【英国の「介護者週間」関連】
老舗介護者支援チャリティの支援を受けた人の体験談
http://www.dgstandard.co.uk/dumfries-news/local-news-dumfries/local-news-dumfriesshire/2011/06/17/family-speak-of-support-they-recieve-from-princess-royal-trust-for-carers-51311-28891242/
去年もあった介護者週間の最大のイベントの一つ、若年介護者が首相官邸で首相と懇談。
http://www.yorkpress.co.uk/news/9092975.Campaigning_teenage_carer_greeted_by_Prime_Minister_in_Downing_Street/
地方紙の介護者週間記事。
http://www.dgstandard.co.uk/dumfries-news/local-news-dumfries/local-news-dumfriesshire/2011/06/17/help-is-at-hand-for-thousands-of-carers-51311-28891247/
同じく地方紙だけど、「英国の介護者は77000人と推計され、5歳の子どもまで」。
http://www.northamptonchron.co.uk/news/features/there_are_an_estimated_77_000_carers_in_northamptonshire_some_as_young_as_five_years_old_but_who_looks_after_the_carers_themselves_the_chron_investigates_1_2786977
【自殺幇助関連】
英国で、水の事故で全身マヒになった33歳の男性をスイスへ連れて行って自殺させたという女性Helen Cowieさんがラジオ番組に電話で自殺幇助を告白し、警察の捜査を受けている。:英国では、事故で全身マヒになった23歳の元ラグビー選手をDignitasへ連れて行った両親がすでに「起訴するだけの証拠はあるが、起訴が公益にならない」として不起訴になっている。だいたい、公訴局長のガイドラインが出て以降、起訴になった人はいないのだから、この人も不起訴になるのだろう。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2004955/I-helped-paralysed-son-33-die-Dignitas-says-mother-police-launch-assisted-suicide-investigation.html?ito=feeds-newsxml
昨日の補遺で拾った米国カトリック司教会議の自殺幇助に反対する声明について、Seattle Timesが批判の投稿を掲載している。声明が「自殺幇助を求める人たちは弱い立場の人たちだ」と書いていることに、オレゴンとワシントンの尊厳死法で死んだ人の多くはホスピスケアや手厚い医療と介護を受けている人たちで事実誤認、事実無根だと批判している。:この人は知らないのかな。米国ではホスピスにC&Cが潜入して息のかかった医師に誘導していたり、ウツ病患者がセーフガードをスル―されて死なされている事実を。
http://seattletimes.nwsource.com/html/northwestvoices/2015352434_bishopsmeettodiscussassistedsuicideabuse.html
前にも補遺で拾ったことがあるけど、「安楽死ジェットコースター」。今回の記事は詳細。英国の学生デザイナーの作品。ジェットコースターでムチャクチャ振り回されて意識が薄れ、脳内麻薬が出て快状態になったところで遠心力で放り出されて死ぬ……というのがコンセプト。
http://www.fastcodesign.com/1664089/euthanasia-coaster-would-make-assisted-suicide-fun-at-223-mph
【ゲイツ慈善グローバル金融ネオリベ資本主義関連】
昨日の補遺で拾ったLancetの子宮頸がんワクチン効果に関する論文を、Guardianが「HPVワクチンは成功、とLancetに報告」と誇大なタイトルで報じている。Lancetの論説だって「効果があると見るか、ないと見るかは微妙」という書き方をしているというのに。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/jun/17/cervical-cancer-vaccine-success-lancet?CMP=EMCGT_170611&
ビル・ゲイツ氏がパキスタンの首相に電話をして、ワクチンによるポリオ絶滅について相談した。:ビン・ラディンの殺害を巡って米国とパキスタンの関係がこじれている時でも、“慈善家”ビル・ゲイツはこういうことが易々とできる。ということは、ビル・ゲイツは外交の上でも各国間に多大な影響力を持つということ。
http://www.thenews.com.pk/TodaysPrintDetail.aspx?ID=6824&Cat=13&dt=6/18/2011
http://app.com.pk/en_/index.php?option=com_content&task=view&id=142576&Itemid=2
ユニセフがアフリカの各国政府に対して子どもを暴力、搾取、虐待から守れ、と。:これは全くそう思うんだけど、そういうニーズを大人の側に作っているのは、先進国のグローバル金融ひとでなしネオリベ(慈善)資本主義一色に染まっていく世界のありようなのだから、それをアフリカの各国政府の責任にしてしまうのは筋違いのような気もする。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228828.php
【その他】
10代の子どもたちには今だ自己決定能力を発達させている過程にあり、その能力が十分ではない、という調査結果。:「成熟した未成年(mature minor)」という概念も、今後、否定される方向なのだろうか?
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228817.php
病院が不必要なCTスキャンを「念のため」で2度も撮っては患者を放射線被曝させている、とNYT。他にもMAP:Scanning Twice: A map showing rates of double CT scans at U.S. hospitals. という記事も。
http://www.nytimes.com/2011/06/18/health/18radiation.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha2
最初の数行だけではよく分からないけど、ビタミンDの代謝に影響するIIHという遺伝病の遺伝子診断が開発された。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228857.php
ジョンズ・ホプキンスが自閉症モデルのマウスを作った。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228921.php
Yahoo!ブログで見つけたのだけど、面白いCDを作った人がいる。ただただ蜩やカエルの鳴き声を録音したCD。けっこう癒しになるとかで、評判がいいみたい。しかも安い。買ってみようかな? と思って、まだ決断に至っていない。
http://blogs.yahoo.co.jp/xjyqf166/folder/1183175.html
老舗介護者支援チャリティの支援を受けた人の体験談
http://www.dgstandard.co.uk/dumfries-news/local-news-dumfries/local-news-dumfriesshire/2011/06/17/family-speak-of-support-they-recieve-from-princess-royal-trust-for-carers-51311-28891242/
去年もあった介護者週間の最大のイベントの一つ、若年介護者が首相官邸で首相と懇談。
http://www.yorkpress.co.uk/news/9092975.Campaigning_teenage_carer_greeted_by_Prime_Minister_in_Downing_Street/
地方紙の介護者週間記事。
http://www.dgstandard.co.uk/dumfries-news/local-news-dumfries/local-news-dumfriesshire/2011/06/17/help-is-at-hand-for-thousands-of-carers-51311-28891247/
同じく地方紙だけど、「英国の介護者は77000人と推計され、5歳の子どもまで」。
http://www.northamptonchron.co.uk/news/features/there_are_an_estimated_77_000_carers_in_northamptonshire_some_as_young_as_five_years_old_but_who_looks_after_the_carers_themselves_the_chron_investigates_1_2786977
【自殺幇助関連】
英国で、水の事故で全身マヒになった33歳の男性をスイスへ連れて行って自殺させたという女性Helen Cowieさんがラジオ番組に電話で自殺幇助を告白し、警察の捜査を受けている。:英国では、事故で全身マヒになった23歳の元ラグビー選手をDignitasへ連れて行った両親がすでに「起訴するだけの証拠はあるが、起訴が公益にならない」として不起訴になっている。だいたい、公訴局長のガイドラインが出て以降、起訴になった人はいないのだから、この人も不起訴になるのだろう。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2004955/I-helped-paralysed-son-33-die-Dignitas-says-mother-police-launch-assisted-suicide-investigation.html?ito=feeds-newsxml
昨日の補遺で拾った米国カトリック司教会議の自殺幇助に反対する声明について、Seattle Timesが批判の投稿を掲載している。声明が「自殺幇助を求める人たちは弱い立場の人たちだ」と書いていることに、オレゴンとワシントンの尊厳死法で死んだ人の多くはホスピスケアや手厚い医療と介護を受けている人たちで事実誤認、事実無根だと批判している。:この人は知らないのかな。米国ではホスピスにC&Cが潜入して息のかかった医師に誘導していたり、ウツ病患者がセーフガードをスル―されて死なされている事実を。
http://seattletimes.nwsource.com/html/northwestvoices/2015352434_bishopsmeettodiscussassistedsuicideabuse.html
前にも補遺で拾ったことがあるけど、「安楽死ジェットコースター」。今回の記事は詳細。英国の学生デザイナーの作品。ジェットコースターでムチャクチャ振り回されて意識が薄れ、脳内麻薬が出て快状態になったところで遠心力で放り出されて死ぬ……というのがコンセプト。
http://www.fastcodesign.com/1664089/euthanasia-coaster-would-make-assisted-suicide-fun-at-223-mph
【ゲイツ慈善グローバル金融ネオリベ資本主義関連】
昨日の補遺で拾ったLancetの子宮頸がんワクチン効果に関する論文を、Guardianが「HPVワクチンは成功、とLancetに報告」と誇大なタイトルで報じている。Lancetの論説だって「効果があると見るか、ないと見るかは微妙」という書き方をしているというのに。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/jun/17/cervical-cancer-vaccine-success-lancet?CMP=EMCGT_170611&
ビル・ゲイツ氏がパキスタンの首相に電話をして、ワクチンによるポリオ絶滅について相談した。:ビン・ラディンの殺害を巡って米国とパキスタンの関係がこじれている時でも、“慈善家”ビル・ゲイツはこういうことが易々とできる。ということは、ビル・ゲイツは外交の上でも各国間に多大な影響力を持つということ。
http://www.thenews.com.pk/TodaysPrintDetail.aspx?ID=6824&Cat=13&dt=6/18/2011
http://app.com.pk/en_/index.php?option=com_content&task=view&id=142576&Itemid=2
ユニセフがアフリカの各国政府に対して子どもを暴力、搾取、虐待から守れ、と。:これは全くそう思うんだけど、そういうニーズを大人の側に作っているのは、先進国のグローバル金融ひとでなしネオリベ(慈善)資本主義一色に染まっていく世界のありようなのだから、それをアフリカの各国政府の責任にしてしまうのは筋違いのような気もする。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228828.php
【その他】
10代の子どもたちには今だ自己決定能力を発達させている過程にあり、その能力が十分ではない、という調査結果。:「成熟した未成年(mature minor)」という概念も、今後、否定される方向なのだろうか?
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228817.php
病院が不必要なCTスキャンを「念のため」で2度も撮っては患者を放射線被曝させている、とNYT。他にもMAP:Scanning Twice: A map showing rates of double CT scans at U.S. hospitals. という記事も。
http://www.nytimes.com/2011/06/18/health/18radiation.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha2
最初の数行だけではよく分からないけど、ビタミンDの代謝に影響するIIHという遺伝病の遺伝子診断が開発された。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228857.php
ジョンズ・ホプキンスが自閉症モデルのマウスを作った。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228921.php
Yahoo!ブログで見つけたのだけど、面白いCDを作った人がいる。ただただ蜩やカエルの鳴き声を録音したCD。けっこう癒しになるとかで、評判がいいみたい。しかも安い。買ってみようかな? と思って、まだ決断に至っていない。
http://blogs.yahoo.co.jp/xjyqf166/folder/1183175.html
2011.06.18 / Top↑
ここ数日のエントリーで取り上げているように、ゲイツ財団のワクチン・キャンペーンに対する批判が出ている件で、財団の御用新聞Seattle Timesの読者欄に「財団の善意を批判すべきではない」というタイトルで、「みんな、一体どうしちゃったんですか? 確かに、子どもたちみんなにワクチンを打つことなど不可能かもしれません。でも、それはそれとして、善意の行動には素直に頭を下げられないものですか?」と、シアトルの夫婦の投稿。:いや、それほど単純な話ではないと思うんっすけど? ただ、本来はGAVIの活動への批判であるはずのものを、誰もが「ゲイツ財団への批判」と疑いも抵抗もなく受け止めていること自体、GAVIが事実上ゲイツ財団の下部組織であることの証かもしれない。
http://seattletimes.nwsource.com/html/northwestvoices/2015340854_gatesfoundationgives1billionforvaccines.html
6月27日に米国でPartnering for Global Health フォーラム。オバマ政権と、バイオ製薬業界と、もちろんゲイツ財団とが一堂に会して、「グローバル・ヘルスのための新たなツール開発を促進する革新的な方法を検討する」んだそうな。「オバマ政権がイノベーションへのアプローチを改めて、グローバル・ヘルスの研究と開発にバイオテクノロジーをガンガン入れていく」ことが期待されているらしい。このフォーラムの主催は、BIO Ventures for Global Health と the Biotechnology Industry Organization. つまり、バイオ企業とゲイツ財団からObama政権へのラブコール。:これもまた「ワクチンの10年」祭りの後のマーケット作りを狙った動きのように私には見えるけど、途上国は結局、先進国のスーパーリッチたちにとって、マーケット作りのポテンシャルがいくらでも埋蔵された、マネー・ゲームのプレイ・グラウンドに過ぎないのか? それにしても、このところのゲイツ財団の動き、同時多発的で矢継ぎ早で……。なんだ、これ? いったい何が起きている?
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228693.php
Lancetに、HPVワクチン接種開始後の3年間と、開始前の2年間を比較して、18歳以下の女児では子宮の異常がちょっと減った、とのオーストラリアの調査結果。他の年齢層では減少は見られず。ここで言われている「異常」というのは、たぶんこちらのサイトに書かれている「高度異形上皮」と「軽度異形上皮」のことではないかと。軽度は95%でどうってことない。高度では約20%で癌に移行しない。癌に移行する可能性はあるけど、この段階で発見・管理しておけば大事には至らない、とのこと。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2811%2960551-5/abstract?elsca1=TL-170611&elsca2=email&elsca3=segment
で、上記の論文について、Lancetの論説が「HPVワクチンの効果:グラスは半分入っていると見るか、半分カラだと見るか?」。:それほど微妙な「効果」であっても、エビデンスが急がれている……?
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2811%2960650-8/fulltext?elsca1=TL-170611&elsca2=email&elsca3=segment
未熟児は成長してからも健康度が低く、人づきあいも苦手で学校の成績も良くなくて、成人してからは心臓病のリスクが高い。:そういえば、シアトルこども病院とゲイツ財団が死産・早産撲滅キャンペーンを立ち上げた直後には、こういう研究がやたら目についた時期があった。で、その頃に未熟児を産ませず、生まれても救命しないための科学的エビデンス作りが進んでいるというエントリーを書いた。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228730.php
英国の介護者週間で、GPに「介護者支援の役割を」と。:英国ではGPに患者が介護役割を担っているかどうかを知り、介護している人には支援情報に繋げる役割が、たしか「介護者法」で規定されていたんじゃなかったっけか? それとも「全国介護者戦略」の方だったか?
http://news.uk.msn.com/health/articles.aspx?cp-documentid=158258516
米国カトリック司教会議で合意が成り、自殺幇助合法化に反対のスタンスを表明する声明が出された。こちらは簡単にまとめたニュース。:このところのゲイツ財団関連に振り回されて、いつもトップにもってきている自殺幇助問題が今日は最後に来てしまった。でも、これは大きなニュース。できれば読みたいけど……?
http://www.catholicculture.org/news/headlines/index.cfm?storyid=10705
上記声明の本文はこちら ↓
http://www.usccb.org/toliveeachday/bishops-statement-physician-assisted-suicide.pdf
ターミナルな癌の痛みに苦しんでいて、なおかつヤク中でこのままだとムショ行きだと恐れて自殺しようとしたけど失敗した56歳の友人に頼まれて、2008年11月に銃で撃って殺したRobert Goulding (53)の裁判で、Goulding側のあれは自殺幇助だったという主張を退け、Sダコタ州の最高裁は第1級殺人罪を認めた。死を直接的に引き起こす行為を明らかに本人が行っているのでなければ、自殺幇助にはならない、との理由。:英国でKay Gilderdaleを無罪放免したばかりか、称賛までした最高裁の判事に聞かせてやりたい。Kay Gilderdaleは、モルヒネの錠剤を砕いて空気と一緒に娘の点滴に入れたというのに。
http://www.therepublic.com/view/story/b783fa2dae644804a417e04ed699d480/SD--Mercy-Killing-Conviction/
BBCの自殺幇助場面放映で、なお議論百出している。これは、キリスト教関係からの批判。
http://www.churchtimes.co.uk/content.asp?id=114367
こちらは大衆紙the Sunに、BBC番組の擁護論。
http://www.churchtimes.co.uk/content.asp?id=114367
http://seattletimes.nwsource.com/html/northwestvoices/2015340854_gatesfoundationgives1billionforvaccines.html
6月27日に米国でPartnering for Global Health フォーラム。オバマ政権と、バイオ製薬業界と、もちろんゲイツ財団とが一堂に会して、「グローバル・ヘルスのための新たなツール開発を促進する革新的な方法を検討する」んだそうな。「オバマ政権がイノベーションへのアプローチを改めて、グローバル・ヘルスの研究と開発にバイオテクノロジーをガンガン入れていく」ことが期待されているらしい。このフォーラムの主催は、BIO Ventures for Global Health と the Biotechnology Industry Organization. つまり、バイオ企業とゲイツ財団からObama政権へのラブコール。:これもまた「ワクチンの10年」祭りの後のマーケット作りを狙った動きのように私には見えるけど、途上国は結局、先進国のスーパーリッチたちにとって、マーケット作りのポテンシャルがいくらでも埋蔵された、マネー・ゲームのプレイ・グラウンドに過ぎないのか? それにしても、このところのゲイツ財団の動き、同時多発的で矢継ぎ早で……。なんだ、これ? いったい何が起きている?
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228693.php
Lancetに、HPVワクチン接種開始後の3年間と、開始前の2年間を比較して、18歳以下の女児では子宮の異常がちょっと減った、とのオーストラリアの調査結果。他の年齢層では減少は見られず。ここで言われている「異常」というのは、たぶんこちらのサイトに書かれている「高度異形上皮」と「軽度異形上皮」のことではないかと。軽度は95%でどうってことない。高度では約20%で癌に移行しない。癌に移行する可能性はあるけど、この段階で発見・管理しておけば大事には至らない、とのこと。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2811%2960551-5/abstract?elsca1=TL-170611&elsca2=email&elsca3=segment
で、上記の論文について、Lancetの論説が「HPVワクチンの効果:グラスは半分入っていると見るか、半分カラだと見るか?」。:それほど微妙な「効果」であっても、エビデンスが急がれている……?
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2811%2960650-8/fulltext?elsca1=TL-170611&elsca2=email&elsca3=segment
未熟児は成長してからも健康度が低く、人づきあいも苦手で学校の成績も良くなくて、成人してからは心臓病のリスクが高い。:そういえば、シアトルこども病院とゲイツ財団が死産・早産撲滅キャンペーンを立ち上げた直後には、こういう研究がやたら目についた時期があった。で、その頃に未熟児を産ませず、生まれても救命しないための科学的エビデンス作りが進んでいるというエントリーを書いた。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/228730.php
英国の介護者週間で、GPに「介護者支援の役割を」と。:英国ではGPに患者が介護役割を担っているかどうかを知り、介護している人には支援情報に繋げる役割が、たしか「介護者法」で規定されていたんじゃなかったっけか? それとも「全国介護者戦略」の方だったか?
http://news.uk.msn.com/health/articles.aspx?cp-documentid=158258516
米国カトリック司教会議で合意が成り、自殺幇助合法化に反対のスタンスを表明する声明が出された。こちらは簡単にまとめたニュース。:このところのゲイツ財団関連に振り回されて、いつもトップにもってきている自殺幇助問題が今日は最後に来てしまった。でも、これは大きなニュース。できれば読みたいけど……?
http://www.catholicculture.org/news/headlines/index.cfm?storyid=10705
上記声明の本文はこちら ↓
http://www.usccb.org/toliveeachday/bishops-statement-physician-assisted-suicide.pdf
ターミナルな癌の痛みに苦しんでいて、なおかつヤク中でこのままだとムショ行きだと恐れて自殺しようとしたけど失敗した56歳の友人に頼まれて、2008年11月に銃で撃って殺したRobert Goulding (53)の裁判で、Goulding側のあれは自殺幇助だったという主張を退け、Sダコタ州の最高裁は第1級殺人罪を認めた。死を直接的に引き起こす行為を明らかに本人が行っているのでなければ、自殺幇助にはならない、との理由。:英国でKay Gilderdaleを無罪放免したばかりか、称賛までした最高裁の判事に聞かせてやりたい。Kay Gilderdaleは、モルヒネの錠剤を砕いて空気と一緒に娘の点滴に入れたというのに。
http://www.therepublic.com/view/story/b783fa2dae644804a417e04ed699d480/SD--Mercy-Killing-Conviction/
BBCの自殺幇助場面放映で、なお議論百出している。これは、キリスト教関係からの批判。
http://www.churchtimes.co.uk/content.asp?id=114367
こちらは大衆紙the Sunに、BBC番組の擁護論。
http://www.churchtimes.co.uk/content.asp?id=114367
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