以下の2本の記事によると、
自殺幇助合法化がうまくいっているモデルとして引き合いに出されるオランダで
自殺幇助のロビーグループ the SVL 財団のチェアマンが10ヶ月の禁固刑に。
自殺幇助のロビーグループ the SVL 財団のチェアマンが10ヶ月の禁固刑に。
80歳のパーキンソン病の女性が自殺幇助を希望していたが、
主治医も精神科医も拒否。
主治医も精神科医も拒否。
2007年に女性の息子がSVLにコンタクトを取り、
チェアマン(名前は出てきていません)が息子にペントバルビタールを渡し、
女性はその薬で自殺した。
チェアマン(名前は出てきていません)が息子にペントバルビタールを渡し、
女性はその薬で自殺した。
(DutchNews.comの方はフェノバルビタールとしているのですが、
フェノバルビタールならウチの娘に処方されたことだってある一般的な抗けいれん剤だし、
これまでの自殺幇助事件で使われているのもAFPが書いているペントバルビタールなので、
おそらくDutchNewsの方は間違いではないでしょうか)
フェノバルビタールならウチの娘に処方されたことだってある一般的な抗けいれん剤だし、
これまでの自殺幇助事件で使われているのもAFPが書いているペントバルビタールなので、
おそらくDutchNewsの方は間違いではないでしょうか)
財団には罰金25000ユーロ。
他に8人がsuspended。(具体的に何を意味するのか私には?)
他に8人がsuspended。(具体的に何を意味するのか私には?)
オランダの尊厳死法では医師以外に幇助行為が禁じられている。
子どもたちは女性が致死薬を飲むのに手を貸したが
罪には問われていない。
罪には問われていない。
オランダの安楽死を監視する機関の発表では
2008年には2146人が安楽死。152人が幇助自殺。
33件では、安楽死と自殺幇助が行われた。
2008年には2146人が安楽死。152人が幇助自殺。
33件では、安楽死と自殺幇助が行われた。
(死に至る行為が他者に行われた場合を尊厳死、
自分で行われた場合を自殺幇助として分類)
自分で行われた場合を自殺幇助として分類)
合計で2331人となり、
2007年の2120人よりも200人の増加。
2007年の2120人よりも200人の増加。
10件において法律違反が疑われて調査に。
多くの場合、がん患者で、ほとんどの人が自宅で亡くなった。
2002年にできたオランダの尊厳死法では
医師により不治と診断された病気で耐えがたい痛みがある場合のみに認められており、
患者が自己決定能力があるうちにその意思表示をしておくことが必要。
医師により不治と診断された病気で耐えがたい痛みがある場合のみに認められており、
患者が自己決定能力があるうちにその意思表示をしておくことが必要。
安楽死を監視するコミッションが5つあり、
医師、法律家、倫理の専門家それぞれ1人から成る。
安楽死のケースはそれらコミッションのいずれかに報告しなければならない。
医師、法律家、倫理の専門家それぞれ1人から成る。
安楽死のケースはそれらコミッションのいずれかに報告しなければならない。
なお、
現Compassion & Choice の前身Hemlock Societyの創設者で
あちこちで自殺者が参考にして問題となっている自殺指南書”Final Exit” の著者でもある
Derek Humphryがこのニュースを自分のブログで取り上げていました。
現Compassion & Choice の前身Hemlock Societyの創設者で
あちこちで自殺者が参考にして問題となっている自殺指南書”Final Exit” の著者でもある
Derek Humphryがこのニュースを自分のブログで取り上げていました。
2009.05.31 / Top↑
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