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英国が8日に国連障害者人権条約を批准。英国内でも、あまり広く報道されていないらしい。どうも、子どもの人権条約などに比べて、障害者人権条約は全体に扱いが悪い(鈍い? ぬるい?)ような気がするんだけど、気のせいかな。
http://www.bbc.co.uk/blogs/ouch/2009/06/uk_ratifies_human_rights_treat.html

米:民主党ケネディ議員の国民皆保険案には介護も含まれているらしい……という話らしいので、週明けにちゃんと読みたい。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/153453.php

大きな耳はみっともないと、耳を整形する(させられる)子どもが増えているらしい。しかも、この手の手術の患者が一番年齢層が低いとか。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/153387.php
2009.06.12 / Top↑
Vitaliseは今年から英国の介護者週間にパートナーとして参加した
障害児・者、介護者のレスパイト提供、ボランティア支援チャリティ。

公式サイトをざっと覗いたところ、
特に視覚障害者への支援に力を入れているチャリティのように思われます。

そのVatilise が、今年の介護者週間が行った介護者の実態調査の結果にショックを受け
8日付けのリリースを出しています。



介護者週間の調査によると、
1年以上、介護から離れたことがない人が62%もいる。

介護を始めてからこの方、一度も介護から離れたことがないという人も
介護者の3分の1に及ぶ。

レスパイトの機会が持てないことが介護者を精神的肉体的に脅かしているのは明らか。

介護者役割のプレッシャーから、もう限界というところに追い詰められたことのある人は
回答者のほとんど4分の3にも上る。
中には実際に、もう介護ができなくなった人や、自殺未遂を起こした人もいる。

しかし、回答者の半数は
レスパイトで介護から離れられれば限界にまで行かずに済むだろう(済んだ)と答えている。

Vitalise の代表者 Jonathan Powell氏は

介護者の無言の働きが認められず報われないままになっているのは
実際、恥ずべき事態です。

介護者は適切な支援もないまま、愛する人をケアするストレスで
限界へと追い詰められています。

介護者は毎年英国経済に870億ポンド相当の貢献をしているというのに、
介護者手当ては週53,10ポンド。福祉手当の中でも最低水準です。
政府は介護者の貢献をきちんと評価し、必要な支援を行うべきです。

この調査が、介護者には定期的なレスパイトが必要だということを証明しています。

「いまさら、もう遅い」という時になってからではなく、ケアプランの段階で、
どのプランにも計画的に定期的なレスパイトを組み入れることが不可欠です。


2009.06.12 / Top↑