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欧米の超エリートが年に一度集って世界のあり方を協議するBilderberg会議については、
私は一昨日の晩にたまたまGates財団の動きをトラックしていた時に知ったばかりで、

そしたら、たまたま今年の会議が先週末に開かれたばかりだったという
ラッキーなタイミングだったので、

全くの偶然ながら、
私が会議のことを知るのと同時に、
今年の会議についてネットに情報が流れ出てくれるオイシイ状況となりました。

中でもGuardianは、Charlie Skeltonというコメディ・ライターを送りこんだようで、
車の床に伏せたり、鞄で顔を隠したりして会場に向かう出席者の様子をチャカしたり、
彼のレポートを中心に、何本もの記事を打っています。

http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/02/charlie-skelton-bilderberg-spain
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/03/bilderberg-spain-charlie-skelton
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/04/bilderberg-charlie-skelton-protesters
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/05/bilderberg-2010-charlie-skelton

その他、「Biderberg ページ」から、いろいろ入れます。

それから、Guardianが苦労して撮った
出席者らの写真12枚のギャラリーがこちら

誰とは書いてなくて、
「さぁ、あなたは何人わかるかなぁ?」式クイズになっていますが、

出席者リストはこちらにありますので、
クイズのご参考に、どうぞ。

私は無知なので、写真もリストも、全くアウト。

また、こちらのYahoo! ブログの方が
英国メディアの記事リンクを沢山はってくださっていました。


インターネット時代でもあり、
メディアにもここまで明かされてしまったら、
もう秘密裏に開催できないと諦めたのでしょうか、

驚いたことに、Bilderberg Meetingsの公式サイトなるものがちゃんと出来ていて、
去年の会議から出席者名簿が明かされています。
こちらから、どうぞ。

今年のプレスリリースはこちら

Myuさんのコメントにもありましたが、
確かに、最後に「参加者は個人の資格で出席します」と書かれています。
じゃぁ、なんで、一国の警察を動員して、税金使って物々しい警備態勢を敷くの――?
2010.06.10 / Top↑
前のエントリーを書く時に、
なんだか、とんでもないバケモノ情報に行き当たってしまったのですが、

Bill Gatesが去年米国で作った the Good Club (これが前のエントリーの内容)とは別に、
1950年代の早くから、世界政府とでもいうべき機能をもった秘密結社が存在していたということ、
みなさん、ご存知でした?

その名も、「ビルダーバーグ会議」というんだとか。

ウィキペディアはこちら

2003年6月22日の産経新聞の記事がこちら

去年のギリシアでの会議を報じたTimesの記事がこちら


欧米の大物130人程度がメンバーで、
1954年から年に一回集まって会議を行っている。

もちろん、世界は欧米によって支配されて当たり前との前提によるもの。

出席者リストと議題は公表されて、欧米のジャーナリストも招待されるが、
内容は非公開で記事にはならない。

毎年、この会議の決定に従って
各国政府、財界への工作、メディアを通じた世論操作が発動されるとも。

これ、陰謀“説”ではなく、歴とした現実だよね……と
ほとんど目をこするようにしてネットで見つかる情報を拾い読みしていたら、

おや? ……なぜか、Bill Gatesの名前が出てこない……不思議だぁ……

……と、なんと、

Bill Gates To Attend 2010 Bilderberg Conference
The National Expositor, June 4, 2010

the Bilderberg Group is Real
Slog, June 8, 2010


今年のビルダーバーグ会議はスペインで、この週末に行われたばかりだった。

そして、ゲイツ氏は、2010年の今年やっと、ご招待を受け
めでたくビルダーバーグ会議にデビューされたのだとか。

よほど嬉しかったのでしょう。

秘密会議なのに、
スペインのメディアに突っ込まれて
「出席者の一人だよ」とか「スピーチでは退屈させないよ」とか
ぺらぺらと語ってしまったために、バレバレ。

まさか新参者のビル・ゲイツがはしゃいで、しゃべりまくったからでもないでしょうが、
今年のビルダーバーグ会議、

こちらの記事でのジャーナリストJim Tucker氏の証言によると、
近年メディアが同会議を取り上げるようになったものだから
秘密裏に出席することが困難となった常連たちの欠席が多く、
今年は失敗に終わった、と。

ちょっと気になるのは、
ペンタゴンからイラン攻撃を匂わせて「当面は音なしの構えで」というお達しが出たとか。

ここまで来ると、いきなり思いもかけない話の連続放射を浴びて
頭の中がしっちゃかめっちゃかですが、

もう1つ、気になることとして、
ゲイツ氏のビルダーバーグ会議出席については
上記リンクの記事があちこちにコピペされていて
「優生思想家ビル・ゲイツ、ビルダーバーグ会議に出席」というタイトルが目立つこと。

上記リンクの記事の最後にも1つありますが、
このところ、ゲイツ氏が人口抑制の必要を説く際に
新しいワクチンと、医療と、生殖医療の3つをしっかりやれば
世界人口の増加を10%抑制できる、と力説しているビデオが
YouTubeなどで多数流れてもいます。

ゲイツ財団は貧困国と障害者に強制不妊手術の導入を狙っているのではないか……と
懸念しているのは、どうやら私一人ではなかったようです。

しかし、その中に、
Ashley事件やAngela事件とのつながりの可能性にまで
考えが及んでいる人がどれだけいるだろう……?


    ----       ----

ついでに、このエントリーを書く前の検索あれこれで拾った情報をいくつか。

(情報源がどれだったか、すぐには分からなくなっていますが、
いずれもブクマの中にある記事で、追跡可能なものです)

・Bill Gatesの父親は、かつて米国家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)の会長だった。

・ゲイツ財団は2002年に米国家族計画連盟に多額のグラントを出している。
 (たぶん他の年も。たまたま財団のページ情報が出てきたのが2002年の170万ドル)

・Bill Gatesは、トランスヒューマニストの Ray Kertzweilのファンで、
 これまでに少なくとも2回、ディナーに招待している。

 2人の日ごろの言動から、
 貧困層と障害者への強制不妊を進め、
 エリート人類だけが残っていくように人口抑制策を進めて、
 知力・体力に優れた超人類を目指そうとしているのでは、との憶測が流れている。
2010.06.10 / Top↑
このところ、ゲイツ財団のカネが出回る先々に「家族計画」がついてくるのが気になって、
ネット上をごそごそしていたら、

こんなTimesの記事に行き当たった。

Billionaire club in bid to curb overpopulation
The Times, May 24, 2009


去年5月5日に、Bill Gatesの呼びかけで
米国の億万長者・慈善家が一堂に会して完全非公開の会議を行ったそうな。

出席したのは
David Rockefeller Jr.
Warren Buffet
George Soros,
Michael Bloomberg,
Ted Turner
Oprah Winfrey

前代未聞のこの会議、
出席者らは the Good Club と呼ぶそうな。

ディナーをとりながら、それぞれ15分間、
自分の興味関心のある問題について語った後、
ゲイツ氏のリードで、人口抑制が最重要課題であるとの合意に至った。

Gates氏は08年2月にも、
カリフォルニアでのイベントのスピーチで同様の発言をしており、
現在66億人の世界人口は、やがて93億に達すると言われているが
よりよい生殖保健医療などに慈善キャンペーンを行うことによって
83億人にとどめることができる、と語っている。

出席者の一人によると、投票が行われたわけではないが、
今後の環境、社会、産業への脅威と捉えて人口増加に対処していく方針が決まった、とのこと。

この人物は以下のようにも言っている。

This is something so nightmarish that everyone in this group agreed it needs big-brain answers.

They need to be independent of government agencies, which are unable to head off the disaster we all see looming

(Why all the secrecy?) They wanted to speak rich to rich without worrying anything they said would end up in the newspapers, painting them as an alternative world government.


各国の政府に任せていたのでは、
こんな地球的な危機を乗り切ることなどできっこないから、
ここは、そんな機関をすっ飛ばして、その頭越しに、
ワケの分かった我々が頭脳を結集してコトに当たる必要がある、

しかし、世界政府を作るつもりかと新聞に書かれたのではやりづらいので
カネ持ち同士でこっそり極秘の会談を……

出席者全員がそう合意したということについて
「まるで悪い夢でも見ているみたい」だと、この人物はコメントしているわけだけど、

確かに「各国政府では役に立たないから、自分が直接、出張って行って……」という
発想とヤリクチは、いかにもビル・ゲイツ。

ゲイツ財団は中国でも、それからインドでも
そういう独善的な姿勢で保健事業を地元政府から肩代わりしている。

(ゼニがついてくるからか、誰も「内政干渉だ」とは非難しないらしい)

また、その「いい人クラブ」のメンバーは、
今後数カ月の間に何度か会いましょう、とも決めたのだとか。

初回会議が去年の5月なのだから、
すでに、彼らは何度も極秘会議を重ねたのでしょう。

……ってことは、ゲイツ財団の周辺で去年あたりから慌ただしくなっている

早産・死産撲滅キャンペーン
母子保健キャンペーン
ワクチンの10年キャンペーン

なんかも、
もしかして、彼らの会議で合意された上での動き――?


人類は2040年に滅亡、でもグローバル福祉国家は通産相兼務の厚労相がご活躍だから大丈夫?と
私はこの3月に考えてみたりしていたのだけど、

通産相兼務の厚労相は、既に去年、自ら首相役を買って出て
米国の長者を閣僚とする世界政府を樹立していたということ――?

でも、いったい誰が、そんなの信任したんだ――?
2010.06.10 / Top↑
7日、Washingtonで開かれたWomen Deliver カンファレンスで
Melinda Gatesさんが感動的なスピーチを行って
世界中の国々に母と子の命を救おうと呼び掛け、
グローバルヘルスの母子保健対策にゲイツ財団が
今後5年間で新たに150億ドルを提供すると約束。

Melindaさんは、これまでバラバラに行われてきた妊産婦の保健医療と新生児医療とが
最近やっと母子保健として統合されてきたことをよしとしながら
これからは出産のみでなく適切な栄養、予防接種、避妊への対策とも
さらに統合されていく必要があると説き、

Gatas財団が新たに約束する150億ドルは
途上国の「家族計画、母子保健、それから栄養プログラム」を支援する、と。

これまで決まって年間50万人と言われてきた妊産婦死亡数は
つい先日、IHMEによって343000人に引き下げられたばかり。

また、今月末のG8では、
主催国のカナダが新たな母子保健のイニシアティブをスタートさせる。

ここで行動を起こせば、妊産婦の死亡は減らせる、と
ゲイツ夫妻は強調した。

Melinda Gates tells the world that women matter
Sarah Roseley’s Global Health Blog,
The Guardian, June 7, 2010


どうも、最近、
ゲイツ財団のゼニが出回る先々に「家族計画」がチラついているのが気になる……。


【関連エントリー】
知的障害・貧困を理由にした強制的不妊手術は過去の話ではない(2010/3/23):G8での避妊・家族計画論争
ゲイツ財団資金で超音波による男性の避妊法を開発、途上国向け?(2010/5/12)
ゲイツ財団がインドのビハール州政府と「革新的な家族保健」の協力覚書(2010/5/17)
2010年5月29日の補遺:G8での途上国の母子保健関連記事。ここでも「家族計画」に言及
2010.06.09 / Top↑
前のエントリーを書いた時に、たまたま見つけた仰天ニュースで、
Bihar州、Khagaria地区のGulariaという村を
Gates 財団が養子にするという話が。

タイトルを見た時には、
前のエントリーのBihar州との覚書に関連した動きを
記事が「養子にする」と表現しているだけなんだろうと思ったのだけど、
全然そうじゃなくて、本気で養子にするつもりという話みたいだから驚く。

どうやら水道も電気も学校も医療施設もない、
少数民族が住んでいる貧しい村の現状を見かねて……ということらしいのだけど

1つの民間財団が1つの村を本気で「養子にする」と言われても、
それが一体どういうことなのか、私にはさっぱり想像もできない。

Gates Foundation to adopt Bihar village
NDTV, May 11, 2010


仮に比喩なんだとしても、
そんな比喩を平気で使ってしまう神経も分からないし、
また堂々と使わせておく村の方も、それをそのまま伝えるメディアの神経も分からない。

でも、グローバリゼーションで、貧困が進む一方の国や地域では
この善意の夫婦の養子になれるのなら、なりたい、してください……と
上がる手も、これから増えていくのかもしれない。

この善意の夫婦もまた、こんなことを言うくらいなのだから
これからも村や町を丸ごと養子にしてやることに、やぶさかではないのだろう。

善意のヴォルデモ―トさんは、
いよいよ人類みんなの、文字通り、親方・親分さまになっていく……。
2010.05.17 / Top↑