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去年、ハリケーン・カトリーナの際の安楽死事件の調査報道でピューリッツァを受賞したProPublicaが、今年もまた快挙。今度は2005年の住宅バブルのウラ側。まだ読んでいないけど、これもまたコワそうな話。
http://www.guardian.co.uk/world/richard-adams-blog/2011/apr/18/pulitzer-prize-winners-propublica?CMP=EMCGT_190411&

NY、タイムズ・スクウェアのCBS Outdoorの広告版に、反ワクチン組織からの15秒メッセージ(「ワクチン。リスクを知りましょう」など)が毎時ごとに流され、米国小児科学会が抗議。削除を求めた。チラっとしか読んでいないけど、これ、あの反ワクチン闘士 MaCarthyさんの運動体が仕掛けたものみたい。:彼女はワクチン推進派にとっては天敵でしょうから。
http://www.guardian.co.uk/science/blog/2011/apr/18/anti-vaccine-advertisement-times-square?CMP=EMCGT_190411&

癌など、よくある病気に我が子がかかる可能性を調べるため、消費者直結タイプ(例えばネットを通じて)の遺伝子診断の利益はリスクを上回っていると考えている親が多いことが小児科学会の調査で判明。消費者直結の遺伝子診断では正確性や情報提供のあり方に専門家から問題が指摘されている。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/222707.php

週末、米国を襲った竜巻でVA州の原発2基が停止。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/apr/18/us-tornadoes-shutdown-nuclear-reactors?CMP=EMCGT_190411&

米NIHとアルツハイマー病協会が共同で、27年ぶりにアルツハイマー病の診断ガイドラインを更新。目玉は早期診断。
http://www.washingtonpost.com/national/guidelines_call_for_diagnosing_early_alzheimers/2011/04/18/AFdtxN2D_story.html?wpisrc=nl_cuzheads

Ottawaの高齢者が夫婦で同じ施設に入所したい場合には、これまで部屋の拡張改装費など追加料金をとられていたが、このほど保健大臣の判断で制度改正により追徴金廃止に。
http://www.ottawacitizen.com/health/Couples+have+extra+stay+together+care+facilities/4639260/story.html

米国で、急性骨髄白血病の治療薬が不足。:死刑に使われてきたチオペンタールの不足に続いて……いったい何が起きているんだ??
http://www.washingtonpost.com/national/health/when_the_drug_you_need_to_cure_a_cancer_is_nowhere_to_be_found/2011/04/11/AFH802zD_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
2011.04.19 / Top↑
15日の補遺で予告を紹介した、昨夜のNKH教育「カズオ・イシグロをさがして」。11時くらいだったか、福岡伸一氏がプレゼンターを務めていた部分で挫折。まぁ、もともと映画のプロモの来日であり番組なんだし、イシグロが番組冒頭で言っていたように作家は作品によって語ればいいというのが正解だと思うから、それでいいのだけど、イシグロよりも福岡先生の言うことがはるかに面白かった。「記憶は無意識によって操作されている」とか、「人間の細胞は繰り返し滅亡と再生を繰り返して、自分という存在は物質としては常に移り変わっていることを思うと、個体というよりも液体のような存在ではないか。さらに長いスパンで個体の変遷を考えると、むしろ気体、ガスでしかないのかもしれない。では、そういう存在でしかない自分が、それでも間違いなく自分だと言える根拠はどこにあるのか。それを考えた時に、それが記憶なのではないかと思う」とか。

「子供の臓器移植 提供しなかった親の胸中は…」産経新聞。:このご夫婦に罪悪感を感じさせることなど一切ない取材であったことを祈りたい思いになった。臓器が命の“贈り物”なのなら、「提供しません」と言える自由が常に完全に(社会やメディアの操作から無言の圧力を受けないことも含めて)保障されていることが必要と思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000083-san-soci

米国Oregon州での衝撃的な事件。小さなお店のオープンマイク(飛び入り歓迎)ナイトで、ステージに上がった19歳の青年Kipp Rusty Walkerが数曲歌った後で、ナイフを取り出して自分の胸をめった刺しに。観客も最初はパフォーマンスだと思って拍手し囃していたという。Walkerは病院に運ばれるも間もなく死亡。以前にもどこか公共の場で自殺したいと漏らして、精神科で入院治療を受けたことがあったという。:オレゴン州というのは偶然か? 記事中の「公衆の面前でこんなことをする権利は彼にはない」というコメントに対して、記事に寄せられたNYの人のコメントが「権利がないって、どういう意味? 無益な存在(a futile existence)にはルールなんかない」と。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1377847/Kipp-Rusty-Walker-stabs-death-stage-open-mic-event.html

女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズが双極性障害を告白している。夫のマイケル・ダグラスの癌の闘病生活のストレスで状態が悪化したため、治療を決断、1日770ポンド(英紙報道なので)の精神科クリニックに5日間入院したとか。
http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-1377895/Days-checking-mental-health-clinic-Zeta-tries-retail-therapy--little-girls-help.html

NHSの予算削減で、緊急度の低い(elective)手術が価値の低いものと評価されて、受けられない患者が出ていることに、外科学会から批判。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/apr/18/nhs-cost-cutting-surgeon-warning?CMP=EMCGT_180411&
2011.04.19 / Top↑