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アシュリーの眼差しというエントリーで、両親のブログに掲載されているアシュリーの写真を紹介したところ、じゅんのすけさんからコメントで「カメラ目線ではないか」とのご指摘をいただきました。

そこで、もう一度両親のブログに戻って、紹介されている14枚の写真を確認してみたところ、上記の例のように他にもカメラ目線のものがありました。アシュリーは明らかに「写真を撮られる」という状況を理解しているように思われます。

撮影された時期は上から2003年、2004年、家族のものは不明……ですが、母親と一緒に写っている2004年の写真が手術の前のものか後のものかは分かりません。

2003年の写真では、どこか物憂げな、ちょっと拗ねたような表情が印象的です。カメラを構えている人に、なにか腹の立つことでもあったのでしょうか。「勝手にしたら」とでも言いたそうな表情。

母親と一緒に写っているものは、場所が夫婦の寝室ではないかと思われることから、おそらく父親が撮影したのではないでしょうか。とてもくつろいだ表情。両親に囲まれて、目がとても和らいでいます。3枚目の家族写真もカメラ目線で笑顔。

他の写真の中には、カメラとは別の方向にいる誰かに目を向けていると思われるものもあります。

改めて感じるのは、アシュリーの表情の豊かさです。

本当にDiekemaやGuntherらが言っているような子どもであれば、もっと表情が乏しく、目にも力がなかったり、焦点が合わなかったりするのではないでしょうか。

(両親のブログの内容は本文写真共、“アシュリー療法”について広く知ってもらいたいとの気持ちから、両親は出典を記載する限り自由な転載を許可しています。)
2007.09.17 / Top↑