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前から見知ってはいて、一度まとめておきたいと思いつつ果たせていなかった
New Jersey州ElizabethのBetancourt事件。

今月中にも上級裁判所の判断が出るらしい。

去年、
1年以上呼吸器をつけた状態で会話が出来なくなっていたRuben Betancourt氏について
永続的植物状態であり、この上の延命は死の苦しみを長引かせるだけで無用であり
非倫理的であるとしてとして呼吸器を外そうとするTrinitas Regional Medical Centerと
Betancourt氏は家族のことを認識しており、
家族の同意なしに呼吸器を外す権利は病院にはないと主張する
娘のJacquelineさんとが対立して訴訟となった。

下級裁判所は病院に対して延命治療の続行を命じ、病院が上訴。

去年5月にBetancourt氏は死去。
一年後の今年5月、上訴裁判所の審理が始まった。

全米で「無益な治療」判断をめぐる訴訟が増えている中、
裁判所の倫理的判断が注目される。

N.J.Court Examines End-Of-Life Decisions
The MNT, June 8, 2010


この事件については、
Not Dead Yetを始め障害者団体や、W.Smithなど保守派の論客も
ずいぶん取り上げて批判しており、そちらには、もっと詳細な情報もあるのですが、
それらは、また折を見て、とりまとめるとして、

当ブログでは、これまで一度もエントリーにしていないので、
今回の記事を機に、ここで、とりあえず、概要のみ。



【関連エントリー】
「無益な治療」事件一覧(209/10/20)
臓器提供は安楽死の次には“無益な治療”論と繋がる・・・・・・?(2010/5/9)
2010.06.12 / Top↑
今度は結核ワクチン。
http://mail.elsevier-alerts.com/go.asp?/bELA001/mHGLBH1F/qVZUBH1F/uMJ51KS1/xC45LH1F/cutf-8

米国の子どものメンタル・ヘルスにもっと力を入れねば、というLancetの記事。なんでも米国の子どもの21%には何らかのメンタルな問題があるのに、対応できていない、とか。:そうえいば去年、小児科学会が子どもたち全員にウツ病のスクリーニングをしようとか言っていた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2810%2960943-9/fulltext?elsca1=TL-110610&elsca2=email&elsca3=segment

今年5月にWHOが出した報告書では、患者に処方される薬の50%は適切な使い方ではない、というLancetの論文。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2810%2960944-0/fulltext?elsca1=TL-110610&elsca2=email&elsca3=segment

Guardian、本日のBilderberg 2010 記事。さすがコメディ作家。おもしろい。Skelton氏と、ビルダーバーグジャーナリスト、 Estulin氏のライバル意識? 今日、図書館にEstulinの「ビルダーバーグ倶楽部」をリクエストしてきた。
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/10/bilderberg-2010-out-of-darkness

米国で介護に関する研究2本。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191388.php

エル・サルバドルの子どもたちが、ギャングを形成してお互いの間で殺戮ゲームを繰り広げている。殺した人の多さが単純に誇りになるという世界。
El Salvador children are the killers in ruthless ‘game’ with guns
The Times, June 11, 2010

米国ワシントンDCのアーリントン墓地、実は多くの兵士たちの墓碑が間違っている、と。
Soldiers buried in wrong graves in Arlington cemetaery ‘shambles’
The Times, June 11, 2010

英国の新政府、子ども手当ての縮小を検討。13歳で、700万世帯以上の子ども手当てが切られるか。
Millions may lose out in reform of child benefits
The Times, June 11, 2010

Massachusetts General Hospital Centerが新たなタイプのヒト多脳性幹細胞を作った。これまでのものよりも扱いやすいとのこと。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191362.php

単独太平洋横断航海途上でインド洋で消息を絶ったCAの16歳少女 Abby Sunderland。:オーストラリアの15歳が無事に航海達成した際には、それでよかったのだとみんな思ったかもしれないけど、果たして何歳から自己決定を認めるか、また議論になる? オーストラリアでは去年、州が親権を親から剥奪する騒ぎもあった。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/10/abby-sunderland-sailor-yachtswoman-teen-sea-search
2010.06.12 / Top↑