久しぶりに、ニュースタイトルを見て、にんまりした――。
オーストラリアのDr. Death こと Dr. Philip Nitschkeについて
当ブログでも、その動向をかなり追いかけてきていますが、
当ブログでも、その動向をかなり追いかけてきていますが、
そのDr. N の主催するExit International の事務所に
警察が家宅捜査に入った、とのこと。
警察が家宅捜査に入った、とのこと。
今年6月20日ブリスベーンでヘリウム自殺をした男性 Frank Ward(76)の件に関連して
事務所から書類を押収。
事務所から書類を押収。
確かにWard氏からは病気を苦に自殺を考えているとしてコンタクトがあったが
自分もExit International の者も、直接手を貸すような違法行為はしていない、と。
自分もExit International の者も、直接手を貸すような違法行為はしていない、と。
Dr. N が最後に警察の聴取を受けたのは
2002年に 痛みを伴う腸の病気(a painful bowel condition)のある女性
Nancy Crickさん(70)が21人の支持者の前で致死量の Nembutalを飲んで以来のこと。
2002年に 痛みを伴う腸の病気(a painful bowel condition)のある女性
Nancy Crickさん(70)が21人の支持者の前で致死量の Nembutalを飲んで以来のこと。
この時には捜査が延々と行われたものの、起訴はなかった。
警察は今回の手入れについてノーコメント。
Dr. N については、当ブログでは今年の5月以降のニュースしか拾っていないのですが、
この記事によると、豪連邦警察は去年、
Dr. N と一緒にメキシコへ行って Nembutalを持ち帰ったとして
ヴィクトリア在住のターミナルな患者2人の家を家宅捜査している、とのこと。
Dr. N と一緒にメキシコへ行って Nembutalを持ち帰ったとして
ヴィクトリア在住のターミナルな患者2人の家を家宅捜査している、とのこと。
Dr. N は、95年にノーザン・テリトリーで自発的安楽死が合法化された際、
世界で初めて致死薬を注射した人物。
世界で初めて致死薬を注射した人物。
その法律が廃止され、全オーストラリアで自殺幇助が違法となるまでに
4人の自殺を幇助した。
4人の自殺を幇助した。
【Dr. Nitschke関連エントリー】
オーストラリアのDr. Death、安楽死のワークショップのため英国へ(2009/5/8)
Dr. Death の自殺ワークショップに聴衆100人(2009/5/11)
Dr. Death、今度はUAEの数人に「苦しまずに自殺するコツ」伝授(2009/6/9)
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餓死する権利認められた四肢麻痺男性、Dr. Deathの指南で「やっぱりスイスへ行きたい」と(2009/8/20)
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図書館がDr. Death ワークショップへの場所提供を拒否(カナダ)(2009/9/24)
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2009.11.12 / Top↑
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