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いつもお邪魔している方のブログが
共同ニュースの記事を取り上げておられるのを今朝、読ませていただきました。

★「豊かな死」1位は英国、日本は23位。
【学院倶楽部】科学と宗教ならびに強要と民族の【共同と連帯】 2010年7月14日


その後、たまたま、この調査に関する Independent紙の記事に出くわしたので、以下に。

Its’ official: Britain is best place in the world to die
The Independent, July 15, 2010


大した内容はないのですが、

「パーフェクトからは程遠い医療制度」を指摘されたにも拘らず
それでも英国では「死の質」が高いんだってさぁ……と
単細胞的に喜んじゃってるみたいな記事のトーンは、
それってブラック・ユーモアなんでしょうか??


英国の終末期医療の指標として「死の質」を1位とする根拠は
ホスピスのネットワーク、NHSの緩和ケアと鎮痛剤へのアクセスなど。

記事は、QOLばかりが注目される中で
毎年、世界中で1億人もが緩和ケアを必要としていながら
実際に緩和ケアを受けることができる人はその8%に過ぎない現状の中で、
調査が「死の質」を問題にしたことを評価。

ちなみにスイスは19位だとのこと。

一昨日の豪タスマニアの自殺幇助合法化関連エントリーとの関連情報として、
オーストラリアのノーザンテリトリーの安楽死法を1996年に連邦政府が無効とした際には、
終末期医療への国家予算が増額された、とのこと。


なお、英国の終末期医療に関する当ブログのエントリーは以下。
それなりに恐ろしい内容となっています。


“終末期”プロトコルの機械的適用で「さっさと脱水・死ぬまで鎮静」
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/55363347.html

肺炎なのに終末期ケアで脱水死
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/56149532.html

英国の終末期医療は医師の個人的信条次第
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/56447570.html

「米国の終末期高齢者は英国に比べて手厚い医療を受け過ぎ」とコロンビア大の研究者
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/56403474.html
2010.07.15 / Top↑
イスラム女性の顔を覆うヴェールを禁止する法案がフランスの下院を通過。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jul/13/french-ban-face-veils

現在のところFDAのライセンスを受けた唯一の炭そ菌感染予防ワクチンBioThraxの大規模な製造に向け、Emergent社が米政府保健省と1億700万ドルの準備契約。:それはテロの危険がそれだけリアルに大きいということなのか、それとも、よく言われているようにテロを誘導の理由に使ったワクチン市場形成の話なのか。フランスのヴェールの件もそうだけど、テロの可能性とか、財政逼迫というのが、すごく偏ったところにだけ集中的に使われているような……?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/07/13/AR2010071305953.html?wpisrc=nl_cuzhead

2歳児に双極性障害を診断し、2種類も3種類も強い薬を飲ませる米国のトレンドに、「子どもが子どもであるというだけのことを病気扱いするのはやめよう」との提言。
http://www.patriotledger.com/opinions/opinions_columnists/x104355462/COMMENTARY-We-must-stop-treating-childhood-like-a-disease

ビタミンDのレベルが低いとパーキンソン病を発病するリスクが高い、と。:またビタミンD……。
http://www.bbc.co.uk/news/10601091

ハリケーン・カトリーナの翌日、橋の上で出会った無実の一家に発砲し、17歳の息子を殺し、他の4人にけがを負わせたとして、現職警官4人、元警官2人を起訴。
http://www.nytimes.com/2010/07/14/us/14justice.html?_r=1&th&emc=th

史上最も思い切ったNHS改革を断行する、と英連立政権。
http://www.bbc.co.uk/news/10557996

英国の教員の能力給制度で、小学校長の年俸が20万ポンドと言うケースが現れ、論争になっている。労働組合は反発。保護者の中には擁護も。首相よりも高額なんだそうな。
http://www.bbc.co.uk/news/10609273
http://www.guardian.co.uk/education/2010/jul/13/teacher-pay-prime-minister

このところ、英国で前首相Brown叩きがすごい。それにしても、Blair元首相がBrown氏を mad, bad, and dangerous だと思ったって。
http://www.guardian.co.uk/politics/2010/jul/14/mandelson-memoirs-blair-brown-mad-bad

1年前から行方不明でイランがICAに誘拐されたと主張していた核科学者が、ワシントンに突然表れて帰国したい、と。:イラン関連ニュースは、なにかと不可解。内容とか時期とか。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jul/13/iranian-nuclear-scientist-washington-dc
2010.07.15 / Top↑