2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
最初のちょこっとしか読んでいないけど、結構こわい話かも? 福島第一原発での命がけの作業ですっかりヒーローになっている「原発サムライ」の50人、実は専門技術など持ち合せない、ただ安手なアルバイトのアマチュアだったって……?
http://www.guardian.co.uk/world/2011/mar/21/nuclear-samurai-fukushima-japan-reactor?CMP=EMCGT_230311&

日本の地震がこういうところにこういう形で波及するとは。生殖補助サービスを利用している人に向け、あなたのラボの地震対策は万全? いざという時にも胚はちゃんと守られる? 
http://fertilitylabinsider.com/2011/03/is-your-ivf-lab-prepared-for-a-natural-disaster/

生命倫理学者に必要な一定の素養を定めて資格化が必要なのでは、と提言する論文。この前Wesley  Smithがブログで取り上げていたヤツ。By Susan Ipaktchian。大学の生命倫理学の教育課程の内容だってまちまちで、例えば医学、法学、哲学その他どういう学問分野のどういう知識が必要なのかさえ標準化されていない、それなのに生命倫理学者たちが寄ってたかって患者の命を左右する議論を展開している現状は、これいかに?(ほとんど読んでいないので、たぶん、そういう内容では、という推測ですが)
http://stanmed.stanford.edu/2011spring/article1.html

これは何とか読みたいのだけど今すぐには読めない。上記論文と同じくスタンフォード大学の倫理学関連サイトの別論文で、臓器移植に絡んで「人はいつから死んでいるのか」。By John Staford.
http://stanmed.stanford.edu/2011spring/article5.html

なんでも「ワクチン債」というのが日本でも個人投資家に人気なんだとか。ワクチン景気に沸くグローバル金融資本主義……というのは頭にあったけど、経済に疎い私には想像もつかなかった。09年1月のワクチン債説明会の主催は大和証券、IFFlm、 GAVI、それから世界銀行だったそうな。債権であり「投資」という以上は、利子付けて戻ってくるわけですよね。てことは、どこかで利益が出ているってことですよね。途上国の子どもたちの命を救うためにゼニをただ拠出するのではなくて。じゃあ、その利潤を上げる仕組みって……? また、そういうことと日本のワクチン産業ビジョンとの関係とは……?
http://www.iff-immunisation.org/pdfs/update4_jpn.pdf#search=%27pentavalent%20%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%27

Gates夫妻がインド訪問中。まず昨日は保健大臣と会って「キミはなかなかよくやっているよ」と褒めてつかわし、今日はBiharへ行幸。ビル・ゲイツ氏はインドの5州で5価ワクチンPentvalentを導入すべく、1億1000万ドルを提供している。またインド政府に対しても、もっと子どもにワクチンを、と働きかけている。まぁ、以下にリンクしたように、ビハール州とはゲイツ氏はあれこれと縁が深いことでもあるし。ちなみにPentvalentの製造元は、ゲイツ氏が株を保有しているという噂のメルク社。
http://www.thehindu.com/news/national/article1562683.ece
http://www.rediff.com/business/slide-show/slide-show-1-what-bill-gates-plans-to-do-in-india/20110323.htm

【ゲイツ財団とインド関連】
ゲイツ財団が、インドの貧しい村を「養子に」???(2010/5/17)
ゲイツ財団がインドのビハール州政府と「革新的な家族保険」の協力覚書(2010/5/17)


サウス・ダコタ州で中絶しようとする女性は、まずプロ・ライフ系のカウンセリングを受けることになるんだとか。
http://www.nytimes.com/2011/03/23/us/23sdakota.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha23

低身長症の女児は男児ほど治療の対象とされにくい。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/219704.php
2011.03.23 / Top↑
英国で2人の患者に移植された腎臓のドナーには珍しいタイプのリンパ腫があったことが移植後になって判明し、調査に。レシピエントの患者は現在、癌の化学療法を受けている。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/mar/22/transplant-patients-kidneys-donor-cancer?CMP=EMCGT_220311&
http://www.guardian.co.uk/society/2011/mar/22/kidney-transplant-cancer-robert-law?intcmp=239

感電で負傷し、米国で初めてほぼ顔全体の移植手術を受けたテキサスの男性 Dallas Wiensさん、順調に回復している、とのこと。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/mar/22/full-face-transplant-recdovering-us?CMP=EMCGT_220311&

【関連エントリー】
顔の部分移植が2例成功、「次はフルフェイス!」というけれど(2008/8/23)
米国初顔面移植「これまでで一番広範囲」と胸を張る(2008/12/18)

各種調査から世界の持てる者と持たざる者の格差は広がる一方だというのに、米国人はなぜそれを問題視しないのか、というNYTの特集。
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2011/03/21/rising-wealth-inequality-should-we-care?nl=todaysheadlines&emc=thab1

メデイア王Rupert Murdoch氏のSkyニュース買収に、ライバル社らから批判。
http://www.guardian.co.uk/media/2011/mar/22/sky-news-rupert-murdoch-independent?CMP=EMCGT_220311&

そういえば、ちょっと前に見た記事だけど、Murdochさんって125歳まで生きるつもりなんだそうな。THニスティックですねぇ。
http://www.nytimes.com/2011/03/06/magazine/06murdock-t.html?_r=1&src=me&ref=general

Gates氏とBuffet氏がインドの富裕層の財布を慈善に開けさせようとしている。
http://profit.ndtv.com/news/show/gates-buffet-to-urge-indian-billionaires-for-charity-145698?pfrom=home-Business

ワシントンポスト、震災を受けての16日の天皇談話に関して。
http://www.washingtonpost.com/lifestyle/style/the-emperors-speech/2011/03/17/ABLvBQo_story.html
2011.03.23 / Top↑
当ブログが継続して追いかけてきたカナダのMaraachli事件について
Peter SingerがNY Dialy Newsに寄稿し、

Josephを米国に転院させたプロライフの団体は彼を広告塔にしてしまって
彼の医療費をねん出するための募金を呼び掛けているが、

どうせ回復の見込みのない重症児の命を長引かせるためだけにそんな多額の金を使うくらいなら、
同じ金額を途上国の子どもたちにワクチンや医療機器を届ける活動に回せば
健康に幸せな人生を50年は生きられる子どもたちを沢山救うことができる、

Shiavo事件と同じことがここでも繰り返されているが、
ジョセフやテリー・シャイボのような命に拘泥するか
同じカネで多くの名もなき子どもたちを救うかは我々の選択である、と。

最後の部分を抜き出すと、

Here's the irony. According to the most rigorous charity evaluation agency in the country, GiveWell.org, you can save a child's life for about $1,000. All you have to do is give the money to their top-rated charity, Village Reach, which delivers vaccines and other urgently needed medical supplies to rural areas in developing countries.

If Priests for Life were really serious about saving lives, instead of "rescuing" Joseph so he can live another few months lying in bed, unable to experience the normal joys of childhood, let alone become an adult, they could have used the money they have raised to save 150 lives - most of them children who would have gone on to live healthy, happy lives for 50 years or more.

We've seen such things happen before. In 2005 the anti-abortion movement put a huge effort, and large sums of money, into "saving" Terri Schiavo. In the end, after Congress had been recalled specifically to enable a federal court to hear the case, she was allowed to die. An autopsy showed her brain had been severely and irreversibly damaged.

We can obsess over Joseph and Terri - or we can make an honest effort to save the lives of countless children whose names we may never know. It is our choice.

この中のシャイボさんについて書かれた部分を読んで、
前からずっと漠然と疑問に思っていたことをまた考えた。

Shiavoさんが植物状態だったことは死後の脳の解剖からも明らかだというのは
Art Caplanも言っていたのだけど、

彼女が脱水死に至る2週間の過程で起こった、または進んだ脳委縮……ということは
果たしてゼッタイにあり得ないことなんだろうか???

Attempted rescue of Baby Joseph Maraachli, pro-life poster child, is deeply misguided
Peter Singer,
NY Daily News, March 18, 2011


Joseph君が、プロ・ライフの広告塔になってしまっているというのは
私も3月15日のエントリーで考えた。

ただ、ピーター・シンガーが引っ張り出してきている
「同じ15万ドルをかけるなら」という、いかにも功利主義な計算には、
計算の土台になった15万ドルという金額そのものに、
功利主義の数々の思考実験と同じような罠があるような気がする。

なぜなら、同じく15日のエントリーで指摘したように、
それほど多くの費用がかかることになったのは、もともと
Joseph君をわざわざカナダから米国の病院に移さなければならない事態が発生したためで、

病院が両親と柔軟な姿勢で話し合いをしていたり、
その希望をかなえて気管切開をした上で在宅療養に切り替えていたら
はるかに安上がりで、15万ドルもが必要となるはずもなかったのだから、

その15万ドルが募金によって集まるとしたら、
それはJoseph君の事件があって初めて集められる金額。

渡米して移植を受けたいという日本の子どものための募金で
例えば5千万円が集まったからと言って、その5千万円があったら
どれほどの途上国の子どもが救えるかと計算することに意味がないように、

Joseph君の事件の展開を踏まえて始められた募金で集まる金についても、
最初からそれだけの金額がどこかにプールされているかのように
「それだけの金額があったら」と前提することには意味がない、と思う。

共に、その特定の子どもがいなければ、できなかったカネなのだから。
そして、そこで集まった金額だけ、途上国の子どもたちへの支援が減るという話ではないのだから。

しかし、もちろんSingerがここで主張しているのは
本当はそういうことではない。

彼が言いたいのは
「医師らはJosephにはベッドから出ることも、
周囲と意味のあるやり取りをすることもできないと言っている」というような子どもの
命を長引かせるために使うカネは、金額を問わず、全て無駄だということだ。

もともと無益な治療停止の強行がなかったら無用だったカネの
その額の大きさを持ち出すことによって「無駄」観を強調してみせているだけで、
彼が説いている問題には実は金額は全く関係がない。

Peter Singerという学者はどうしていつも、
こういうセコイ詐術を使うのだろう。

もしも彼が、これをカネの問題として提示し、功利主義の好きな例のトロッコ問題のように
医療費の額と、その額で救える命の数を比較計算してみせる戦術をとるのであれば、
「一人の患者の延命年数」と「その金額で救える(他の患者の延命年数)×(人数)」とを
比較計算をすべきケースは、本当のところ、
高額な最先端医療にこそゴロゴロ転がっているのではないのか。

功利主義的な無益な治療論の計算にもまた
ない計算は見えなくされているというマヤカシが存在している――。

そして、そこに「ない計算」とは、
グローバル金融ひとでなし強欲資本主義で世界を回して行くための
科学とテクノの利権構造が関わる医療の周辺の計算ではないのか――。


【23日追記】
それにしても Singer までが「途上国」「ワクチン」「医療機器」とは、
あちこち符号することが生命倫理の界隈では増えてきました……。

【Maraachli事件関連エントリー】
1歳児の「無益な治療」で両親が敗訴(カナダ)(2011/2/24)
2011年3月1日の補遺(2011/3/1)
2011年3月5日の補遺(2011/3/5)
呼吸器外し命じられたカナダのJoseph君、セントルイスの病院へ(2011/3/15)
A事件繋がりのRebecca DresserがMaraachli事件で「コスト懸念で類似の訴訟はこれから増える」(2011/3/17)

2011.03.23 / Top↑
東大をはじめいくつかの国立大学の物理学の研究者たちから、福島原発の放射能事故に関連して流布している情報について理解しかねて疑心暗鬼に陥りがちな一般国民に向け、専門知識で解説するカリフォルニア大学のモンリオール氏の講演スライド「福島原発の放射能を理解する」を翻訳することによって、正確な理解の一助になろうとの努力。:ほとんどが寄りつく気にもなれないくらい専門的な内容だけど、最後の数枚のチェルノブイリとの比較、特に「福島での不幸中の幸い」はreassuring。19日の補遺で拾った、ProPublicaの記事と同じような内容では、と思われますが?
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

フォトジャーナリストの國森康弘氏、地震当日夜から現地に向かい1週間弱、被災地で写真を撮り続けたとのこと。
http://www.kunimorifoto.net/

被災地の重度障害者の在宅医療の問題。人工呼吸器など。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t73008.htm

一日中テレビから流れてくる説教臭いメッセージと、子宮頸がん・乳がん・脳卒中予防CMに、もういい加減ウンザリで、企業CM自粛の影響だろうとは想像しつつも検索してみたら、ACからお詫びメッセージが出されていた。それにしても前から思うけど、うさんくさい団体だこと。
http://www.ad-c.or.jp.nyud.net:8090/information.html

               ----

昨日の朝日新聞に角田光代の「八日目の蝉」の書評があった。気分が悪くてならない。佐々木敦によれば、描かれているのは「母性と呼ばれるものの矛盾に満ちた本質」なんだそうな。な~んにも読めてないのね。これに比べれば、文庫の解説を書いている池澤夏樹の方がいくらかはマシ。「これは相当に過激なフェミニズムの小説」と見抜いただけは。

角田光代という作家はAC的な生きづらさを抱えた人間の生きはぐれ方を書かせると右に出る者がいないほどうまいと思う。だからこそ、その生きづらさを生じさせている側にいる人間は、突きつけられた問題を否認し問題をすり替える……という、いかにも虐待的な親のような反応を示すのではないか。

池澤氏も「母性に促された、いわば生理の犯罪」だの「聖母子」だの「母と子が一緒にいることはそれだけで祝福であるから」だのと、男にとって都合のよい「美しい母の愛」解釈ばかり展開している。「この話には頼りになる男は一人も登場しない」とかろうじて見抜いているところだけ、佐々木氏に比べれば池澤氏に分がある。この小説を読む男性には、ここに描かれている女を理解しようなどと、そんな無謀なことはしなくてもいいから、この物語に出てくる男たちから目をそらさずに読んでほしい。描かれているのは「母性」ではなく、女にとってこの世界がどのような場所であるか、ということではないか、というのが私の印象だった。

池澤氏も佐々木氏も、育児と介護を美化して語り母性賛美で母や介護者に悲鳴の口封じをしておきながら、いざ子どもや要介護者が殺される事態に至ってもなお母性や愛を云々して自分と問題を切り離しておこうとする社会の意識にそっくりだ。

そのそっくりさ加減は、信田さよ子が言っている「つまり権力とは『状況の定義権』のことである」ということに繋がってもいくような……↓
ACからEva Kittayそして「障害児の介護者でもある親」における問題の連関(2010/12/1)

それから、たぶん、こういうことにも ↓
女のエクスタシーと自殺幇助の関係性(2011/3/11)


【追記】
去年12月1日の「ACから……」のエントリーを読み返していて、ふっと思ったのだけど、
ACという概念のもつ告発性とでもいったものが指差しているところは
障害者運動がかつて言った「親が一番の敵」とか「愛と正義の否定」の告発性と
すごく近いところにあるんじゃないか……って。

今日のところは、ふっと頭に浮かんだだけで、
ぜんぜん深く考えちゃいないんですけど。

ダメージヘアがサラツヤ美髪へ
www.lasana.co.jp
ラサーナ美髪5日間セット。今なら2310円相当が1050円で♪

2011.03.23 / Top↑
North Carolina州の Bev Perdue知事が知事命令No.83により、
かつて同州の優生委員会の強制不妊事業の被害にあった者に対し、
終結(closure)と補償(compensation)とカウンセリング(counseling)の3つのCを目指す、と。

5人のメンバーからなる対策委員会を作り、
1929年から1974年の間実施された同事業の実態を解明し
2011年8月1日までに中間報告、12年2月1日までに最終報告を行う。

当初の優生委員会には5人のDorothea Dix 精神病院の職員が入っており、
同州の強制不妊事業の最初の20年間は施設を対象とし、
精神障害、知的障害のある人たちが強制不妊の対象者となった。

1945年からは貧困層の福祉受給者、教育水準の低い者、病気のある者が
新たに対象とされた。

1950年代からは、対象者判断の権限がソーシャルワーカーに与えられた。

45年間で7600人の州民が優生委員会のプログラムで不妊手術を施された。
すべて医師らが「悪い」遺伝傾向の連鎖と考えたものを断ち切るために行われたもの。

多くは高齢化しており、
2005年に3000人以上生存しているだろうとされた被害者は
2010年には2944人ほどになったと推計されている。

NC州は2002年12月に優生委員会が引き起こした不便に対して謝罪。
2003年には前知事 Mike Easleyが優生法の廃止にサインした。

Governor’s Executive Order targets eugenics and sterilization program
Raleigh Headline Examiner, March 14, 2011


当ブログが拾ったNC州の同じ話題としては、↓
NC州に優生手術の歴史を認める記念碑(2009/6/23)

それから、インディアナ州も2007年に
米国で優生法を制定する最初の州となったことを謝罪しています ↓
今なお聞こえる優生思想のこだま(2007/12/2)


上のの09年6月の記念碑の記事の後半で書いたことを、
もう一度繰り返したく、以下にコピペ。

この記事を読んで目を引かれたのは
優生プログラムの開始が1929年だったという点。
1926年の世界恐慌の直後ということになる。

やっぱり、すごく符合するんだなぁ……と思う。

世界的な不況──。
ヘイトクライムの急増──。
その突出した形としての民族差別、障害者差別、女性差別──。
あちこちで起きている戦争。さらに起こるかもしれない戦争──。
そして、エセ科学の横行──。

(人間の脳やDNAについて、
ほんのわずかなことが解明できたからといって、
それで、すぐにも人間の全てが説明できたり、
体も心も頭も思い通りにコントロールできるかのように
世論を煽り立てるのも立派なエセ科学だと私は思うし)

そして、かつて専門家の権威でそのエセ科学の正当性をでっち上げた
優生委員会に当たる存在として、

今では例の生命倫理とか医療倫理だとかいうご都合主義の御用学問があり、

誰かの必要によって操作可能と思われる(Ashley事件がその証左かも)倫理委員会なる仕組みも
アリバイ作りの装置として、でっち上げられている。

そっくりだ……。

使える科学技術のレベルが断然違うだけで──。



【その他、関連エントリー】
受胎前遺伝子診断:巧妙な言葉の操作が優生思想を隠蔽する(2009/1/16)
米国優生運動の真実を描く映画“War Against the Weak”(2009/1/26)
2011.03.23 / Top↑
大規模停電を避けるための節電の正しい心得について「これはためになる」と思ったブログ記事。
http://blogs.yahoo.co.jp/kicyomu_0401/19493986.html

一方的な生命維持治療停止を認めている米国唯一の州Texasで、無益な治療法の改正法案 Patient and Family Treatment Choice Rights Act of 2011がBryan Hughes下院議員によって提出された。転院までの治療続行を義務付けるもの。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/03/texas-treat-til-transfer-bill-patient.html

2月9日にSavulescuらが、今度はICUにおける一方的な「無益な治療」停止の正当化のエントリーでアブストラクトを紹介した論文の、全文が読めるようになっている。
http://journals.lww.com/co-anesthesiology/Fulltext/2011/04000/Knowing_when_to_stop__futility_in_the_ICU.8.aspx

一方、BMJの2月号では、Medical futility: a commonly used and potentially abused idea in medical ethicsという論文で、無益概念の濫用が指摘されている(のではないかとタイトルから推測)。
http://bjhm.co.uk/cgi-bin/go.pl/library/article.cgi?uid=81856;article=hm_72_2_96_99

Bill Gatesがラテンアメリカ最大のコカコーラの製造会社Femsa(メキシコ)の株を14.7%取得。ビル・ゲイツがコーク株を大量買いすることの意味については、ゲイツ財団がコークとマックに投資することの怪、そこから見えてくるもの(2011/3/9)に書いた。
http://www.deccanherald.com/content/147173/bill-gates-buys-stake-mexican.html

心理療法を受けた患者がネット上で自分の担当者の評価をすることのリスクについて、NYTのコラム二ストである心理学者の懸念。
http://www.nytimes.com/2011/03/19/opinion/19kolmes.html?_r=2&nl=todaysheadlines&emc=tha212

NYTのコラムニストで、かつて日本の支局長だったNicholas Krsitofが、被災後の日本人の弱者をかばう助け合いや整然とした行動に、ハチ公を引いて米国人に向け訓を垂れている。:米国の知人が、日本の「がまん」について米国メディアから知った、見習うべきだと思う、と書いてきた。それを読んで、ビルダーバーグの世界人口抑制策の中で日本人と中国人だけは残してもいいとされていた理由は、確か「長い間権力によって抑圧されてきたために従順な民族だから」だったことを思いだした。
http://www.nytimes.com/2011/03/20/opinion/20kristof.html?nl=todaysheadlines&emc=tha212

高橋源一郎他3人が、この度の大震災についてNYTに寄稿。:何日か前に東浩紀も書いていたけど、ブクマしたつもりがしていなくて読まないうちに見失った。
http://www.nytimes.com/2011/03/20/opinion/20superhed.html?nl=todaysheadlines&emc=tha212

統合失調症のリスク遺伝子組み換え治療。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/219533.php
2011.03.23 / Top↑