MNTのグローバル・ヘルスの記事が、メディアの関連記事をリンクしているのだけど、ほとんどが経済記事だというのが、実に象徴的。Murray医師の発言やら、インドで儲けをあさるビッグ・ファーマやら、Gates氏がナイジェリアに行ったことやら。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191308.php
こちらのゲイツ財団関連エントリーで取り上げたWomen Deliver Conferenceでの避妊の問題に関して、コメントしているブログ記事など。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191300.php
遠隔医療(telemedeicine)が広がって、Iowa州では、医師がPCのビデオカメラで患者にICを行って、緊急避妊薬を処方するボタンをクリックすると、ずっと離れたところにある、看護師がやってるクリニックにいる患者の目の前の引きだしたポンと開いて、緊急避妊薬が出てくるんだそうな。:いいんかい、そんなの……と思いつつ最初の方を読んでいたら、なんと、Iowa州でも唯一、Planned Parenthoodのクリニックだけがやっているのだとか。Planned Parenthoodってな、昨日、ゲイツ財団がらみでチェックしたばかりですがな。Bill Gatesさんが最近大好きみたいな「家族計画」の大元締め。「望まない妊娠はしないように」という善意。だから「望まない妊娠をした人にも、簡単な堕胎をお手軽な遠隔医療で」って? で、その「望まない妊娠はしないように」という善意と愛を知的障害者に当てはめると……それって、Ashley事件やAngela事件に行きつかない……?
http://www.nytimes.com/2010/06/09/health/policy/09video.html?th&emc=th
早産の子どもは将来、自閉症を始め、障害児教育が必要になる可能性が高い。:シアトルこども病院とゲイツ財団とが早産死産撲滅キャンペーンを始めた前後から、こういう研究がゴロゴロでてくるようになった。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191396.php
認知症の人に個別活動プログラム(TAP)を導入して介護負担の軽減につながれば、自腹ででも、という介護者がいるか、という研究。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191313.php
Sheffield Hallam 大学のスポーツ工学の専門家 David James氏がTimesに、Oscar Pistoriusのようなブレード式の人造の脚は、人間の通常の能力をはるかに超えた潜在能力を持っており、オリンピックから禁止すべきだ、と。
Prosthetics use in Olympics should be forbidden, says sports engineer
The Times, June 10, 2010
先日のRMCによるWakefield 医師の除名にも関わらず、世論のワクチン不信がぬぐえないことについて、英国のMedical Research Councilの幹部、Leszek Borysiewicz卿が、これから次々に新しいワクチンが開発され、安全性が確立されていくのに備えて、個人レベルで人々の不安に対処すべく医療職がちゃんと意識を持つよう教育しなければならん、そもそも医療職でちゃんと季節性インフルエンザの予防接種を受けているのが7人に1人以下とは何事か、と。
Leading scientist accuses doctors of increasing fear of vaccines
The Times, June 10, 2010
このところ、何度か補遺で追いかけてきたMalawiのゲイの夫婦。逮捕されて懲役14年を宣告され、その後、国連事務総長などの尽力で大統領による恩赦となったのだけど、釈放されて一週間後に、別れたんだとか。しかも、一人は女性と付き合い始めたとも。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/08/malawi-steven-monjeza-tiwonge-chimbalanga
スコットランドで乳児の息子が泣きやまないと、おしゃぶりでヘロイン代用薬methadoneを吸わせた女性(29)が懲役3年に。:「科学とテクノの簡単解決万歳」文化が浸透するにつれて、こういう人は増えてくるのが必然でしょう……と思う。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191259.php
英国で「大学生は納税者の負担だ」という声が閣僚から。
http://www.guardian.co.uk/education/2010/jun/09/david-willetts-students-tuition-fees
世界中で蛇が減っているそうだ。原因不明。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8727863.stm
背の低い人は背が高い人よりも心臓病になりやすいんだとか。:BBCを見ていると、ほんと、世の中にはいろんな研究があるもんだと感心する。……というか、呆れる。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/10256868.stm
自閉症の遺伝子研究でブレイクスルー。早期診断が可能に。
http://www.guardian.co.uk/science/2010/jun/09/autism-study-genetic-causes
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191308.php
こちらのゲイツ財団関連エントリーで取り上げたWomen Deliver Conferenceでの避妊の問題に関して、コメントしているブログ記事など。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191300.php
遠隔医療(telemedeicine)が広がって、Iowa州では、医師がPCのビデオカメラで患者にICを行って、緊急避妊薬を処方するボタンをクリックすると、ずっと離れたところにある、看護師がやってるクリニックにいる患者の目の前の引きだしたポンと開いて、緊急避妊薬が出てくるんだそうな。:いいんかい、そんなの……と思いつつ最初の方を読んでいたら、なんと、Iowa州でも唯一、Planned Parenthoodのクリニックだけがやっているのだとか。Planned Parenthoodってな、昨日、ゲイツ財団がらみでチェックしたばかりですがな。Bill Gatesさんが最近大好きみたいな「家族計画」の大元締め。「望まない妊娠はしないように」という善意。だから「望まない妊娠をした人にも、簡単な堕胎をお手軽な遠隔医療で」って? で、その「望まない妊娠はしないように」という善意と愛を知的障害者に当てはめると……それって、Ashley事件やAngela事件に行きつかない……?
http://www.nytimes.com/2010/06/09/health/policy/09video.html?th&emc=th
早産の子どもは将来、自閉症を始め、障害児教育が必要になる可能性が高い。:シアトルこども病院とゲイツ財団とが早産死産撲滅キャンペーンを始めた前後から、こういう研究がゴロゴロでてくるようになった。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191396.php
認知症の人に個別活動プログラム(TAP)を導入して介護負担の軽減につながれば、自腹ででも、という介護者がいるか、という研究。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191313.php
Sheffield Hallam 大学のスポーツ工学の専門家 David James氏がTimesに、Oscar Pistoriusのようなブレード式の人造の脚は、人間の通常の能力をはるかに超えた潜在能力を持っており、オリンピックから禁止すべきだ、と。
Prosthetics use in Olympics should be forbidden, says sports engineer
The Times, June 10, 2010
先日のRMCによるWakefield 医師の除名にも関わらず、世論のワクチン不信がぬぐえないことについて、英国のMedical Research Councilの幹部、Leszek Borysiewicz卿が、これから次々に新しいワクチンが開発され、安全性が確立されていくのに備えて、個人レベルで人々の不安に対処すべく医療職がちゃんと意識を持つよう教育しなければならん、そもそも医療職でちゃんと季節性インフルエンザの予防接種を受けているのが7人に1人以下とは何事か、と。
Leading scientist accuses doctors of increasing fear of vaccines
The Times, June 10, 2010
このところ、何度か補遺で追いかけてきたMalawiのゲイの夫婦。逮捕されて懲役14年を宣告され、その後、国連事務総長などの尽力で大統領による恩赦となったのだけど、釈放されて一週間後に、別れたんだとか。しかも、一人は女性と付き合い始めたとも。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/08/malawi-steven-monjeza-tiwonge-chimbalanga
スコットランドで乳児の息子が泣きやまないと、おしゃぶりでヘロイン代用薬methadoneを吸わせた女性(29)が懲役3年に。:「科学とテクノの簡単解決万歳」文化が浸透するにつれて、こういう人は増えてくるのが必然でしょう……と思う。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/191259.php
英国で「大学生は納税者の負担だ」という声が閣僚から。
http://www.guardian.co.uk/education/2010/jun/09/david-willetts-students-tuition-fees
世界中で蛇が減っているそうだ。原因不明。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8727863.stm
背の低い人は背が高い人よりも心臓病になりやすいんだとか。:BBCを見ていると、ほんと、世の中にはいろんな研究があるもんだと感心する。……というか、呆れる。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/10256868.stm
自閉症の遺伝子研究でブレイクスルー。早期診断が可能に。
http://www.guardian.co.uk/science/2010/jun/09/autism-study-genetic-causes
2010.06.10 / Top↑
欧米の超エリートが年に一度集って世界のあり方を協議するBilderberg会議については、
私は一昨日の晩にたまたまGates財団の動きをトラックしていた時に知ったばかりで、
そしたら、たまたま今年の会議が先週末に開かれたばかりだったという
ラッキーなタイミングだったので、
全くの偶然ながら、
私が会議のことを知るのと同時に、
今年の会議についてネットに情報が流れ出てくれるオイシイ状況となりました。
中でもGuardianは、Charlie Skeltonというコメディ・ライターを送りこんだようで、
車の床に伏せたり、鞄で顔を隠したりして会場に向かう出席者の様子をチャカしたり、
彼のレポートを中心に、何本もの記事を打っています。
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/02/charlie-skelton-bilderberg-spain
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/03/bilderberg-spain-charlie-skelton
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/04/bilderberg-charlie-skelton-protesters
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/05/bilderberg-2010-charlie-skelton
その他、「Biderberg ページ」から、いろいろ入れます。
それから、Guardianが苦労して撮った
出席者らの写真12枚のギャラリーがこちら。
誰とは書いてなくて、
「さぁ、あなたは何人わかるかなぁ?」式クイズになっていますが、
出席者リストはこちらにありますので、
クイズのご参考に、どうぞ。
私は無知なので、写真もリストも、全くアウト。
また、こちらのYahoo! ブログの方が
英国メディアの記事リンクを沢山はってくださっていました。
インターネット時代でもあり、
メディアにもここまで明かされてしまったら、
もう秘密裏に開催できないと諦めたのでしょうか、
驚いたことに、Bilderberg Meetingsの公式サイトなるものがちゃんと出来ていて、
去年の会議から出席者名簿が明かされています。
こちらから、どうぞ。
今年のプレスリリースはこちら。
Myuさんのコメントにもありましたが、
確かに、最後に「参加者は個人の資格で出席します」と書かれています。
じゃぁ、なんで、一国の警察を動員して、税金使って物々しい警備態勢を敷くの――?
私は一昨日の晩にたまたまGates財団の動きをトラックしていた時に知ったばかりで、
そしたら、たまたま今年の会議が先週末に開かれたばかりだったという
ラッキーなタイミングだったので、
全くの偶然ながら、
私が会議のことを知るのと同時に、
今年の会議についてネットに情報が流れ出てくれるオイシイ状況となりました。
中でもGuardianは、Charlie Skeltonというコメディ・ライターを送りこんだようで、
車の床に伏せたり、鞄で顔を隠したりして会場に向かう出席者の様子をチャカしたり、
彼のレポートを中心に、何本もの記事を打っています。
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/02/charlie-skelton-bilderberg-spain
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/03/bilderberg-spain-charlie-skelton
http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/jun/04/bilderberg-charlie-skelton-protesters
http://www.guardian.co.uk/world/2010/jun/05/bilderberg-2010-charlie-skelton
その他、「Biderberg ページ」から、いろいろ入れます。
それから、Guardianが苦労して撮った
出席者らの写真12枚のギャラリーがこちら。
誰とは書いてなくて、
「さぁ、あなたは何人わかるかなぁ?」式クイズになっていますが、
出席者リストはこちらにありますので、
クイズのご参考に、どうぞ。
私は無知なので、写真もリストも、全くアウト。
また、こちらのYahoo! ブログの方が
英国メディアの記事リンクを沢山はってくださっていました。
インターネット時代でもあり、
メディアにもここまで明かされてしまったら、
もう秘密裏に開催できないと諦めたのでしょうか、
驚いたことに、Bilderberg Meetingsの公式サイトなるものがちゃんと出来ていて、
去年の会議から出席者名簿が明かされています。
こちらから、どうぞ。
今年のプレスリリースはこちら。
Myuさんのコメントにもありましたが、
確かに、最後に「参加者は個人の資格で出席します」と書かれています。
じゃぁ、なんで、一国の警察を動員して、税金使って物々しい警備態勢を敷くの――?
2010.06.10 / Top↑
Obama大統領の大統領生命倫理問題調査委員会のメンバー13人が選出され、
委員長にペンシルバニア大学学長Amy Gutmann氏を任命。
一問一答がWPに。
Q&A with Gutmann of Presidential Commission for Study of Bioethical Issues
The WP, June 9, 2010
非常に曖昧な答えに終始していますが、
目を引くところでは、
クリントン大統領の委員会は、立ち上げ直後にクローン牛のドリーが誕生し、
クローニングについて答申するよう求められたが、それと同じように
今回、オバマ大統領の委員会でも、立ち上げられたかというように、
Craig Venterが人造生命体を創り出した、
我々も6カ月以内にこの問題で答申するよう大統領に求められている、と。
その辺りについて、もうちょっと具体的に語ってくれと言われて
答えているのが以下。
ゴチックはspitzibara。
つまり、この人たちの仕事とは、
その分野の研究の利益とリスクを見極めて、
リスクを最小に抑えて利益が最大になるところに線引きをすること、
その線引きを政府がどのように実施すべきかを考えること……という認識と思われ、
私は、この人のことは何も知らないけど、
この部分からだけで、ちょっと知ったかぶりに言わせてもらえば、
ものすごく、いわゆるバイオエシックス(英語圏の生命倫理)的……な印象。
「利益vsリスク」というお馴染みのツールが、また使いまわされるんだろうなぁ……。
でも、
「倫理的である」ということは、
「リスクを最小にして、利益を最大にする」ことと本当にイクオールなのか。
それは、倫理的検討じゃなくて功利的検討に過ぎなくて、
「利益vsリスク」論そのものが、実際には
本当の意味での倫理検討をすっ飛ばすところから問題設定しているんじゃないのか、
……と、Ashley事件の初めから、ずっと、いつも思うことを、また考えた。
なお、The Presidential Commission for the Study of Bioethical Issuesの公式サイトはこちら。
そのトップページにあるObama大統領の言葉は以下。
【関連エントリー】
「利益vsリスク」論は前提がおかしい(2008/3/6)
「尊厳は定義なしに使っても無益な概念」をぐるぐる考えてみる(2009/6/29)
大統領生命倫理評議会の「人間の尊厳と生命倫理」と「おくりびと」(2009/6/30)
生命倫理が「治外法権的な聖域なき議論の土俵」に思えてきた(2009/07/7)
「いのちの選択」から「どうせ」を考える(2010/5/21)
あと、もしかしたら、これなんかも?
Obama政権の功利主義医療改革を懸念する記事エントリー一覧(2009/7/18)
委員長にペンシルバニア大学学長Amy Gutmann氏を任命。
一問一答がWPに。
Q&A with Gutmann of Presidential Commission for Study of Bioethical Issues
The WP, June 9, 2010
非常に曖昧な答えに終始していますが、
目を引くところでは、
クリントン大統領の委員会は、立ち上げ直後にクローン牛のドリーが誕生し、
クローニングについて答申するよう求められたが、それと同じように
今回、オバマ大統領の委員会でも、立ち上げられたかというように、
Craig Venterが人造生命体を創り出した、
我々も6カ月以内にこの問題で答申するよう大統領に求められている、と。
その辺りについて、もうちょっと具体的に語ってくれと言われて
答えているのが以下。
The president has asked us to investigate the field of synthetic biology. Not just the recent discovery but the field and related science and technology with an eye toward its benefits and risks and what ethical boundaries we would recommend as the field develops.
Ultimately, we've been asked to develop recommendations about actions that the federal government should take to maximize the benefit, minimize the risk and identify appropriate ethical boundaries.
ゴチックはspitzibara。
つまり、この人たちの仕事とは、
その分野の研究の利益とリスクを見極めて、
リスクを最小に抑えて利益が最大になるところに線引きをすること、
その線引きを政府がどのように実施すべきかを考えること……という認識と思われ、
私は、この人のことは何も知らないけど、
この部分からだけで、ちょっと知ったかぶりに言わせてもらえば、
ものすごく、いわゆるバイオエシックス(英語圏の生命倫理)的……な印象。
「利益vsリスク」というお馴染みのツールが、また使いまわされるんだろうなぁ……。
でも、
「倫理的である」ということは、
「リスクを最小にして、利益を最大にする」ことと本当にイクオールなのか。
それは、倫理的検討じゃなくて功利的検討に過ぎなくて、
「利益vsリスク」論そのものが、実際には
本当の意味での倫理検討をすっ飛ばすところから問題設定しているんじゃないのか、
……と、Ashley事件の初めから、ずっと、いつも思うことを、また考えた。
なお、The Presidential Commission for the Study of Bioethical Issuesの公式サイトはこちら。
そのトップページにあるObama大統領の言葉は以下。
As our nation invests in science and innovation and pursues advances in biomedical research and health care, it’s imperative that we do so in a responsible manner.
我が国が科学とイノヴェーションに投資し、
生命医学研究と医学の進歩を追い求める以上、
責任のあるやり方をすることが不可欠である。
【関連エントリー】
「利益vsリスク」論は前提がおかしい(2008/3/6)
「尊厳は定義なしに使っても無益な概念」をぐるぐる考えてみる(2009/6/29)
大統領生命倫理評議会の「人間の尊厳と生命倫理」と「おくりびと」(2009/6/30)
生命倫理が「治外法権的な聖域なき議論の土俵」に思えてきた(2009/07/7)
「いのちの選択」から「どうせ」を考える(2010/5/21)
あと、もしかしたら、これなんかも?
Obama政権の功利主義医療改革を懸念する記事エントリー一覧(2009/7/18)
2010.06.10 / Top↑
前のエントリーを書く時に、
なんだか、とんでもないバケモノ情報に行き当たってしまったのですが、
Bill Gatesが去年米国で作った the Good Club (これが前のエントリーの内容)とは別に、
1950年代の早くから、世界政府とでもいうべき機能をもった秘密結社が存在していたということ、
みなさん、ご存知でした?
その名も、「ビルダーバーグ会議」というんだとか。
ウィキペディアはこちら。
2003年6月22日の産経新聞の記事がこちら。
去年のギリシアでの会議を報じたTimesの記事がこちら。
欧米の大物130人程度がメンバーで、
1954年から年に一回集まって会議を行っている。
もちろん、世界は欧米によって支配されて当たり前との前提によるもの。
出席者リストと議題は公表されて、欧米のジャーナリストも招待されるが、
内容は非公開で記事にはならない。
毎年、この会議の決定に従って
各国政府、財界への工作、メディアを通じた世論操作が発動されるとも。
これ、陰謀“説”ではなく、歴とした現実だよね……と
ほとんど目をこするようにしてネットで見つかる情報を拾い読みしていたら、
おや? ……なぜか、Bill Gatesの名前が出てこない……不思議だぁ……
……と、なんと、
Bill Gates To Attend 2010 Bilderberg Conference
The National Expositor, June 4, 2010
the Bilderberg Group is Real
Slog, June 8, 2010
今年のビルダーバーグ会議はスペインで、この週末に行われたばかりだった。
そして、ゲイツ氏は、2010年の今年やっと、ご招待を受け
めでたくビルダーバーグ会議にデビューされたのだとか。
よほど嬉しかったのでしょう。
秘密会議なのに、
スペインのメディアに突っ込まれて
「出席者の一人だよ」とか「スピーチでは退屈させないよ」とか
ぺらぺらと語ってしまったために、バレバレ。
まさか新参者のビル・ゲイツがはしゃいで、しゃべりまくったからでもないでしょうが、
今年のビルダーバーグ会議、
こちらの記事でのジャーナリストJim Tucker氏の証言によると、
近年メディアが同会議を取り上げるようになったものだから
秘密裏に出席することが困難となった常連たちの欠席が多く、
今年は失敗に終わった、と。
ちょっと気になるのは、
ペンタゴンからイラン攻撃を匂わせて「当面は音なしの構えで」というお達しが出たとか。
ここまで来ると、いきなり思いもかけない話の連続放射を浴びて
頭の中がしっちゃかめっちゃかですが、
もう1つ、気になることとして、
ゲイツ氏のビルダーバーグ会議出席については
上記リンクの記事があちこちにコピペされていて
「優生思想家ビル・ゲイツ、ビルダーバーグ会議に出席」というタイトルが目立つこと。
上記リンクの記事の最後にも1つありますが、
このところ、ゲイツ氏が人口抑制の必要を説く際に
新しいワクチンと、医療と、生殖医療の3つをしっかりやれば
世界人口の増加を10%抑制できる、と力説しているビデオが
YouTubeなどで多数流れてもいます。
ゲイツ財団は貧困国と障害者に強制不妊手術の導入を狙っているのではないか……と
懸念しているのは、どうやら私一人ではなかったようです。
しかし、その中に、
Ashley事件やAngela事件とのつながりの可能性にまで
考えが及んでいる人がどれだけいるだろう……?
---- ----
ついでに、このエントリーを書く前の検索あれこれで拾った情報をいくつか。
(情報源がどれだったか、すぐには分からなくなっていますが、
いずれもブクマの中にある記事で、追跡可能なものです)
・Bill Gatesの父親は、かつて米国家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)の会長だった。
・ゲイツ財団は2002年に米国家族計画連盟に多額のグラントを出している。
(たぶん他の年も。たまたま財団のページ情報が出てきたのが2002年の170万ドル)
・Bill Gatesは、トランスヒューマニストの Ray Kertzweilのファンで、
これまでに少なくとも2回、ディナーに招待している。
2人の日ごろの言動から、
貧困層と障害者への強制不妊を進め、
エリート人類だけが残っていくように人口抑制策を進めて、
知力・体力に優れた超人類を目指そうとしているのでは、との憶測が流れている。
なんだか、とんでもないバケモノ情報に行き当たってしまったのですが、
Bill Gatesが去年米国で作った the Good Club (これが前のエントリーの内容)とは別に、
1950年代の早くから、世界政府とでもいうべき機能をもった秘密結社が存在していたということ、
みなさん、ご存知でした?
その名も、「ビルダーバーグ会議」というんだとか。
ウィキペディアはこちら。
2003年6月22日の産経新聞の記事がこちら。
去年のギリシアでの会議を報じたTimesの記事がこちら。
欧米の大物130人程度がメンバーで、
1954年から年に一回集まって会議を行っている。
もちろん、世界は欧米によって支配されて当たり前との前提によるもの。
出席者リストと議題は公表されて、欧米のジャーナリストも招待されるが、
内容は非公開で記事にはならない。
毎年、この会議の決定に従って
各国政府、財界への工作、メディアを通じた世論操作が発動されるとも。
これ、陰謀“説”ではなく、歴とした現実だよね……と
ほとんど目をこするようにしてネットで見つかる情報を拾い読みしていたら、
おや? ……なぜか、Bill Gatesの名前が出てこない……不思議だぁ……
……と、なんと、
Bill Gates To Attend 2010 Bilderberg Conference
The National Expositor, June 4, 2010
the Bilderberg Group is Real
Slog, June 8, 2010
今年のビルダーバーグ会議はスペインで、この週末に行われたばかりだった。
そして、ゲイツ氏は、2010年の今年やっと、ご招待を受け
めでたくビルダーバーグ会議にデビューされたのだとか。
よほど嬉しかったのでしょう。
秘密会議なのに、
スペインのメディアに突っ込まれて
「出席者の一人だよ」とか「スピーチでは退屈させないよ」とか
ぺらぺらと語ってしまったために、バレバレ。
まさか新参者のビル・ゲイツがはしゃいで、しゃべりまくったからでもないでしょうが、
今年のビルダーバーグ会議、
こちらの記事でのジャーナリストJim Tucker氏の証言によると、
近年メディアが同会議を取り上げるようになったものだから
秘密裏に出席することが困難となった常連たちの欠席が多く、
今年は失敗に終わった、と。
ちょっと気になるのは、
ペンタゴンからイラン攻撃を匂わせて「当面は音なしの構えで」というお達しが出たとか。
ここまで来ると、いきなり思いもかけない話の連続放射を浴びて
頭の中がしっちゃかめっちゃかですが、
もう1つ、気になることとして、
ゲイツ氏のビルダーバーグ会議出席については
上記リンクの記事があちこちにコピペされていて
「優生思想家ビル・ゲイツ、ビルダーバーグ会議に出席」というタイトルが目立つこと。
上記リンクの記事の最後にも1つありますが、
このところ、ゲイツ氏が人口抑制の必要を説く際に
新しいワクチンと、医療と、生殖医療の3つをしっかりやれば
世界人口の増加を10%抑制できる、と力説しているビデオが
YouTubeなどで多数流れてもいます。
ゲイツ財団は貧困国と障害者に強制不妊手術の導入を狙っているのではないか……と
懸念しているのは、どうやら私一人ではなかったようです。
しかし、その中に、
Ashley事件やAngela事件とのつながりの可能性にまで
考えが及んでいる人がどれだけいるだろう……?
---- ----
ついでに、このエントリーを書く前の検索あれこれで拾った情報をいくつか。
(情報源がどれだったか、すぐには分からなくなっていますが、
いずれもブクマの中にある記事で、追跡可能なものです)
・Bill Gatesの父親は、かつて米国家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)の会長だった。
・ゲイツ財団は2002年に米国家族計画連盟に多額のグラントを出している。
(たぶん他の年も。たまたま財団のページ情報が出てきたのが2002年の170万ドル)
・Bill Gatesは、トランスヒューマニストの Ray Kertzweilのファンで、
これまでに少なくとも2回、ディナーに招待している。
2人の日ごろの言動から、
貧困層と障害者への強制不妊を進め、
エリート人類だけが残っていくように人口抑制策を進めて、
知力・体力に優れた超人類を目指そうとしているのでは、との憶測が流れている。
2010.06.10 / Top↑
このところ、ゲイツ財団のカネが出回る先々に「家族計画」がついてくるのが気になって、
ネット上をごそごそしていたら、
こんなTimesの記事に行き当たった。
Billionaire club in bid to curb overpopulation
The Times, May 24, 2009
去年5月5日に、Bill Gatesの呼びかけで
米国の億万長者・慈善家が一堂に会して完全非公開の会議を行ったそうな。
出席したのは
David Rockefeller Jr.
Warren Buffet
George Soros,
Michael Bloomberg,
Ted Turner
Oprah Winfrey
前代未聞のこの会議、
出席者らは the Good Club と呼ぶそうな。
ディナーをとりながら、それぞれ15分間、
自分の興味関心のある問題について語った後、
ゲイツ氏のリードで、人口抑制が最重要課題であるとの合意に至った。
Gates氏は08年2月にも、
カリフォルニアでのイベントのスピーチで同様の発言をしており、
現在66億人の世界人口は、やがて93億に達すると言われているが
よりよい生殖保健医療などに慈善キャンペーンを行うことによって
83億人にとどめることができる、と語っている。
出席者の一人によると、投票が行われたわけではないが、
今後の環境、社会、産業への脅威と捉えて人口増加に対処していく方針が決まった、とのこと。
この人物は以下のようにも言っている。
This is something so nightmarish that everyone in this group agreed it needs big-brain answers.
They need to be independent of government agencies, which are unable to head off the disaster we all see looming
(Why all the secrecy?) They wanted to speak rich to rich without worrying anything they said would end up in the newspapers, painting them as an alternative world government.
各国の政府に任せていたのでは、
こんな地球的な危機を乗り切ることなどできっこないから、
ここは、そんな機関をすっ飛ばして、その頭越しに、
ワケの分かった我々が頭脳を結集してコトに当たる必要がある、
しかし、世界政府を作るつもりかと新聞に書かれたのではやりづらいので
カネ持ち同士でこっそり極秘の会談を……
出席者全員がそう合意したということについて
「まるで悪い夢でも見ているみたい」だと、この人物はコメントしているわけだけど、
確かに「各国政府では役に立たないから、自分が直接、出張って行って……」という
発想とヤリクチは、いかにもビル・ゲイツ。
ゲイツ財団は中国でも、それからインドでも
そういう独善的な姿勢で保健事業を地元政府から肩代わりしている。
(ゼニがついてくるからか、誰も「内政干渉だ」とは非難しないらしい)
また、その「いい人クラブ」のメンバーは、
今後数カ月の間に何度か会いましょう、とも決めたのだとか。
初回会議が去年の5月なのだから、
すでに、彼らは何度も極秘会議を重ねたのでしょう。
……ってことは、ゲイツ財団の周辺で去年あたりから慌ただしくなっている
早産・死産撲滅キャンペーン
母子保健キャンペーン
ワクチンの10年キャンペーン
なんかも、
もしかして、彼らの会議で合意された上での動き――?
人類は2040年に滅亡、でもグローバル福祉国家は通産相兼務の厚労相がご活躍だから大丈夫?と
私はこの3月に考えてみたりしていたのだけど、
通産相兼務の厚労相は、既に去年、自ら首相役を買って出て
米国の長者を閣僚とする世界政府を樹立していたということ――?
でも、いったい誰が、そんなの信任したんだ――?
ネット上をごそごそしていたら、
こんなTimesの記事に行き当たった。
Billionaire club in bid to curb overpopulation
The Times, May 24, 2009
去年5月5日に、Bill Gatesの呼びかけで
米国の億万長者・慈善家が一堂に会して完全非公開の会議を行ったそうな。
出席したのは
David Rockefeller Jr.
Warren Buffet
George Soros,
Michael Bloomberg,
Ted Turner
Oprah Winfrey
前代未聞のこの会議、
出席者らは the Good Club と呼ぶそうな。
ディナーをとりながら、それぞれ15分間、
自分の興味関心のある問題について語った後、
ゲイツ氏のリードで、人口抑制が最重要課題であるとの合意に至った。
Gates氏は08年2月にも、
カリフォルニアでのイベントのスピーチで同様の発言をしており、
現在66億人の世界人口は、やがて93億に達すると言われているが
よりよい生殖保健医療などに慈善キャンペーンを行うことによって
83億人にとどめることができる、と語っている。
出席者の一人によると、投票が行われたわけではないが、
今後の環境、社会、産業への脅威と捉えて人口増加に対処していく方針が決まった、とのこと。
この人物は以下のようにも言っている。
This is something so nightmarish that everyone in this group agreed it needs big-brain answers.
They need to be independent of government agencies, which are unable to head off the disaster we all see looming
(Why all the secrecy?) They wanted to speak rich to rich without worrying anything they said would end up in the newspapers, painting them as an alternative world government.
各国の政府に任せていたのでは、
こんな地球的な危機を乗り切ることなどできっこないから、
ここは、そんな機関をすっ飛ばして、その頭越しに、
ワケの分かった我々が頭脳を結集してコトに当たる必要がある、
しかし、世界政府を作るつもりかと新聞に書かれたのではやりづらいので
カネ持ち同士でこっそり極秘の会談を……
出席者全員がそう合意したということについて
「まるで悪い夢でも見ているみたい」だと、この人物はコメントしているわけだけど、
確かに「各国政府では役に立たないから、自分が直接、出張って行って……」という
発想とヤリクチは、いかにもビル・ゲイツ。
ゲイツ財団は中国でも、それからインドでも
そういう独善的な姿勢で保健事業を地元政府から肩代わりしている。
(ゼニがついてくるからか、誰も「内政干渉だ」とは非難しないらしい)
また、その「いい人クラブ」のメンバーは、
今後数カ月の間に何度か会いましょう、とも決めたのだとか。
初回会議が去年の5月なのだから、
すでに、彼らは何度も極秘会議を重ねたのでしょう。
……ってことは、ゲイツ財団の周辺で去年あたりから慌ただしくなっている
早産・死産撲滅キャンペーン
母子保健キャンペーン
ワクチンの10年キャンペーン
なんかも、
もしかして、彼らの会議で合意された上での動き――?
人類は2040年に滅亡、でもグローバル福祉国家は通産相兼務の厚労相がご活躍だから大丈夫?と
私はこの3月に考えてみたりしていたのだけど、
通産相兼務の厚労相は、既に去年、自ら首相役を買って出て
米国の長者を閣僚とする世界政府を樹立していたということ――?
でも、いったい誰が、そんなの信任したんだ――?
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