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仕事の関係で、”救済者兄弟”や映画「私の中のあなた」のこと
まだ、あれこれと考え続けている。

そしたら、今日、
ものすごく基本的な疑問が、ふっと頭に浮かんだ。

なんで今まで考えてみなかったんだろうと不思議なくらい、ごく基本的な疑問。

米国ではES細胞研究でヒト胚を作って廃棄することの倫理問題は
ものすごく大きな議論となって、

そのためにブッシュ政権下ではES細胞研究への公的助成が制約されていたくらいだった。
(民間の資金ではバンバンやってもOKだったところが、倫理問題としてはどうなのか、よく分からないけど)

そういう倫理観を持った国で、
”救済者兄弟”を作るために余分のヒト胚をたくさん作って、
ドナーとしての条件に合うもの以外は廃棄するということの倫理性は、
どうして黙って見過ごされてしまうのだろう。

その矛盾は、一体どういうことなのだろう?

2000年に世界で初めて作られたコロラドの救済者兄弟では
30個の胚が作られたというのだから、
29個は廃棄されたことになるのだけど……?





2009.10.15 / Top↑
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