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社説。文意はだいたいこんな感じ。


米国小児科学会が出した8歳からスタチンを飲ませようとの勧告には唖然としたが、
何より驚くのは報告されている子どもたちの健康状態の悪さであって、
それはもちろんどうにかしなければならない。

短期的には安全だとも言われているし、
小児を対象にFDAが認可したスタチンもある。

ただ気がかりなのは、
勧告も、まずは食事を制限して運動することの必要を説いているのに、
そちらよりも薬を飲ませようという部分ばかりが注目されてしまっていることだ。

これでまた製薬会社が大々的にコマーシャルや広告を打ち、
それで不安を煽られた親が小児科医のところにいっては
自分の子どもにも処方しろと迫る……ということが起きてしまうのでは。

Cholesterol Drugs for 8-Year-Olds
The NY Times, July 10, 2008

そうそう。そこよ、問題は……と思いつつ読む。
2008.07.11 / Top↑
近年、グループホームなど障害者サービスの質の悪さが社会問題となっているところに
さらに事業者の撤退で多数の入所者に影響が出ているワシントンDCで、

撤退した事業者から市の援助が少なすぎて経営できないと批判が出たのを受け
今度は市議会が税務調査の結果を元に
障害者ケアの事業者の幹部は給料をとり過ぎだと批判。

「事業の責任というものをちゃんと引き受けていない」
「サービス改善の戦略をきちんと出すか、それが出来ないなら廃業せよ」と。

事業所によっては、トップが年額給与20万ドル以上というところも。

City Council Members Criticize Providers
The Washington Post, July 8, 2008


日本でもコムスン事件の時に、
安易な市場原理導入による民間企業参入のツケだという批判がでていたけど……。
2008.07.11 / Top↑