英国のナーシングホームとケアホーム経営者の団体である
The English Community Care Associationのトップ Martin Green氏が
Daily Telegraph紙の取材に対して、
ターミナルで自分で自殺することのできない高齢者に
自殺幇助が違法行為として禁じられていることは
「選択」と「自己決定」を奪っている、として
国民投票又は議会での自由投票によって
法改正が必要との見方を示し、
Green氏がソーシャルケアの専門家として保健省にも関与していることから
あちこちで話題になっている。
(「保健省のアドバイザー」と書いてある記事もあるので
日本なら厚労省の審議会委員のような立場の人に当たるのかも)
Assisted suicide law reform urged
Press Association, August 29, 2011
私は読んでいませんが、
Daily Telegraphの記事はこちら。
ちなみに、英国議会は09年に合法化法案を否決しています。 ↓
英国医師会、自殺幇助に関する法改正支持動議を否決(2009/7/2)
英国上院、自殺幇助に関する改正法案を否決(2009/7/8)
その後、今年の初めまで各国で法案が提出されては否決されており、
当ブログが拾った限りでは、↓
NH州議会、自殺幇助合法化法案を否決(2010/1/14)
カナダ議会、自殺幇助合法化法案を否決(2010/4/22)
スコットランドの自殺幇助合法化法案、否決(2010/12/2)
フランス上院が自殺幇助合法化法案を否決(2011/1/27)
ハワイ州上院保健委員会が自殺幇助合法化法案を否決(2011/2/8)
The English Community Care Associationのトップ Martin Green氏が
Daily Telegraph紙の取材に対して、
ターミナルで自分で自殺することのできない高齢者に
自殺幇助が違法行為として禁じられていることは
「選択」と「自己決定」を奪っている、として
国民投票又は議会での自由投票によって
法改正が必要との見方を示し、
Green氏がソーシャルケアの専門家として保健省にも関与していることから
あちこちで話題になっている。
(「保健省のアドバイザー」と書いてある記事もあるので
日本なら厚労省の審議会委員のような立場の人に当たるのかも)
Assisted suicide law reform urged
Press Association, August 29, 2011
私は読んでいませんが、
Daily Telegraphの記事はこちら。
ちなみに、英国議会は09年に合法化法案を否決しています。 ↓
英国医師会、自殺幇助に関する法改正支持動議を否決(2009/7/2)
英国上院、自殺幇助に関する改正法案を否決(2009/7/8)
その後、今年の初めまで各国で法案が提出されては否決されており、
当ブログが拾った限りでは、↓
NH州議会、自殺幇助合法化法案を否決(2010/1/14)
カナダ議会、自殺幇助合法化法案を否決(2010/4/22)
スコットランドの自殺幇助合法化法案、否決(2010/12/2)
フランス上院が自殺幇助合法化法案を否決(2011/1/27)
ハワイ州上院保健委員会が自殺幇助合法化法案を否決(2011/2/8)
2011.08.30 / Top↑
ニュー・ジャージー州の議会に提出されたPhysician Orders for Life-Sustaining Treatment(POLST)法案に知事が否決権を行使。医師の判断が患者の意思を凌駕する力を持つことに懸念があるとして、患者の意思が生かされるよう修正を求めた。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/08/governor-vetoes-new-jersey-polst-bill.html
ここしばらく米国で論争になっている問題で、命にかかわるほどの肥満児については州が介入し親から引き離して治療することの是非。支持論者としてNorman Fostが「少数のいのちに関わるほどの肥満児では州の介入が命を救うことになる」、反対論は法学者から「そういうケースで州が介入することが結果を出すとは証明されていない。親元に置いたまま親を指導することは可能」。Norman Fostは結局メディカル・コントロール論者なのでは、と思う。
http://www.latimes.com/health/la-he-childhood-obesity-custody-20110829,0,3696579.story
ビル・ゲイツ個人の投資会社 Cascadeもゲイツ財団もEcolabという清掃グッズ製造会社の株を取得し、それぞれ2200万株、440万株を所有することに。:ゲイツ財団がゲイツ氏個人とほとんど同一といってもよい組織であることは周知の事実なのだから、こういう記事を読んで今やゲイツ氏、ゲイツ財団共に世界有数の投資家であることを考えると、結局のところゲイツ財団って、単に慈善のための組織というほど単純なものじゃないのでは……? と考えてしまう。
http://www.bizjournals.com/twincities/news/2011/08/27/bill-gates-microsoft-ecolab-investment.html
GPS追跡装置によって認知症患者がより大きな自立を手にする。オーストラリア。:これは日本でも言われているけど、こういう手段を使うことが当たり前になることによって、こういう「介護の力」の工夫や努力がされなくなるような気も。
http://news.xinhuanet.com/english2010/sci/2011-08/29/c_131081655.htm
カナダで医師の往診制度を復活させようとの声。:日本の地域包括支援制度というのは本当に先駆的な試みなんだと、改めて思う。
http://www.montrealgazette.com/news/Liberals+bring+back+doctor+house+calls/5320516/story.html
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/08/governor-vetoes-new-jersey-polst-bill.html
ここしばらく米国で論争になっている問題で、命にかかわるほどの肥満児については州が介入し親から引き離して治療することの是非。支持論者としてNorman Fostが「少数のいのちに関わるほどの肥満児では州の介入が命を救うことになる」、反対論は法学者から「そういうケースで州が介入することが結果を出すとは証明されていない。親元に置いたまま親を指導することは可能」。Norman Fostは結局メディカル・コントロール論者なのでは、と思う。
http://www.latimes.com/health/la-he-childhood-obesity-custody-20110829,0,3696579.story
ビル・ゲイツ個人の投資会社 Cascadeもゲイツ財団もEcolabという清掃グッズ製造会社の株を取得し、それぞれ2200万株、440万株を所有することに。:ゲイツ財団がゲイツ氏個人とほとんど同一といってもよい組織であることは周知の事実なのだから、こういう記事を読んで今やゲイツ氏、ゲイツ財団共に世界有数の投資家であることを考えると、結局のところゲイツ財団って、単に慈善のための組織というほど単純なものじゃないのでは……? と考えてしまう。
http://www.bizjournals.com/twincities/news/2011/08/27/bill-gates-microsoft-ecolab-investment.html
GPS追跡装置によって認知症患者がより大きな自立を手にする。オーストラリア。:これは日本でも言われているけど、こういう手段を使うことが当たり前になることによって、こういう「介護の力」の工夫や努力がされなくなるような気も。
http://news.xinhuanet.com/english2010/sci/2011-08/29/c_131081655.htm
カナダで医師の往診制度を復活させようとの声。:日本の地域包括支援制度というのは本当に先駆的な試みなんだと、改めて思う。
http://www.montrealgazette.com/news/Liberals+bring+back+doctor+house+calls/5320516/story.html
2011.08.30 / Top↑
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