意思決定できなくなった家族などに代わって終末期医療について代理決定を行うことが、代理決定者に及ぼす心理的な影響の調査結果。3分の1にネガティブな影響があった。:これ、重要な記事。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217706.php
24日にエントリーしたカナダのMaraachi君の無益な治療訴訟で続報。両親が上訴を決めるや、病院側が譲歩。ただし気管切開は「延命されて苦痛が伸びるだけだから、こういう状態の子どもにはしない。」と拒否したままで、家に連れて帰ったところで病院スタッフが呼吸器を外して死なせる、と。:家に連れ帰ってベッドに下ろしたら、その場で呼吸器外しの準備でも始めそうな強硬な感じ。情ってもんのカケラくらいはないのかね。
http://www.thestar.com/news/ontario/article/945700--parents-of-baby-joseph-to-appeal-ruling-to-take-child-off-life-support?bn=1
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1361593/Canadian-hospital-caves-refusal-send-terminally-ill-baby-Joseph-Maraachli-home.html?ito=feeds-newsxml
2月1日に生まれたBryson Cook君めぐり、カナダで新たな「無益な治療」事件。母親は医療職のアドバイスなど要らないと言っているが病院は倫理委員会を招集する予定。母親は「ずっと呼吸器をつけてくれと言われるのを病院は恐れているんだと思うけど、そんなこと言わない。ただ準備した子ども部屋に連れて帰って、彼を愛する人に会わせてから死なせてやりたい」
http://www.cbc.ca/news/canada/nova-scotia/story/2011/02/28/ns-baby-coma-ventilator.html
ニューハンプシャーの下院法務委員会が今日、自己決定能力の合うターミナルな患者の自殺幇助についてヒアリングを行う。
http://www.wcax.com/Global/story.asp?S=14152788
WI州をはじめ多くの州都でデモ騒ぎになっている公務員の団体交渉権や給与引き下げで、世論調査はマジョリティが公務員の交渉権と給与水準維持を支持。
http://www.nytimes.com/2011/03/01/us/01poll.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha2
抗議する人がひしめくWI州議事堂内のスライド・ショー。
http://www.nytimes.com/slideshow/2011/02/28/us/LAND-9.html
強引な予算削減案で騒ぎが起こっているのはWIのほか、インディアナ、とニュージャージー。
http://www.nytimes.com/2011/02/28/us/politics/28governors.html?nl=todaysheadlines&emc=tha23
コメント欄でmghさんに教えてもらったHPVワクチンに対する日本の反対・批判意見の傾向分析。:ものすごく面白い。分析も面白いけど、各情報の断片から透けて見えてくるものとか、断片相互のつながりとか。妄想がいろいろ広がる。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/ae5bce73d04f4699ffd21277ecb28b19
新生児を中心に、技術の未熟な技師によるレントゲンの被害が急増しているらしい。
http://www.nytimes.com/2011/02/28/health/28radiation.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha23
英国で母乳アイスが売り出されている。:うげっ。悪趣味というよりも、なんか尊厳に手を触れているみたいな抵抗感を受けるのは、なぜかしら。そこのところに考えてみたら面白いものがあるような気がするのだけど、今ちょっと頭がガチャガチャしすぎて無理。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2011/feb/27/breast-milk-ice-cream-taste?CMP=EMCGT_280211&
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217706.php
24日にエントリーしたカナダのMaraachi君の無益な治療訴訟で続報。両親が上訴を決めるや、病院側が譲歩。ただし気管切開は「延命されて苦痛が伸びるだけだから、こういう状態の子どもにはしない。」と拒否したままで、家に連れて帰ったところで病院スタッフが呼吸器を外して死なせる、と。:家に連れ帰ってベッドに下ろしたら、その場で呼吸器外しの準備でも始めそうな強硬な感じ。情ってもんのカケラくらいはないのかね。
http://www.thestar.com/news/ontario/article/945700--parents-of-baby-joseph-to-appeal-ruling-to-take-child-off-life-support?bn=1
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1361593/Canadian-hospital-caves-refusal-send-terminally-ill-baby-Joseph-Maraachli-home.html?ito=feeds-newsxml
2月1日に生まれたBryson Cook君めぐり、カナダで新たな「無益な治療」事件。母親は医療職のアドバイスなど要らないと言っているが病院は倫理委員会を招集する予定。母親は「ずっと呼吸器をつけてくれと言われるのを病院は恐れているんだと思うけど、そんなこと言わない。ただ準備した子ども部屋に連れて帰って、彼を愛する人に会わせてから死なせてやりたい」
http://www.cbc.ca/news/canada/nova-scotia/story/2011/02/28/ns-baby-coma-ventilator.html
ニューハンプシャーの下院法務委員会が今日、自己決定能力の合うターミナルな患者の自殺幇助についてヒアリングを行う。
http://www.wcax.com/Global/story.asp?S=14152788
WI州をはじめ多くの州都でデモ騒ぎになっている公務員の団体交渉権や給与引き下げで、世論調査はマジョリティが公務員の交渉権と給与水準維持を支持。
http://www.nytimes.com/2011/03/01/us/01poll.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha2
抗議する人がひしめくWI州議事堂内のスライド・ショー。
http://www.nytimes.com/slideshow/2011/02/28/us/LAND-9.html
強引な予算削減案で騒ぎが起こっているのはWIのほか、インディアナ、とニュージャージー。
http://www.nytimes.com/2011/02/28/us/politics/28governors.html?nl=todaysheadlines&emc=tha23
コメント欄でmghさんに教えてもらったHPVワクチンに対する日本の反対・批判意見の傾向分析。:ものすごく面白い。分析も面白いけど、各情報の断片から透けて見えてくるものとか、断片相互のつながりとか。妄想がいろいろ広がる。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/ae5bce73d04f4699ffd21277ecb28b19
新生児を中心に、技術の未熟な技師によるレントゲンの被害が急増しているらしい。
http://www.nytimes.com/2011/02/28/health/28radiation.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha23
英国で母乳アイスが売り出されている。:うげっ。悪趣味というよりも、なんか尊厳に手を触れているみたいな抵抗感を受けるのは、なぜかしら。そこのところに考えてみたら面白いものがあるような気がするのだけど、今ちょっと頭がガチャガチャしすぎて無理。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2011/feb/27/breast-milk-ice-cream-taste?CMP=EMCGT_280211&
2011.03.01 / Top↑
9万人もが待っているというのに移植用の腎臓が足りず
09年に死亡提供で得られた腎臓はたったの10400個程度だった。
レシピエントを特定した生体間移植でも6300個程度。
現在、死亡提供者からの腎臓は
ネットワークを通じて待っている期間が長い順に移植が行われている。
多くの患者が待っている間に亡くなっていくことを思えば
これはフェアなやり方とも思えるが、
その一方で
年寄りが元気な腎臓をもらって腎臓の寿命よりも先に死んでしまったりすると、
その腎臓が若い患者に移植されていた方が、腎臓がもたらす利益は大きかったことになる。
若い患者は長生きするので、
質の悪い腎臓を移植されて、その腎臓が機能しなくなると、
また移植が必要となり、そこで貴重な腎臓が余分に使われてしまうことになる。
これらを勘案すると、
患者の予測寿命と、腎臓の機能の予測寿命をそれぞれ評価し、
機能の予測寿命が最も長い20%を最も若く最も健康な患者に回し、
残りの80%の腎臓をドナーの年齢よりもプラスマイナス15歳以内の患者に回す、
という割り当て方式ではどうだろうか。
年寄りには腎臓がもらえなくなりそうなシステムのように聞こえるかもしれないが、
今だって既に腎臓は少ないし、これから人口の高齢化が進むにつれて病人も増え、
さらに少なくなるのだから、合理的な選択肢ではあるのだ。
Transplants and Rationing
NYT, February 27, 2011
功利主義って、だから、つまりは、こういうことなんですねー。
”お犬様”ならぬ、”臓器さま”の世界――。
―――――
合理的な選択肢――。
Ashley父にとっても、これが黄金律だった。
その黄金律としての輝きを彼自身はツユほども疑うことがなかったから
いかに合理的な選択肢であるか理を尽くして説明すれば
人は合点し、敬服し手を叩き、ほめそやしてくれるものだと
ひたすら思い込んで彼はあのブログを書いた。
自分のブログが多くの人から非難された時、
彼はびっくり仰天し、なぜそんな“誤解”をされるのかが分からなかった。
だから「自分が書いたブログをちゃんと読んでくれ」と未だに繰り返している。
こんなに合理的な話はないでしょ。読めば、それくらいわかるはずだよ、と、
彼は合理的であることだけが価値だと今なお信じて、そう言い続けている。
この人、いつになったら分かるんだろう。
合理的であること以外の価値もあるということ、
人は合理だけで計れるものではないのだということを。
【”臓器不足”について書いたエントリー】
Kaylee事件から日本の「心臓が足りないぞ」分数を考えた(2009/4/15)
09年に死亡提供で得られた腎臓はたったの10400個程度だった。
レシピエントを特定した生体間移植でも6300個程度。
現在、死亡提供者からの腎臓は
ネットワークを通じて待っている期間が長い順に移植が行われている。
多くの患者が待っている間に亡くなっていくことを思えば
これはフェアなやり方とも思えるが、
その一方で
年寄りが元気な腎臓をもらって腎臓の寿命よりも先に死んでしまったりすると、
その腎臓が若い患者に移植されていた方が、腎臓がもたらす利益は大きかったことになる。
若い患者は長生きするので、
質の悪い腎臓を移植されて、その腎臓が機能しなくなると、
また移植が必要となり、そこで貴重な腎臓が余分に使われてしまうことになる。
これらを勘案すると、
患者の予測寿命と、腎臓の機能の予測寿命をそれぞれ評価し、
機能の予測寿命が最も長い20%を最も若く最も健康な患者に回し、
残りの80%の腎臓をドナーの年齢よりもプラスマイナス15歳以内の患者に回す、
という割り当て方式ではどうだろうか。
年寄りには腎臓がもらえなくなりそうなシステムのように聞こえるかもしれないが、
今だって既に腎臓は少ないし、これから人口の高齢化が進むにつれて病人も増え、
さらに少なくなるのだから、合理的な選択肢ではあるのだ。
Transplants and Rationing
NYT, February 27, 2011
功利主義って、だから、つまりは、こういうことなんですねー。
”お犬様”ならぬ、”臓器さま”の世界――。
―――――
合理的な選択肢――。
Ashley父にとっても、これが黄金律だった。
その黄金律としての輝きを彼自身はツユほども疑うことがなかったから
いかに合理的な選択肢であるか理を尽くして説明すれば
人は合点し、敬服し手を叩き、ほめそやしてくれるものだと
ひたすら思い込んで彼はあのブログを書いた。
自分のブログが多くの人から非難された時、
彼はびっくり仰天し、なぜそんな“誤解”をされるのかが分からなかった。
だから「自分が書いたブログをちゃんと読んでくれ」と未だに繰り返している。
こんなに合理的な話はないでしょ。読めば、それくらいわかるはずだよ、と、
彼は合理的であることだけが価値だと今なお信じて、そう言い続けている。
この人、いつになったら分かるんだろう。
合理的であること以外の価値もあるということ、
人は合理だけで計れるものではないのだということを。
【”臓器不足”について書いたエントリー】
Kaylee事件から日本の「心臓が足りないぞ」分数を考えた(2009/4/15)
2011.03.01 / Top↑
スイスで、精神障害者にだって自殺幇助を受ける権利があるんじゃないか、
という議論が起こっている。
ことの起こりは双極性障害のある男性の自殺幇助を追いかけた
テレビのドキュメンタリー、”Tod nach Plan (Death by Plan)”。
ほとんど同時に、死に至るような病気ではなかったフランス人作家の
チューリッヒでの自殺(Dignitasでは?)を取り上げたドキュメンタリーが
スイス―フランス・テレビでも放送されたとのこと。
スイスのドキュメンタリーでとりあげられたのは
56歳の身体的には健康な男性、Andre Rieder氏。
25年間双極性障害で20回の入退院を繰り返してきた。
時には閉鎖病棟に入れられたこともあったという。
Rieder氏は一週間分の薬を仕分けし、
友人と家族に別れを告げてから
チューリッヒの目立たない建物までタクシーで赴き、
そこで自殺した。
彼の自殺を支援したのは Exit の姉妹組織、スイス―ドイツExit。
(Exit はスイス国民の自殺幇助を、Dignitasは外国人の自殺幇助を、それぞれ行っています)
Exit はスイスに16000人の会員がおり、
昨年は91人の自殺を幇助した。
精神障害者はまだ珍しいという。
Exitの代表者はRieder氏の自殺について、
また入院して悪化させたくなかったから安定している時に決心したことで
本人が自分の生を生きるに値しないと決めた以上、
病気が治る可能性を云々して規制することは誰にもできない、
本人が死ぬと決めたなら、その人には生きる義務はないのだ、と。
精神科医らからは
双極性障害や統合失調症の患者には波があり、
長く苦しい時期が続いたり自殺念慮が起こることもあるが、
比較的普通に暮らせる時期があったりもする。
不治であるとか、治療が尽くされているかどうか、
医師だとて判断できるものではないし、
精神的・社会的なハンディキャップを抱えた人の判断を
誰がするのかは大きな問題。
支援によって状況が改善することはあるが、
障害のために社会から疎外され周辺化されてしまう問題もある。
そういう人たちへの自殺幇助を解禁して水門を開けると
それは精神障害者を片づけていくことに繋がるだろう、と。
Mental illness tests assisted suicide norms
Swissinfo.ch, February 28, 2011
記事の書き方からすると、ここ数年の自殺幇助に関する規制の議論の中で、
議論されているという感じもしますが、
スイスでは、以下のような判決が08年に出ているので、
精神障害者へ自殺幇助可能に(スイス)(2008/3/22)
法的議論というよりも道徳的、倫理的な議論ということかもしれません。
実際、Rieder氏の幇助について警察が動いたという言及は一切ありません。
という議論が起こっている。
ことの起こりは双極性障害のある男性の自殺幇助を追いかけた
テレビのドキュメンタリー、”Tod nach Plan (Death by Plan)”。
ほとんど同時に、死に至るような病気ではなかったフランス人作家の
チューリッヒでの自殺(Dignitasでは?)を取り上げたドキュメンタリーが
スイス―フランス・テレビでも放送されたとのこと。
スイスのドキュメンタリーでとりあげられたのは
56歳の身体的には健康な男性、Andre Rieder氏。
25年間双極性障害で20回の入退院を繰り返してきた。
時には閉鎖病棟に入れられたこともあったという。
Rieder氏は一週間分の薬を仕分けし、
友人と家族に別れを告げてから
チューリッヒの目立たない建物までタクシーで赴き、
そこで自殺した。
彼の自殺を支援したのは Exit の姉妹組織、スイス―ドイツExit。
(Exit はスイス国民の自殺幇助を、Dignitasは外国人の自殺幇助を、それぞれ行っています)
Exit はスイスに16000人の会員がおり、
昨年は91人の自殺を幇助した。
精神障害者はまだ珍しいという。
Exitの代表者はRieder氏の自殺について、
また入院して悪化させたくなかったから安定している時に決心したことで
本人が自分の生を生きるに値しないと決めた以上、
病気が治る可能性を云々して規制することは誰にもできない、
本人が死ぬと決めたなら、その人には生きる義務はないのだ、と。
精神科医らからは
双極性障害や統合失調症の患者には波があり、
長く苦しい時期が続いたり自殺念慮が起こることもあるが、
比較的普通に暮らせる時期があったりもする。
不治であるとか、治療が尽くされているかどうか、
医師だとて判断できるものではないし、
精神的・社会的なハンディキャップを抱えた人の判断を
誰がするのかは大きな問題。
支援によって状況が改善することはあるが、
障害のために社会から疎外され周辺化されてしまう問題もある。
そういう人たちへの自殺幇助を解禁して水門を開けると
それは精神障害者を片づけていくことに繋がるだろう、と。
Mental illness tests assisted suicide norms
Swissinfo.ch, February 28, 2011
記事の書き方からすると、ここ数年の自殺幇助に関する規制の議論の中で、
議論されているという感じもしますが、
スイスでは、以下のような判決が08年に出ているので、
精神障害者へ自殺幇助可能に(スイス)(2008/3/22)
法的議論というよりも道徳的、倫理的な議論ということかもしれません。
実際、Rieder氏の幇助について警察が動いたという言及は一切ありません。
2011.03.01 / Top↑
ウィスコンシンの共和党優位の州議会で金曜日、州職員から団体交渉権をはく奪する法案が通過。51対 17。ここしばらく、同州はものすごい騒ぎになっている。:中東の国々を「民主化する」と言っている国で、こういうことが起こり始めている。
http://www.nytimes.com/2011/02/26/us/26wisconsin.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha23
同州のScott Walker知事が、この法案が施行されないなら、来週にも州職員12000人をリストラする、と。:やたら強権的な姿勢の首長が増えてきたのも、その他もろもろ世界中で起こっているヒューマにスティックな人間社会崩壊の兆しの1つ?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/02/25/AR2011022507027.html?wpisrc=nl_cuzhead
連邦下院議会では、共和党議員らから女性の医療と自由を脅かす法案の提出される見込みとか。貧困層の女性の避妊やがん検診、新生児への栄養支援などが打ち切られる内容。:同上。
http://www.nytimes.com/2011/02/26/opinion/26sat1.html?nl=todaysheadlines&emc=tha211
子どもが母親のお腹にいる間は「プロ・ライフ」で、一旦生まれてきた後のことは知らぬ存ぜぬの共和党は、一体子どもの福祉についてどういう立場なんだ??? と問題提起するNYTのコラムニスト。:これは、ほんと、そう思う。女性と子どもを全然大事にせず、安心して子どもを産める社会の逆方向に向けて突っ走りながら、社会のツケをシングル・マザーに最も過酷に押しつけつつ、少子化が問題だ、女が子どもを産まなくなったのがいけない、と言い続ける日本政府もそうだけど。生殖補助医療に多額の助成をすれば少子化問題の解決になるというわけでもなかろうに。
http://www.nytimes.com/2011/02/26/opinion/26blow.html?nl=todaysheadlines&emc=tha212
ちゃんと読めていないのだけど、米国のどこかの州の最高裁でワクチン被害補償法を支持する判決が出て、米国小児科学会がその判決に「ワクチンは命を救うと、我々が主張してきたことが裁判所によって認められた」。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217279.php
この判決と、3週間前のCNNインタビューでのBill Gatesの「アンチ・ワクチン」の人たちは「子どもを殺している」発言に、“ワクチンの安全アドボケイト”らが抗議し、ゲイツ氏に謝罪を要求。
http://www.ageofautism.com/2011/02/vaccine-safety-advocates-demand-an-apology-from-bill-gates.html
Bill Gates、今度は温暖化対策に乗り出すらしい。:人類が抱えるすべての問題に個人的な熱い思いで対処してくれようとする、その愛と善意に拍手。そのゼニは、暴走金融資本主義で回収されて、また慈善に費やされては雪だるま式に増えながら、ぐるぐる回る。
http://www.bizjournals.com/seattle/print-edition/2011/02/25/gates-taking-larger-role-in-addressing.html
遺伝子組み換え技術(GM)が使われた食品は口にしたくないなんて思ったって、もうダメよ。あんた、とっくに食べてんだから。:米国では、という話ではないですよね、これ。化学物質や先端技術がすでに人間の健康に及ぼしている影響について、それぞれの因果関係なんて、正直、誰も調べられないところまできちゃっているんだろう、と、いつも思う。「調べられない」ことは「存在しない」ことになるのも、「科学的思考」の不思議なところ。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/02/25/AR2011022500643.html?wpisrc=nl_cuzhead
2010年9月24日の補遺 で拾ったMNTの記事に、「遺伝子組み換え作物にブレーキがかかると対コレラなど途上国に必要とされるワクチンの開発に差し支える、との声」が紹介されていた。
【関連エントリー】
今度は遺伝子組み換えサーモン:市場解禁を米国FDAが検討中(2010/9/21)
アルファルファは1月末に認可
世界中の農家が、生産性向上と農業の維持のために、バイオテクの農業利用による作物の多様化を支持している、んだとさ。 the International Service for the Acquisition of Agre-Bioeth Applications (ISAAA)からの調査結果。:良く分からないままに、TPPで日本の農業が死滅するっていう批判があるのは、TPPがこういう路線に乗っていくことだから……というふうに理解している。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217305.php
米のプロの介護職は介護現場で医療行為を行っているが、その3分の1は医療情報を十分に読みこなす知識を欠いている、との調査結果。:生活とか介護に関する情報の重要性を認識できず、十分に読みこなせない医療職も決して少なくはないけど。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217296.php
アルツハイマー病は誤診されがち、という調査結果。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217366.php
EU諸国でのアルツハイマー病研究には総じて資金が十分に流れていない。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217453.php
統合失調症に関与する遺伝子変異発見で、薬物療法の新たなターゲットが。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217442.php
また出てきた。ビタミンDのレベルが低い子どもはアレルギーを起こしやすいって。:米国小児科学会は08年に子どもにビタミンDのサプリを飲ませることを推奨した。ビタミンDを、バカ売れ”ブロックバスター”に仕立て上げたい人たちがいるのかもしれない。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217480.php
インターネットで薬に関する情報を検索すると、米国とカナダで内容が異なって出てくる。:日本と米国でも違うんじゃなかったっけか。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217388.php
ちょっと古いけど、2008年に弁護士もワーキング・プアだと訴える集会があったみたい。日本で。
http://www.ne.jp/asahi/bar/internet/antigekizo/report418.htm
http://www.nytimes.com/2011/02/26/us/26wisconsin.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha23
同州のScott Walker知事が、この法案が施行されないなら、来週にも州職員12000人をリストラする、と。:やたら強権的な姿勢の首長が増えてきたのも、その他もろもろ世界中で起こっているヒューマにスティックな人間社会崩壊の兆しの1つ?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/02/25/AR2011022507027.html?wpisrc=nl_cuzhead
連邦下院議会では、共和党議員らから女性の医療と自由を脅かす法案の提出される見込みとか。貧困層の女性の避妊やがん検診、新生児への栄養支援などが打ち切られる内容。:同上。
http://www.nytimes.com/2011/02/26/opinion/26sat1.html?nl=todaysheadlines&emc=tha211
子どもが母親のお腹にいる間は「プロ・ライフ」で、一旦生まれてきた後のことは知らぬ存ぜぬの共和党は、一体子どもの福祉についてどういう立場なんだ??? と問題提起するNYTのコラムニスト。:これは、ほんと、そう思う。女性と子どもを全然大事にせず、安心して子どもを産める社会の逆方向に向けて突っ走りながら、社会のツケをシングル・マザーに最も過酷に押しつけつつ、少子化が問題だ、女が子どもを産まなくなったのがいけない、と言い続ける日本政府もそうだけど。生殖補助医療に多額の助成をすれば少子化問題の解決になるというわけでもなかろうに。
http://www.nytimes.com/2011/02/26/opinion/26blow.html?nl=todaysheadlines&emc=tha212
ちゃんと読めていないのだけど、米国のどこかの州の最高裁でワクチン被害補償法を支持する判決が出て、米国小児科学会がその判決に「ワクチンは命を救うと、我々が主張してきたことが裁判所によって認められた」。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217279.php
この判決と、3週間前のCNNインタビューでのBill Gatesの「アンチ・ワクチン」の人たちは「子どもを殺している」発言に、“ワクチンの安全アドボケイト”らが抗議し、ゲイツ氏に謝罪を要求。
http://www.ageofautism.com/2011/02/vaccine-safety-advocates-demand-an-apology-from-bill-gates.html
Bill Gates、今度は温暖化対策に乗り出すらしい。:人類が抱えるすべての問題に個人的な熱い思いで対処してくれようとする、その愛と善意に拍手。そのゼニは、暴走金融資本主義で回収されて、また慈善に費やされては雪だるま式に増えながら、ぐるぐる回る。
http://www.bizjournals.com/seattle/print-edition/2011/02/25/gates-taking-larger-role-in-addressing.html
遺伝子組み換え技術(GM)が使われた食品は口にしたくないなんて思ったって、もうダメよ。あんた、とっくに食べてんだから。:米国では、という話ではないですよね、これ。化学物質や先端技術がすでに人間の健康に及ぼしている影響について、それぞれの因果関係なんて、正直、誰も調べられないところまできちゃっているんだろう、と、いつも思う。「調べられない」ことは「存在しない」ことになるのも、「科学的思考」の不思議なところ。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/02/25/AR2011022500643.html?wpisrc=nl_cuzhead
2010年9月24日の補遺 で拾ったMNTの記事に、「遺伝子組み換え作物にブレーキがかかると対コレラなど途上国に必要とされるワクチンの開発に差し支える、との声」が紹介されていた。
【関連エントリー】
今度は遺伝子組み換えサーモン:市場解禁を米国FDAが検討中(2010/9/21)
アルファルファは1月末に認可
世界中の農家が、生産性向上と農業の維持のために、バイオテクの農業利用による作物の多様化を支持している、んだとさ。 the International Service for the Acquisition of Agre-Bioeth Applications (ISAAA)からの調査結果。:良く分からないままに、TPPで日本の農業が死滅するっていう批判があるのは、TPPがこういう路線に乗っていくことだから……というふうに理解している。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217305.php
米のプロの介護職は介護現場で医療行為を行っているが、その3分の1は医療情報を十分に読みこなす知識を欠いている、との調査結果。:生活とか介護に関する情報の重要性を認識できず、十分に読みこなせない医療職も決して少なくはないけど。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217296.php
アルツハイマー病は誤診されがち、という調査結果。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217366.php
EU諸国でのアルツハイマー病研究には総じて資金が十分に流れていない。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217453.php
統合失調症に関与する遺伝子変異発見で、薬物療法の新たなターゲットが。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217442.php
また出てきた。ビタミンDのレベルが低い子どもはアレルギーを起こしやすいって。:米国小児科学会は08年に子どもにビタミンDのサプリを飲ませることを推奨した。ビタミンDを、バカ売れ”ブロックバスター”に仕立て上げたい人たちがいるのかもしれない。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217480.php
インターネットで薬に関する情報を検索すると、米国とカナダで内容が異なって出てくる。:日本と米国でも違うんじゃなかったっけか。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/217388.php
ちょっと古いけど、2008年に弁護士もワーキング・プアだと訴える集会があったみたい。日本で。
http://www.ne.jp/asahi/bar/internet/antigekizo/report418.htm
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