なんでも最近では、
子どもがPCでやったことを逐一、
(タイプされた1文字1文字まで正確に)
定期的に親にレポートしてくれるスパイウエアが売られているのだとか。
子どもがPCでやったことを逐一、
(タイプされた1文字1文字まで正確に)
定期的に親にレポートしてくれるスパイウエアが売られているのだとか。
彼が親による子どものプライバシー侵害を正当化する理由は以下の2つ。
①パソコンを通じて接触する異常者の犠牲となる子どもや
ネットでのイジメで自殺に追い込まれる子どもが増えている。
ネットでのイジメで自殺に追い込まれる子どもが増えている。
②どうせ子どもはパソコンで遊ぶことによって
無自覚なまま自分のしていることを広くネットユーザーに発信しているのだから、
親が見たってそれらユーザーと同じことに過ぎないし、
むしろ、それが決して安全なことではないと親が知らせてやるべき。
無自覚なまま自分のしていることを広くネットユーザーに発信しているのだから、
親が見たってそれらユーザーと同じことに過ぎないし、
むしろ、それが決して安全なことではないと親が知らせてやるべき。
Cobenの理屈では、
子どもが薬物に手を出したり、よくない相手と付き合ったりしている際に、
スパイウエアで証拠を掴んだ上で子どもと話し合う方が説得力があり
子どもも親の言うことに素直に耳を傾ける……というのですが、
子どもが薬物に手を出したり、よくない相手と付き合ったりしている際に、
スパイウエアで証拠を掴んだ上で子どもと話し合う方が説得力があり
子どもも親の言うことに素直に耳を傾ける……というのですが、
それでは親に対する信頼を子どもが失ってしまうだけではないか、
この感覚は子どもを深く傷つけるものではないかと私には思えてならない。
この感覚は子どもを深く傷つけるものではないかと私には思えてならない。
デザイナー・ベビー志向にせよ
着床前診断による障害児切り捨てにせよ、
“Ashley療法”にせよ、
このような監視の提案にせよ、
着床前診断による障害児切り捨てにせよ、
“Ashley療法”にせよ、
このような監視の提案にせよ、
親が子どもを自分の意のままにしてもよい所有物と捉える傾向が目に付いて、
非常に気にかかります。
非常に気にかかります。
そのすべてにおいて、
「子どもを守ってやるのは親の義務」
「それが子どもの利益」などという、
もっともらしい理屈がアリバイに使われていることもまた。
「子どもを守ってやるのは親の義務」
「それが子どもの利益」などという、
もっともらしい理屈がアリバイに使われていることもまた。
2008.03.17 / Top↑
The parents are now back in the news
「両親がニュースに戻ってきた」との解説付きで
Dvorskyのブログ・エントリーを紹介しています。
「両親がニュースに戻ってきた」との解説付きで
Dvorskyのブログ・エントリーを紹介しています。
自分たちにスッポットライトを当ててくれたことがよほど嬉しかったのでしょうか。
しかし、
父親に引用された「肉体と精神はつりあっていないとグロテスクである」という説を
Dvorsky自身は既に撤回しているのに、
父親に引用された「肉体と精神はつりあっていないとグロテスクである」という説を
Dvorsky自身は既に撤回しているのに、
2人とも今回のエントリーでそのことには全く触れていないのは
フェアじゃないというか、いっそ卑怯なのでは?
フェアじゃないというか、いっそ卑怯なのでは?
Ashley X’s Parents Declare Treatment a Success
Institute for Ethics and Emerging Technologies, March 16, 2008
Institute for Ethics and Emerging Technologies, March 16, 2008
2008.03.17 / Top↑
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