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“名誉”殺人 honor killings……というのだそうだ。

一族の名誉を傷つけたとして誰か(多くの場合は子どもや女性でしょう)を殺す行為が
トルコで急増しており、現在、同国の死者の半数がその犠牲者だという。

去年の12月、通報を受けた警察がAdiyaman地方のKahtaで
自宅の鶏小屋の下に掘られた2メートルの深さの穴に埋められていた
16歳の少女MMの遺体を発見した。

少女は両手を縛られ、座った姿勢だった。
死後の解剖では、肺にも胃にも大量の砂があったとのこと。
生き埋めにされていたのだ。

通報者によれば、この少女は男の子たちと話をしたことを責められ、
家族会議にかけられた後、埋められたのだという。

父親と祖父が逮捕された。
父親は親族に男の友達がいるのが気に入らないと話していた、
祖父は異性と性行為を行ったことで少女を殴ったと言っていたとのこと。

母親も逮捕されたが、その後、解放された。
2人が起訴されたかどうかは不明。



自身が生きづらくなってきたストレスを
子どもへの虐待に振り向けている大人が増えているんじゃないんだろうか。

それとも経済の弱肉強食の原理が、
人間の社会そのものを弱肉強食の原理に落とし込んでいっているのか。

その2つが実は重なっているということなのか。

世界中でヘイトクライムが急増していることとも、きっと繋がっている――。





10人に1人の子どもが虐待を受けている(2008/12/5)
2009年5月12日の補遺(英国70年代の児童養護施設での児童虐待事件)
(これは続報もいろいろあったのですが、補遺が見つけられません。たしかアイルランドでカトリック系の施設での性的虐待も表に出てきていたけど、教会も警察も知っていて、もみ消していた、という話も。)
2010.02.06 / Top↑
まず、前半は自殺幇助関連

いただきものの日本語情報で、ベルギーの安楽死法関連
http://cellbank.nibio.go.jp/information/ethics/refhoshino/hoshino0079.htm


ここから英語情報でここ数日の自殺幇助議論関連
Assisted suicide in Guernsey ‘depends on UK’
BBC, February 3, 2010

Galloway warns against legalizing assisted suicide
East London Advertiser 24, February 5, 2010




ここから、いつもの補遺

長年の女性兵士らの訴えを受け、ペンタゴンは世界中の米軍の医療施設で緊急避妊薬(morning-after pill)を販売することを決定。:もとはレイプ被害者などに向けた緊急時の避妊薬だったのに、いつのまにか「72時間以内にこれさえ飲めばOK」という日常の避妊薬になったと? これも相当強いホルモン剤らしいのですが。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/04/AR2010020404050.html

血漿を凍結してろ過することによって拒絶反応を防ぎ、非適合の姉(妹?)からの腎臓移植に成功。英国。世界初。
http://www.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/health/article7015508.ece?&EMC-Bltn=HBPBO2F

自動的に血糖値を計測するセンサーと、その計測結果を受けてインシュリンを出すポンプ装置を連結したシステム「人工すい臓」の治験が17人の1型糖尿病の子供たちに行われて、結果が良好とのこと。LancetにCambridgeの研究者ら。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8498993.stm

スウェーデンのテレビ報道によると、ロシア軍は90年代にバルト海に放射能廃棄物を捨てていた、とのこと。象牙海岸の事件を思い出す。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/8499762.stm
2010.02.06 / Top↑
9月にイングランド、ウェールズ、スコットランドを訪問する予定の法王ベネディクト16世が
スコットランドに行った際には聖職者と議員に対して
自殺幇助合法化法案に反対するよう求める、と。

スコットランドではMargo MacDonald議員の合法化法案提以降、
プロ・ライフの活動家からヨーロッパ人権条約違反だとの批判や、
合法化反対ロビーThe Care Not KillingからMacDonald議員の越権行為だとの批判が出たり、

また保健相のNicola Sturgeon氏が高齢者と障害者の虐待につながるとして反対の意を表明。
英国医師会も同様のスタンスをとっている。

法王は自殺幇助について
スコットランドで人々が宗教から離れている証だとして、
カトリックの聖職者に反対の声を上げるよう呼び掛けた。




2010.02.06 / Top↑