2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
(補遺に取り上げる記事は、タイトルとリード部分のみか、
せいぜい最初のページの流し読み程度しか読んでいないものがほとんどになります)

オーストラリアの首都特別区で、スタッフ不足から救急車ステーションがサービスを停止する事態が10ヶ月の間に9回も起こっている。これ、もしかしたら次に日本で起こる事態?
http://www.canberratimes.com.au:80/news/local/news/general/station-closures-plague-ambulance-service/1561736.aspx?src=enews

4州にまたがってJohns Hopkinsなど複数の病院において男性6人、女性10人を対象とした8方向の腎臓ドミノ移植が成功。Johns Hopkinsが6方向を成功させた去年4月のエントリーがこちら。この時、「次は7方向?」と書いたのだけど、8方向だった。じゃぁ、次は10方向なのかしら。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/07/AR2009070702696.html

黒人で白人よりも癌による死亡率が高いのは、貧しくて同じケアを受けられないからだといわれてきたが、2万人の癌患者を対象に白人にも黒人にも同じケアを受けてもらって比較した研究でも、やはり黒人の死亡率が高かったので、生物学的な理由によるものであるとのエビデンスだと。……一定期間のケアだけを同じにしたからといって、それ以外の社会的な要因がまったく影響していないと断定できるんだろうか……? こういう研究を見ると、医学・科学研究というのは、最初にある目的に沿った仮説が存在して、その上に成り立っているんだなぁ、とつくづく考えてしまう。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/07/AR2009070702252.html

幹細胞から世界初の精子を作ったぞ、不妊男性への光明だぞ、と胸を張って論文発表するNewcastle大の科学者。そんなのができるか、と眉にツバつける他の科学者。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8138963.stm

英国もテロの容疑者に拷問を行っていて、その隠蔽をMI5が工作した、とのエビデンスが。
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jul/08/mi5-torture-evidence-david-davis

米国の胚性幹細胞研究への公的助成の新ルールについて、NYTimesの社説。この先、治療的クローニングで作られる可能性のある幹細胞株を利用した研究は対象としないとのルールについて、「当面のところ、米国政府は科学と倫理に関する考え方で国民を引っ張っていくよりも、議会と国民についていくつもりらしい」と。
http://www.nytimes.com/2009/07/08/opinion/08wed3.html?_r=1&th&emc=th

マイケル・ジャクソン追悼式が行われている間、利用が集中するWebが果たして機能し続けられるか危ぶまれていたものの、なんとか、もったらしい。
http://bits.blogs.nytimes.com/2009/07/07/the-web-holds-up-during-jacksons-memorial-service/?th&emc=th
2009.07.08 / Top↑
――朗報。

かねてフォローしてきたように、
スイスDignitasで自殺を希望しているMS女性 Debby Purdyさんからの訴えを受け
自殺のために身近な人を海外へ連れて行く行為を罪に問わないことを
法律に明記する法改正案が英国議会に提出されていましたが、
7日、上院の投票で否決。

194 対 141 。



本当に、よかった──。
外は大雨だけど、いい日だ、今日は──。


 

【5月末までの関連の動きをまとめたエントリー】



【その後の関連エントリー】

2009.07.08 / Top↑