Washington州の尊厳死法施行1周年を前に
True Compassion Advocates という団体がワシントン大学医療センター前で
同法に抗議するデモを行うと発表。
True Compassion Advocates という団体がワシントン大学医療センター前で
同法に抗議するデモを行うと発表。
ただ、この記事の数字は、他の報道とはかなり違っているのは???
ここでは、52人が同法を利用して自殺。
全部で80件の申請があり、そのうち72人に致死薬が売られた、とされている。
(この件では記事は沢山出ていますが、これ以外は「少なくとも36人」と同じなので
この記事の52人は、ちょっとおかしいのでは、と思います。)
全部で80件の申請があり、そのうち72人に致死薬が売られた、とされている。
この記事の52人は、ちょっとおかしいのでは、と思います。)
気になる記述として、80人のうち、
未治療のウツ病のチェックで精神科医の診察を受けたのがたった4人だった、という点。
未治療のウツ病のチェックで精神科医の診察を受けたのがたった4人だった、という点。
重病の人がうつ病になるのはよくあることなのに、少ないではないか、と。
それから、TCAの会長 Eileen Geller氏は、
尊厳死法の報告義務がそれほど厳しくないことから
実際にはもっと多くの人が同法のもとで死んでいるのではないか、とも懸念。
尊厳死法の報告義務がそれほど厳しくないことから
実際にはもっと多くの人が同法のもとで死んでいるのではないか、とも懸念。
また、TCAのもとには、この1年間に
自殺しなければいけないかのような圧力を感じる高齢者からの電話が寄せられ、
同法によって醸される「死ぬ義務」の空気に、弱い立場の人たちを案じる医療職の声も
届いており、これらは尊厳死法の「コラテラル・ダメージ」だ、と。
自殺しなければいけないかのような圧力を感じる高齢者からの電話が寄せられ、
同法によって醸される「死ぬ義務」の空気に、弱い立場の人たちを案じる医療職の声も
届いており、これらは尊厳死法の「コラテラル・ダメージ」だ、と。
2010.03.05 / Top↑
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