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去年3月に練習中の事故で脊髄を損傷し半身不随になった
英国ナショナルチームのラグビー選手 Daniel James(23)さんが
今年9月12日にスイスに自殺目的で出向きDignitasクリニックで死亡した件で
英国のWest Mercia 警察が捜査に動きました。

BBCの特派員によると、
Dignitasではターミナル、慢性病(マヒを含む)、精神病の患者に自殺幇助を行っており、
本人が自殺行為を行い、他の人が直接関与しない限りにおいてスイス当局は黙認してきたが

Dignitasの行ないはスイスでも論争を巻き起こしており、
現在、政府の調査対象となっている。

Dignitasによる相談とケア、スイス国籍を持たない人への自殺幇助の実態を調べ
来年早々にも結果が発表される見通し。


やっと……。
しかし英国人だけでも確か100人が既にDignitasで幇助自殺を遂げているはず。


関連エントリーはこちらにまとめてあります。
2008.10.17 / Top↑


今年の5月にもピッツバーグ大の研究で同じ話が出てきていましたが、
今度はワシントン大学の研究チーム。

サルの腕の神経の連絡を人為的にブロックしておいて、
脳とコンピューターを接続したら
脳の信号を読み取って麻痺しているはずの腕が動いた、

いや、正確には
腕を動かそうとする際に起こる最初の筋肉の緊張が見られた、と。

脳とコンピューターを接続する装置が 
ピッツバーグのチームよりもはるかに小さくなっています。

で、例によってメディアの過大広告で
USA TODAYがタイトルに「人間にも希望もたらす」。

でも、よく読むと本文では「いつの日か」と書かれていたりもして。




トランスヒューマニストさんたちが喜んで
「脊髄損傷の麻痺は治る!」などと言い始めるかも。
2008.10.17 / Top↑