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5月8日:病院とWPASの合同記者会見


病院側のプレスリリース
Growth Attenuation Press Conference

WPAS調査報告書フルテキスト
Investigative Report Regarding the “Ashley Treatment”
May 8, 2007





WPASホームページ http://www.wpas-rights.org/


関連報道











http://www.thestar.com/article/212230
(Toronto Star, Helen Henderson)



5月16日:子ども病院による成長抑制に関するシンポジウム



シンポに出席・発言された小山エミさんの詳細報告
http://eminism.org/blog/entry/16(英文)
http://macska.org/article/1861 (日本語前編)
http://macska.org/article/188 (日本語後編)



         -------

なお、この段階までのネットにおける日本語での関連情報は
以下の児童精神科医afcpさんのブログに詳細なリンクが集められています。


afcpさんの他、筑波大学大学院の名川勝先生、
米国在住でトランスジェンダーの問題などに取り組んでおられる小山エミさんが
この問題については継続的に強い関心を持って考察しておられます。
お2人のブログ記事へも上記から入れます。
2009.03.12 / Top↑
Texas州の入所施設で2年も前から
重複障害のある若い男性たちが介護職員らによって
“ファイト・クラブ”形式の格闘技試合をやらされていたことが判明。

警察署長は
「この30年間に見た中でも最悪の児童虐待だ。
個別の虐待は時として起こるが
この事件のひどさは組織的に行われていたことだ」と。

発覚したのは道端に落ちていた携帯電話の動画から。

そのビデオでは
職員らが入所者の男性らを煽って肉体的に激昂させ
対戦相手と戦わないと、相手に向かって押したり、ぶつけ合っては戦わせていた。

知的にも身体的にも重複した障害のある入所者たちは互いに
押したり、なぐったり、蹴ったり、
勝利者を宣言されると腕を挙げてガッツポーズをとっていた。

怪我は小さなものだったとのこと。

Texas州では法務省から
州立の障害者入所施設で虐待と市民権侵害が起こっていることを指摘され、
改善案を審議しているところ。

月曜日に、入所者を虐待から守る緊急動議が出されたとのこと。

入所者の年齢は記事からは不明。

入所施設となっていますが施設名は the Corpus Christ State Schoolで、
緊急動議でも「州の教育制度」や「キャンパス」が云々されているので、
学齢期の障害児の入所による養護学校なのかもしれません。


Disabled men forced into ‘fight club’ battles
AFP, the Canberra Times, March 11, 2009


つい昨日
町山智浩氏の「キャプテン・アメリカはなぜ死んだか」を読んで
くっきり目に焼きついた感じになっていたものだから、
「バイブルベルトの南部」では「今も女は男の奴隷であって、離婚や中絶などという選択肢はない」
という一行を、この記事で思い出した。

町山氏は南部のルイジアナ州のジェナ高校で
生徒たちが日除けにする2本の樹のうち大きい方が白人専用になっていたことに端を発した
生徒間での衝突が町中の大人の人種抗争へと激化し、
全米でのネオナチによる嫌がらせに繋がっていった2006年の事件についても書いている。

そういえば医療において
最も弱い者を切り捨てる「無益な治療法」を真っ先に導入したのもTexas州だった。

続報がこちらに。
2009.03.12 / Top↑
FENの幹部4人がGeorgia州の男性の自殺幇助などの容疑で逮捕された事件で、
4人の逮捕は囮捜査によるものだったのですが、
供述書で明らかになったところによると、

がん患者を装ってFENに自殺幇助を希望した捜査官は
まずヘリウムタンクと頭にかぶる Exit Mask というポリ袋を買うように指示され、
その後、自殺のやり方を予行演習した際には
FENのガイドが捜査官の上にのしかかって
ヘリウムガスが注入される間、マスクを脱がないように腕を押さえつけた、と。

しかし、もちろんFENでは
自殺の行為そのものにはガイドは手を出していない、
ヘリウムで意識がなくなるまでの間ガイドが手を握っているが
それはサポートのためであってマスクを脱がないように抑えるわけではない、と。

そのほか、この記事に出ている新情報は、
当初の逮捕容疑であるCelmer氏の奥さんが
捜査に大変感謝していると発表していることくらい。




2009.03.12 / Top↑