シカゴで、子どもがまだ生きているうちから死亡宣告されてしまった親Sheena Lane and Pink Dorseyさんが病院を相手取って提訴。Thaddeus Popeは「心臓死後臓器提供DCDのケースではないが、心機能が自発的に戻ったということはDCDのプロトコルで心停止から摘出までの時間の見直しが必要になるのでは」と。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2012/10/dorsey-v-chicago-mercy-hospital-nied.html
英国の大学生たちが企画した自殺幇助合法化のディベートに、カナダで12歳の脳性マヒの娘を殺して慈悲殺を正当化しているRobert Latimerが招かれたことについて(本人がビザの申請手続きをミスって実現しなかった)、ラティマー事件は自殺幇助とは無関係だ、との指摘。:まったく、その通り。自殺幇助と慈悲殺はきちんと区別すべき。
http://blogs.theprovince.com/2012/10/23/naomi-lakritz-latimer-has-no-place-in-assisted-suicide-debate/
【関連エントリー】
母親による障害児殺し起訴同日かつての障害児殺しの父親Latimer保釈(2008/3/7)
Latimer事件についてHendersonが批判(2008/3/10)
重症児の娘殺したLatimer「裁判所は正直に」と(2008/3/23)
2010年10月10日の補遺:完全釈放が認められた、とのニュース。
NZで母親の自殺をほう助したとして実刑判決を受けた南アの科学者Sean Davisonが2冊目の本を出版。
http://penguin.bookslive.co.za/blog/2012/10/23/sean-davison-continues-the-story-of-his-mothers-assisted-suicide-in-after-we-said-goodbye/
英国の女性Jan Morganさんが、脳卒中の退院後に在宅介護を軌道に乗せるまで。高齢者介護の具体がなかなか見えないので興味深い。まだ読めていないけれど。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/oct/23/struggle-decent-care-home-stroke
DSMの功罪 小児の障害が20倍 「注意欠陥障害は過小評価されていると小児科医、小児精神科医、保護者、教師たちに思いこませた製薬会社の力と、それまでは正常と考えられていた子どもたちが注意欠陥障害と診断されたことによるものです」「米国では、一般的な個性で会って病気とみなすべきではない子どもたちが、やたらに過剰診断され、過剰な薬物治療を受けているのです」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66961&from=tw
【関連エントリー】
子どもへの抗精神病薬でFDAと専門家委員会が責任なすりあい (2008/11/19)
10年間で精神科薬の処方が倍増(米)(2009/5/7)
「12-18歳全員に定期的うつ病スクリーニングを」と専門家が提言(米)(2009/6/3)
BiedermanスキャンダルでADHDの治療ガイドライン案がボツに(2009/11/23)
米国のティーンの間で処方薬の濫用が広がっている(2009/12/1)
中流の子なら行動療法、メディケアの子は抗精神病薬……?(2009/12/13)
双極性障害で抗精神病薬を処方される2-5歳児が倍増(2010/1/16)
2歳で双極性障害診断され3種類もの薬を処方されたRebeccaちゃん死亡事件・続報(2010/2/22)
欧州でADHD治療薬の安全性調査命じられた調査会社が結束して「不能・不要」と回答(2010/3/7)
拘留施設の子どもらの気分障害、攻撃的行動に抗精神病薬?(米)(2010/10/6)
ADHD治療薬の“スマート・ドラッグ”利用を解禁せよ、とNorman Fost(2010/12/28)
「製薬会社に踊らされて子どもの問題行動に薬飲ませ過ぎ」と英国の教育心理学者(2011/1/18)
ある作家が体験的に推理する「ADHD診断増加のカラクリ」(2012/8/21)
小児科ICUの患者はほぼ全員が適用外の薬の処方を受けている。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251781.php
“新型”出生前診断をめぐって 粥川準二 「バイオ化する社会」の粥川さんがシノドスに。基本的なことをとても分かりやすくまとめてくださっていて、勉強になる。アドレスはコピペ不能なので、検索してください。
こちらも粥川さんで、iPS細胞と放射能問題の社会学的考察 マル激トーク・オン・ディマンド 第601回 「ES細胞にしてもiPS細胞にしても、いずれも人間の体以外の場所で細胞を培養しているという点で倫理面での議論は避けて通れない」「人間が人間の命に関わる分野にどの程度まで足を踏み入れることが許されるのかという原理的な議論ももちろん重要だ。しかし、それと同時に、こうした先端医療技術には、社会の格差の問題が投影される点も見逃してはならない」この辺り、「バイオ化する社会」で指摘されていた「社会の痛点」のこと。:エントリーにしていたつもりだったのに忘れていたみたいなので、「介護保険情報」に書いた「バイオ化する社会」の書評をアップしないと。
http://www.videonews.com/on-demand/601610/002566.php
日本。再生医療実用化、国に責務…臨時国会に推進法案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121022-00001767-yom-pol
昨日の補遺で拾った、メディケアのルール改正のニュース。集団訴訟の勝利で、実際に慢性病者や障害者に優しいになったみたい?
http://www.nytimes.com/2012/10/24/opinion/a-humane-medicare-rule-change.html
子どもにオーガニック・フードを食べさせることにこだわるのは関心しない、と米小児科学会。:ここはいつかビタミンDサプリを子どもに飲ませろと推奨したことがあるくらいだからなぁ。 ⇒ 子どものビタミンD不足サプリで補えと米小児科学会(2008/10/15)
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251826.php
祖父母が子育てを担っているケースが増えているが、最近の子育てにまつわる安全基準について祖父母は疎い、という問題を小児科学会が指摘。うつぶせ寝とかカーシートとか、ベビーベッドの安全な使用方法とか。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251783.php
里親がゲイでも、子どもには影響はない。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251766.php
英国で一人の16歳以下の少女を長期に渡って繰り返しレイプしたとして9人の男性を起訴。
http://www.guardian.co.uk/uk/2012/oct/23/nine-men-charged-child-exploitation-rochdale
地震予知失敗で禁固6年 伊の学者ら7人実刑判決
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204V_S2A021C1CR8000/
http://medicalfutility.blogspot.jp/2012/10/dorsey-v-chicago-mercy-hospital-nied.html
英国の大学生たちが企画した自殺幇助合法化のディベートに、カナダで12歳の脳性マヒの娘を殺して慈悲殺を正当化しているRobert Latimerが招かれたことについて(本人がビザの申請手続きをミスって実現しなかった)、ラティマー事件は自殺幇助とは無関係だ、との指摘。:まったく、その通り。自殺幇助と慈悲殺はきちんと区別すべき。
http://blogs.theprovince.com/2012/10/23/naomi-lakritz-latimer-has-no-place-in-assisted-suicide-debate/
【関連エントリー】
母親による障害児殺し起訴同日かつての障害児殺しの父親Latimer保釈(2008/3/7)
Latimer事件についてHendersonが批判(2008/3/10)
重症児の娘殺したLatimer「裁判所は正直に」と(2008/3/23)
2010年10月10日の補遺:完全釈放が認められた、とのニュース。
NZで母親の自殺をほう助したとして実刑判決を受けた南アの科学者Sean Davisonが2冊目の本を出版。
http://penguin.bookslive.co.za/blog/2012/10/23/sean-davison-continues-the-story-of-his-mothers-assisted-suicide-in-after-we-said-goodbye/
英国の女性Jan Morganさんが、脳卒中の退院後に在宅介護を軌道に乗せるまで。高齢者介護の具体がなかなか見えないので興味深い。まだ読めていないけれど。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/oct/23/struggle-decent-care-home-stroke
DSMの功罪 小児の障害が20倍 「注意欠陥障害は過小評価されていると小児科医、小児精神科医、保護者、教師たちに思いこませた製薬会社の力と、それまでは正常と考えられていた子どもたちが注意欠陥障害と診断されたことによるものです」「米国では、一般的な個性で会って病気とみなすべきではない子どもたちが、やたらに過剰診断され、過剰な薬物治療を受けているのです」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66961&from=tw
【関連エントリー】
子どもへの抗精神病薬でFDAと専門家委員会が責任なすりあい (2008/11/19)
10年間で精神科薬の処方が倍増(米)(2009/5/7)
「12-18歳全員に定期的うつ病スクリーニングを」と専門家が提言(米)(2009/6/3)
BiedermanスキャンダルでADHDの治療ガイドライン案がボツに(2009/11/23)
米国のティーンの間で処方薬の濫用が広がっている(2009/12/1)
中流の子なら行動療法、メディケアの子は抗精神病薬……?(2009/12/13)
双極性障害で抗精神病薬を処方される2-5歳児が倍増(2010/1/16)
2歳で双極性障害診断され3種類もの薬を処方されたRebeccaちゃん死亡事件・続報(2010/2/22)
欧州でADHD治療薬の安全性調査命じられた調査会社が結束して「不能・不要」と回答(2010/3/7)
拘留施設の子どもらの気分障害、攻撃的行動に抗精神病薬?(米)(2010/10/6)
ADHD治療薬の“スマート・ドラッグ”利用を解禁せよ、とNorman Fost(2010/12/28)
「製薬会社に踊らされて子どもの問題行動に薬飲ませ過ぎ」と英国の教育心理学者(2011/1/18)
ある作家が体験的に推理する「ADHD診断増加のカラクリ」(2012/8/21)
小児科ICUの患者はほぼ全員が適用外の薬の処方を受けている。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251781.php
“新型”出生前診断をめぐって 粥川準二 「バイオ化する社会」の粥川さんがシノドスに。基本的なことをとても分かりやすくまとめてくださっていて、勉強になる。アドレスはコピペ不能なので、検索してください。
こちらも粥川さんで、iPS細胞と放射能問題の社会学的考察 マル激トーク・オン・ディマンド 第601回 「ES細胞にしてもiPS細胞にしても、いずれも人間の体以外の場所で細胞を培養しているという点で倫理面での議論は避けて通れない」「人間が人間の命に関わる分野にどの程度まで足を踏み入れることが許されるのかという原理的な議論ももちろん重要だ。しかし、それと同時に、こうした先端医療技術には、社会の格差の問題が投影される点も見逃してはならない」この辺り、「バイオ化する社会」で指摘されていた「社会の痛点」のこと。:エントリーにしていたつもりだったのに忘れていたみたいなので、「介護保険情報」に書いた「バイオ化する社会」の書評をアップしないと。
http://www.videonews.com/on-demand/601610/002566.php
日本。再生医療実用化、国に責務…臨時国会に推進法案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121022-00001767-yom-pol
昨日の補遺で拾った、メディケアのルール改正のニュース。集団訴訟の勝利で、実際に慢性病者や障害者に優しいになったみたい?
http://www.nytimes.com/2012/10/24/opinion/a-humane-medicare-rule-change.html
子どもにオーガニック・フードを食べさせることにこだわるのは関心しない、と米小児科学会。:ここはいつかビタミンDサプリを子どもに飲ませろと推奨したことがあるくらいだからなぁ。 ⇒ 子どものビタミンD不足サプリで補えと米小児科学会(2008/10/15)
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251826.php
祖父母が子育てを担っているケースが増えているが、最近の子育てにまつわる安全基準について祖父母は疎い、という問題を小児科学会が指摘。うつぶせ寝とかカーシートとか、ベビーベッドの安全な使用方法とか。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251783.php
里親がゲイでも、子どもには影響はない。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/251766.php
英国で一人の16歳以下の少女を長期に渡って繰り返しレイプしたとして9人の男性を起訴。
http://www.guardian.co.uk/uk/2012/oct/23/nine-men-charged-child-exploitation-rochdale
地震予知失敗で禁固6年 伊の学者ら7人実刑判決
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204V_S2A021C1CR8000/
2012.10.24 / Top↑
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