうとする。
なぜか食べさせてもらえるのは母親だけなので、
ありがたく、
クソ握りでつぶれたポテトをいただく。
そして、言葉を持たない娘は、
私の前に顔を近づけ、
目をきらきら見開いて、
顔全体で「おいっしーねっ、ねっ、おかーさん!」と言う。
弾んだ口調で言う。
「うん。おいしーね」と、私も目だけで応じて、
その瞬間の完全無欠な幸福に、涙ぐみそうになる。
ミュウと散歩して近所のモスへ。
ハサミで微細に刻んだバーガーは親が食べさせるけど、
大好きなポテトだけは、いつも「持たせろ」と手を伸ばしてくる。
握らせると、苦労しながらも
一か所だけ噛み切ることができる左奥歯に持っていき、
なんとか自分で上手に食べる。
時々、その手が母親の顔の前にぬっとやってきて、
ポテトを口に突っ込もうとする。
なぜか食べさせてもらえるのは母親だけなので、
ありがたく、
クソ握りでつぶれたポテトをいただく。
そして、言葉を持たない娘は、
私の前に顔を近づけ、
目をきらきら見開いて、
顔全体で「おいっしーねっ、ねっ、おかーさん!」と言う。
弾んだ口調で言う。
「うん。おいしーね」と、私も目だけで応じて、
その瞬間の完全無欠な幸福に、涙ぐみそうになる。
2012.03.14 / Top↑
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