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高齢者の痛みとうつ病に認知行動療法で効果。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/new-ways-to-help-seniors-deal-with-pain-and-depression/2013/06/24/9d7a7e10-c6ea-11e2-9245-773c0123c027_story.html

プライマリー・ケアの開業医の診察時間を延長すると、子どものER利用件数が減る、という調査結果。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262264.php

Malawiで地域での母子保健プログラムと医療サービス改善によって、母子死亡率が改善。マラウィって、麻疹のワクチンを子どもに無料で打ってくれる代わりに全員接種が義務付けられていて、こんなことが起こっていたりもする ⇒ 「ゲイツ財団(の連携機関)が途上国の子どもに銃を突きつけワクチン接種」(2011/7/29)
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262404.php

G8はアフリカ諸国に対して、もっと農業への投資を、と呼びかけ。:グリーン・レボリューションのモンサントGM版……。
www.farminguk.com/WorldNews/G8-urges-Africa-to-invest-more-in-farming-nutrition_7321.html

日本語サイト。フランス映画『世界が食べられなくなる日』のサイト。「人が自分の子どもたちに毒を盛るなど、史上初めてのことです」「原発と遺伝子組み換え。いのちの根幹を脅かす、2つのテクノロジー」
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

スコットランドヤードも、ロンドン警察の腐敗を問題視する活動を監視していた、とか。
http://www.guardian.co.uk/uk/2013/jun/24/metropolitan-police-spying-undercover-officers

テキサスで、全米で最も厳しい中絶規制が実現か。妊娠20週以降の中絶の全面禁止。
http://www.usatoday.com/story/news/nation/2013/06/24/texas-abortion-restrictions/2451189/

日本。大阪。給料最低・小規模校…民間人校長、謝罪なき退職:おそるべき生徒の不在と「ボクの力をどれだけ発揮できるか、ボクの力がどれだけ認められるか、ボクの力にどれだけの報酬が出るか……」。教育は市場原理とは無縁なところにあるものだと思うのだけれど、大阪の教育改革は米国のゲイツ教育改革と感覚が近い?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130626-00000239-yom-soci

そのゲイツ財団が推進するCommon Coreカリキュラムが、現場教師らの戸惑いに。Cf. ビル・ゲイツの公教育改革に、米国の教師が突きつけ始めた“NO”
http://www.washingtonpost.com/local/education/montgomery-teachers-getting-ready-to-teach-tougher-math-curriculum-under-common-core/2013/06/19/ea9fe596-ca13-11e2-8da7-d274bc611a47_story.html

そのCommon Core カリキュラムについて、モンタナの共和党の党員から「IT導入で儲かる企業がカネで教育のスタンダードを買いにきている」との批判。
http://www.lewistownnews.com/articles/2013/06/24/opinion/letters/doc51c87dbddfe36566579675.txt

「数百万人の生死を左右するFTA」(ジャーナリスト堤未果のブログ)「たとえば、製薬会社から特許権や商標権侵害が指摘された場合、インド国内で生産されたジェネリック薬品を輸出するインド政府、そして医師など薬品を提供する人々も訴訟対象になる可能性がある。裁判はインド国内でなく世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターで非公開に行われ、上訴もできない。企業が知的財産保護を掲げ、国際条約の相手国政府を訴えるケースは、年々増える一方だ。11年にはスイスと二国間条約を結ぶウルグアイ政府が「公衆衛生政策は企業利益を脅かす」とし、フィリップモリス社に損害賠償と政策廃止を申し立てられている」 :たぶんここで取り上げた記事だと思うのだけれど、ゲイツ財団に集められていく富裕層の資金が問題である一つに「知的財産権をスーパーリッチが独占していく」ことが挙げられていて、イマイチちゃんと理解できなかったんだけれど、なるほど、こういうことなんだ。つまり1%の力を背景に、モンサント流のショーバイが主流になっていく、ということ……。

「本当に怖いのは【暴言】より「法改正」」(ジャーナリスト堤未果のブログ)「ほとんどまともに報道されていませんが、環境省が、放射性物質の管理・規制する権限を自治体から環境省に一本化する「環境法改正案」が衆議院を通過しました」。「国民には知る権利があります。本当はこういう重要な法案は国会審議中に国民にもきちんと知らせ、ちゃんと国民も自分の事としてその是非を考えたい。でも「知らせる役」「権力の監視役」が機能していないなら、こうやってネットや口コミで広げるしかありません」
http://blogs.yahoo.co.jp/bunbaba530/67969151.html

「障害のある人の生活を脅かす生活保護章改正に反対する声明」きょうされん常任理事会
http://www.kyosaren.com/aboutKyosaren/2013/06/post-42.html

東京のどこかで東大の先生が作ったロボットのロックバンドが生身の歌手と一緒にライブ演奏した、というニュースがガーディアンに。:これって、人間に似せて精巧に作ったコンピューター制御の演奏マシーン、ハイテク人間型CDプレーヤーみたいなもんではないの? 私はこのエントリーで「だ~れがロボットの落語を聞いて愉快なものか。ロボットが弾くピアノやバイオリンに、だ~れが感動するものか」って書いたんだけど。
http://www.guardian.co.uk/technology/video/2013/jun/24/robot-rock-band-z-machines-stage-tokyo-video

スターバックスが5年ぶりに英国で法人税を支払ったそうな。
http://www.guardian.co.uk/business/2013/jun/23/starbucks-pays-corporation-tax

財政出動で経済成長を促すやり方は経済の安定を脅かす、と各国の中央銀行の会議で。
http://www.guardian.co.uk/global/2013/jun/23/kickstarting-growth-threaten-stability-central-bank

労基法違反:首都圏大学非常勤講師組合、早大を刑事告発へ。
http://mainichi.jp/select/news/20130407k0000e040126000c.html
2013.07.01 / Top↑
AARPの公共施策研究所から家族介護者支援に介護休暇の提言。
http://www.aarp.org/content/dam/aarp/research/public_policy_institute/ltc/2013/fmla-insight-keeping-up-with-time-AARP-ppi-ltc.pdf

米国のブーマーズは介護費用をねん出するために生命保険を売却し始めている。
http://seniorhousingnews.com/2013/06/23/boomers-cash-out-life-insurance-to-pay-for-long-term-care/

オーストラリアで、水に過剰な興味を示してすぐにいなくなることが懸念されていた自閉症の少年が介護事業所のスタッフと出かけた先で湖で溺死、母親がスタッフと事業所の過失を問うて提訴。そのスタッフが無資格・無研修の移民だったこともあり、いろいろ考えさせられる複雑な問題をはらんだ事件と思われ、ちょっと追いかけてから、できたらエントリーに。
http://www.abc.net.au/news/2013-06-24/family-gets-apology-over-death-of-disabled-son/4775626
http://www.bordermail.com.au/story/1593516/care-group-admits-deficiencies-over-boys-death/
http://www.bordermail.com.au/story/1596136/carer-wins-protection-at-autistic-boys-inquest/

米カリフォルニア州の研究で、ナーシング・ホームのチームに元々の患者の担当医と薬剤師を加えるとホームでの医療効果が上がる。:これは、ものすごく大事な情報だと思う。終末期医療で患者本人の利益が必ずしも最優先されていなかったり、入所前の本人の医療情報がホームに伝わらなかったり生かされなかったり、という問題が実はとても大きいという気がする。
http://www.upi.com/Health_News/2013/06/23/Nursing-home-patients-own-physician-plus-pharmacist-ups-care/UPI-87681372021711/

JAMA内科雑誌に、検査や投薬など日常的な医療を巡る意思決定にもっと患者本人を含める必要がある、と説く論文。著者は the Informed Medical Decisions Foundationとマサチューセッツ大所属。:へぇ。そういう財団もあるんだ。それはともかく、これは上の連携の問題に並んで大きな問題だし、「死の自己決定権」の前に、こっちが先だろう、といつも思う。日常的な医療があって、さらに大きな病気で受ける医療があって、その先に患者にとっては地続きなものとして終末期医療があるわけだから、大きな「自己決定」をできるためには、それ以前に小さな「自己決定」の経験を積み重ねておく必要があるんだって、これはミュウの施設でずっと言っていることなんだけど。だから説明してくださいって……。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/261078.php

オーストラリアのDr. DeathことDr. Philip Nitschkeがまたぞろ自殺ワークショップのツアーに出ている。英国では入管で荷物の一部を没収されたらしいけれど、その後、アイルランドへも。
http://www.lifenews.com/2013/06/24/australias-dr-death-detained-at-british-airport-officials-confiscate-items/
http://www.independent.ie/irish-news/defiant-dr-death-to-give-suicide-tips-at-irish-euthanasia-workshop-29372477.html

そのDr. Nitschkeのワークショップに行こうと、カナダからロンドン空港に降り立ったMarie Flemingさん(死の自己決定権を求めて提訴し5月2日に敗訴)の夫が空港で警察の職質を受け一時足止め。
http://www.independent.ie/irish-news/dying-womans-partner-held-on-way-to-euthanasia-event-29369338.html

【Dr. Nitschke関連エントリー】
オーストラリアのDr. Death、安楽死のワークショップのため英国へ(2009/5/8)
Dr. Death の自殺ワークショップに聴衆100人(2009/5/11)
Dr. Death、今度はUAEの数人に「苦しまずに自殺するコツ」伝授(2009/6/9)
49歳全身麻痺の施設入所者が自殺を希望し栄養を拒否、判断が裁判所に(豪)(2009/8/7)
餓死する権利認められた四肢麻痺男性、Dr. Deathの指南で「やっぱりスイスへ行きたい」と(2009/8/20)
イエスが守ってくれるから死なないと絶食する統合失調患者の栄養補給は「非人間的な治療」(豪)(2009/8/28)
図書館がDr. Death ワークショップへの場所提供を拒否(カナダ)(2009/9/24)
Dr. DeathのExit Internationalに警察の家宅捜査(2009/11/12)
6万ドルの安楽死キャンペーン、オーストラリア全土に看板とTVコマーシャル攻撃(2010/9/7)
豪のDr. DeathがBBCで“自殺装置”による“自殺指南”を正当化(2011/2/25)
中高の授業でDr. Deathが自殺装置を披露する「教育ビデオ」(英)(2011/4/17)


米国160万人の囚人も高齢化で、刑務所内にもホスピス。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/06/hospice-in-prison.html

カナダ、オンタリオの上訴裁判所がDNR指定には患者や家族の同意は不要、と判断。Cefarelli訴訟。
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/06/ontario-appeal-court-rules-no-consent.html

メディケアの患者には臓器移植を拒むべきか? :こういう議論を目にするたびに思うのだけれど、日本では生活保護の受給者や重症障害者から臓器移植を希望する声そのものが上がらないんでは? でも、それって生命倫理学の観点からすると、どうなんだろう? 議論そのものがないまま、なんとなく皆で「そんな厚かましいこと、誰も言えないよね」という雰囲気が行き渡っているってことが? これ、最近ちょっとずつ頭に形作られていきつつある、日本では安楽死や自殺幇助議論はさほどでもないように思われているけど、実は暗黙のうちに「患者の無益」論が広められて、実質は大して変わらない事態に向かっているんでは……みたいなところにも繋がっていく? 
http://www.physiciansnews.com/2013/06/21/should-medicaid-patients-be-denied-organ-transplants/

この前から米国でメディケアでの薬の悪質な過剰処方が問題になっているのだけれど、そういう処方が最も多い悪質な医師には製薬会社から講演料が渡っている、とProPublica.
http://www.propublica.org/article/top-medicare-prescribers-rake-in-speaking-fees-from-drugmakers

それ以前に、処方する資格のないセラピストやトレーナーなどが処方箋を書いているのに、それでもメディケアはちゃんと給付している、という問題も。
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66452879.html

経口避妊薬でカナダ人女性23人が死亡か。
http://topics.jp.msn.com/life/lifestyle/article.aspx?articleid=1892123

ワクチンが糖尿病、肥満、メタボを引き起こしている、とする調査結果、2012年11月に Current Diabetes Reviewsに。
http://www.prnewswire.com/news-releases/vaccines-are-causing--the-epidemics-of-type-1-diabetes--obesity-and-type-2-diabetes-metabolic-syndrome-181513501.html
2013.07.01 / Top↑
PASが合法化されたばかりのVT州で、オプト・アウトする病院が出てきている。
http://www.reformer.com/localnews/ci_23515442/grace-cottage-opts-out-assisted-suicide-law-now
http://www.nationalreview.com/human-exceptionalism/351770/vermont-hospitals-say-no-assisted-suicide-wesley-j-smith

Siri(シリ)に、自殺したいようなことを言ったり書いたりする人にはライフラインや自殺予防センターの情報を提供するなど自殺予防機能が加わったが、自殺幇助推進ロビーはまずGPS機能でユーザーがOR、WA、VT州の住民かどうかをチェックして、ガンや終末期の人は対象外とするよう求めているとか。
http://www.dfwcatholic.org/siri-to-help-prevent-suicide-but-not-assisted-suicide-19830/.html
http://www.lifenews.com/2013/06/20/siri-wont-help-people-commit-suicide-assisted-suicide-another-question/

米国の大規模介護実態調査で、不況から介護サービスを利用できず家族が介護を担うケースが増えている。で、米国の成人の4人に1人が介護者。
http://www.kaiserhealthnews.org/Daily-Reports/2013/June/21/long-term-care-costs.aspx
http://www.medicalnewstoday.com/articles/262287.php

アイルランドの介護者実態調査。
http://www.belfasttelegraph.co.uk/debateni/press-feed/publication-of-carers-statistics-for-northern-ireland-quarter-ending-31-march-2013-29362807.html

HPVワクチンでHPV感染が半減した、という調査結果を米国CDCが発表して、なんだかNYTがえらく熱心に取り上げている。社説でまで「驚くべき効果のHPVワクチン」とタイトルを打ち、最後の一文は「Doctors need to recommend, and parents need to accept, a vaccine that can save thousands of lives. 何千人もの命を救うワクチンなんだから、医師は推奨する必要があるし、親は受け入れる必要がある」。忌避を十分に意識した、こんな書き方を新聞の社説がやるということ自体、なんだかなぁ……。
http://www.nytimes.com/2013/06/20/health/study-finds-sharp-drop-in-hpv-infections-in-girls.html?pagewanted=all&_r=0
http://www.nytimes.com/video/2013/06/19/health/100000002289965/the-success-of-the-hpv-vaccine.html?nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20130620
http://www.nytimes.com/2013/06/22/opinion/a-surprisingly-successful-hpv-vaccine.html?nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20130622

一方、すごく微妙な書き方なんだけれど、抗ウイルス療法は却って子宮頸がんを発症させている可能性が指摘されてもいる。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262258.php

日本。子宮頸がんワクチンと健康被害 因果関係を調査 日産婦:どうか「安全でした」と結論するための調査ではありませんように。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130622-00000038-asahi-sci

マラリア・ワクチンで対応したのでは、ワクチンへの耐性が強化されるばかりなので、マラリア撲滅には社会経済的な支援の介入が必要なのでは、とLancetの論文。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2813%2960851-X/fulltext?elsca1=ETOC-LANCET&elsca2=email&elsca3=E24A35F

【関連エントリー】
公衆衛生でマラリア死8割減のエリトリアから「製薬会社株主ビル・ゲイツのワクチン開発」批判(2011/8/2)


あのJulian SavulescuとRoger Crispの編集で、オックスフォード大学ウエヒロ実践倫理センターが the Journal of Practical Ethics を創刊。
http://www.jpe.ox.ac.uk/

認知症患者にGPS装置を付けて追跡することの倫理問題。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/262294.php

【関連エントリー】
徘徊追跡でアルツハイマー病患者にマイクロチップ?(2007/7/28)
Verichipスキャンダル&ハイブリッド胚(2007/9/11)


代理母によって生まれた子どものウェルビーイングには問題はないというのが2002年からの定説だったけれど、新たな研究で親子の間に遺伝的なつながりがないことは子どもの適応問題につながり、攻撃的な行動や不安神経症やうつ病など問題に繋がる確率がそうで派に子どもに比べて高い。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10569#comments


日本語<情報収集暴露>英機関 傍受の通信情報をNSAと共有:英国が米国のプリズムを通じて情報収集していたという話は、プリズムが暴露された直後に英語ニュースでは既に出ていた。この問題での日本のメディアの反応の遅さは気になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130622-00000057-mai-int

結婚相手を選ぶ時など、レストランへ行ってウエイターやウエイトレスに対して態度の悪い人は信頼しないこと。:これは言えるなぁ。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2013/jun/15/never-trust-anyone-rude-waiter
2013.06.24 / Top↑
米国で百日咳の免疫ができていない大人が多い、子どもでも致死率60%と、なんだかこの話題にわかに騒がしくなりそうな気配。3月15日の補遺では「百日咳のワクチンは何度目かまでで効力が切れるので、追加接種が必要」という話が出てきていたし、じゃぁ日本でも風疹の次は百日咳でキマリか?
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262112.php
http://www.medicalnewstoday.com/articles/262227.php

日本。男性注目! 風疹の予防接種で日本の赤ちゃんを守ろう:こうして一つの病気が騒がれるたびに、「いのちを守ろう」という掛け声で「全額助成を」という話になっていくのだけれど、そうやって次々に一つのワクチンからその次のワクチンへと同じパターンのキャンペーンが繰り返されて、次々に助成が進められていくことに、なんか妙だなぁ、という感じ、ないです?
http://medical.yahoo.co.jp/feature/rubella/

ワクチンは注射でなくても、ナノパッチでOKに。:ワクチン業界にはカネが集まってきていますから。ワクチンの周辺は研究資金も潤沢でしょう。なるほど「ワクチンの10年」って、こういうことだったのですね。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/261944.php

ビタミンDも相変わらず効用が研究されているようで、今度はぜんそくに効くそうな。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/260770.php

スタチンに筋力低下などの副作用。:スタチン、ビタミンD、それからアスピリンは、ビッグ・ファーマ提供の予防医学の3種の神器。まるで万能なのかよと思うくらい、「○○に効く」という調査結果が報告され続けてもう何年にもなる。そういえば、ビタミンDについても10年にこんなのあったな。⇒ サプリでさんざん儲けた後で「やっぱりビタミンDの摂り過ぎはよくない」って(2010/11/30)
http://www.medicalnewstoday.com/articles/261444.php

【スタチン関連エントリー】
米ではスタチン8歳からどんどん使おう、と
「8歳からコレステロール薬」にNYTimesが社説
Risperdal他、適応外処方にはもっとエビデンスが必要(2008/11/26)
健康な人も5種混合薬を毎日飲んで将来の心臓病リスクを半減しよう、って(2009/4/2)
コラムニストがビッグ・ファーマにお勧めする「2010年・新年の誓い」(2009/12/24)
ビッグ・ファーマが当て込む8つの“でっちあげ病”(2010/4/17):うち一つが「スタチン不足」
2011年1月29日の補遺(スタチンにアルツハイマー病予防効果)

【アスピリン関連エントリー】
「現代医学は健康な高齢者を患者にしている」(2009/3/8)
健康な人も5種混合薬を毎日飲んで将来の心臓病リスクを半減しよう、って(2009/4/2)
「40過ぎたらガン予防で毎日アスピリンを飲みましょう」って(2009/4/30)

これはオマケ ↓
「やれ何が癌の原因だ、やれ予防にはどうしろ、こうしろって、ウザい」と英国人(2009/5/26)


サプリで高齢者の筋肉量を上げることができる。:この前また「サルコペニア」をテレビでやっているのを見たから、そのうちこういう話と繋がっていくことでしょう。ちなみに、その番組はサルコペニアを解説している時に背景に何度もおどろおどろしい感じの音楽を流していたな。あの「ジョーズ」の音楽みたいなのを。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262071.php

全身バイブレーション療法で脳性マヒの青少年の骨を強化できる。:骨は強化できるかもしれないけど、なんかよそに悪影響ありそうな気がするんですけど。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/262070.php

更年期後の女性の性交痛を緩和する薬を米国FDAが認可。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/256916.php

女性の更年期症状、実は男性が引き起こしている?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/261949.php

日本語。動物体内でヒト臓器、研究容認へ 移植用、倫理面で課題:一方からは「病気になったらカネがかかって迷惑だから、さっさと死ね」とささやかれ続けている気がするのだけれど、一方では「ここまでして生きろ」って……。カネがかかるという点では、こっちの方がよっぽど半端ないと思うんだけど。
http://apital.asahi.com/article/news/2013061900002.html

予防的乳房切除術に効果が期待できる女性を選別するための検査の研究が有望だとか。:世界中で予防的乳房切除をごく一般的な医療にしてしまって、大きな市場に育てましょう……と、砂糖に群がる蟻ん子のように……。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/261956.php

17日のコメントでMoritaさんが教えてくださった医学書院サイトの連載 続 アメリカ医療の光と影 (李啓充著)「アンジェリーナ効果」は日本にも波及するのか? 
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03031_06

日本語。臓器提供の登録者数、21倍に急増―フエイスブック表示開始で:臓器提供って、そんなに簡単に決断できるようなことじゃないと思うんですけど。それに「“臓器不足”を解消しなければならない」という発想はもともとヘンでしょ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000038-bloom_st-bus_all

【関連エントリー】
Facebookが臓器不足解消のため、英米の利用者に臓器提供の意思表示を呼び掛け(2012/5/2)
FBの臓器提供意思の掲載欄、1週間で6000人がドナー登録(2012/5/10)

これもね ↓
Kaylee事件から日本の「心臓が足りないぞ」分数を考えた(2009/4/5)


英国のNHSの病院の産科病棟で母子が死亡したケースを巡り、内部調査の結果をこともあろうにケアの質コミッション自身が操作していた、というスキャンダルが持ち上がっている。
http://www.guardian.co.uk/society/2013/jun/19/cqc-nhs-cover-up-maternity-ward

ケニアの少女たちに護身術を教えたら、教えられた少女ではレイプの被害が減った。これ、ちゃんと読んでエントリーにしたいなぁ。こういう話題を拾いたいよ。ほんと、心から、そう思うんだけど。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/261927.php

ガーディアンに「犬のグルーミング・コンテスト」というスライド・ショーがあったので、覗きに行ってみたら、まるきり想定外の「グルーミング」で、見ていたらだんだん気持ちが悪くなった。最後のスライドに、OK, this competition has gone wrong. (確かに、ここまで来たらこのコンテストも、もうやり過ぎ)と書かれているけど、なんとなく科学とテクノの簡単解決文化ならでは……という気も。私は例の、寝ている子どもを使って絵を描くというのも、すかん。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2013/jun/18/dog-grooming-competition-in-pictures#/?picture=411023056&index=0
2013.06.24 / Top↑
祝! 障害者差別解消法が成立:ご尽力下さった方々、ありがとうございました。それにしてもテレビのニュース、この話題を報じなかった(怒) 私がたまたま見なかっただけ?
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201306190147.html
http://mainichi.jp/select/news/20130619k0000e010183000c.html

日本ケアラー連盟が16日、東京でフォーラムを開きました。私は今年は行けなかったばかりか、手元がバタバタしていて告知の協力すらサボってしまいました。ごめんなさい。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130617/k10015346361000.html

「国連人権理事会は日本政府に何を求めたのか」日本弁護士連合会。:まだちゃんと目を通せていないのですが、とても分かりやすい資料が2008年に作られていました。
http://www.moj.go.jp/content/000055358.pdf

ケベック州のmedical aid in dying (MADというそうな)のマヤカシについて、14日のエントリーで私が指摘したのと同じ批判を展開しているGlobe and Mail の記事。法案の詳細も紹介されているので、できたら明日エントリーに。
http://www.theglobeandmail.com/commentary/quebec-is-trying-to-legalize-euthanasia-by-calling-it-something-else-its-still-wrong/article12664211/

MN州のFEN事件の上訴審。7月10日に審問。:FEN事件は本当に複雑。限りなく暗い色の灰色だと私には思えるんだけれど。FEN事件については2008年当時から多数のエントリーがあるのですが、それらへのリンクを含め、こちらのTVドキュメンタリーの映像が生々しいです。 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/65805049.html
http://medicalfutility.blogspot.jp/2013/06/minnesota-appeals-court-to-hear.html

26歳の息子がインターネットの自殺サイトで購入した自殺キットで死んだとして、英国政府に向けて自殺サイトを禁じるよう要望。この記事の中で気になることとして、この女性は息子の死後、いくつかの自殺サイトを覗いてみたというのだけれど、表向きは『サポート・グループ』を謳いながら、そのサイトのフォーラムでは公然と自殺がそそのかされている、と。
http://www.yourlocalguardian.co.uk/news/local/topstories/10494050.Ban_assisted_suicide_websites__urges_mum_of_Purley_chef_Kevin_Boyle/

私もFEN事件が最初に報じられた時に、FENのサイトに行ってみて、自殺を勧めているようなその内容に目を剥いたことがある。その直後に閉鎖されたけど、こんなことが書かれていた。
http://www.arsvi.com/2000/0904km.htm

上の関連エントリーとして拾ってきたのだけれど、さっき読み返してみたら、最後のところで以下のように書いていて、「頭でしか受け止めなくなって、心を痛めなくなると、人が人として腐っていく」ということって、どこか昨日読んだ高山医師の「倫理の腐敗」に繋がるような気がした。

本当は、一番おそろしい「すべり坂」は
人の心が、いのちや、人の生死に対する畏怖や、身体に対しての敬意の感覚を鈍らせて、
人としての心の感度を失っていくことにこそ、あるのでは――?

そして、人間の社会全体が、
人の遺骨を無造作に湖に投げ捨てるような行為に対して、
「その、どこに問題があるのか」と頭で受け止めるようになり、
心を痛める、ということをしなくなっていくこと、

そんなふうに人が人として腐っていくことに――?
統合失調症のスペイン人男性にDIY自殺キットを渡したとして、Dignitasに捜査(2010/6/1)

Medical Futility BlogのThaddeus Popeがあらたに「医療パターナリズム」という名前のブログを立ち上げている。
http://healthpaternalism.com/
2013.06.24 / Top↑