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Wisconsin州の矯正施設の囚人が
同房の囚人の自殺幇助で起訴されました。

起訴されたのは強盗の罪で服役中の Joshua Walters(20)。

彼と同じ房でシーツをベッドに結び付けて首を吊って自殺したのは
通り魔殺人を犯して服役中だった同い年の囚人 Adam C. Peterson。

Waltersと同じ房に入ってきてから約1ヵ月後のことだった。

当初、自分は関わっていないとWaltersは主張したが、

その翌日には自殺を手伝ったことの不安から一部始終を他の囚人に打ち明けており、
その囚人が家族に書いた手紙で事情が判明。

Petersonはこの矯正施設に移される前にも首を吊ろうとしたことがあったという。
どうやら死ぬことによって、自分が殺した被害者の家族に対して、
事件の“締めくくりをしてあげよう”と考えていたらしい。

2人はかねてから計画し、監視の目が少ない時間を狙って
Petersonの自殺を敢行したもので、

Waltersがその囚人に打ち明けたところでは、

当日、家族の面会が予定されているので実行したくないというPetersonを
Waltersが説得してその気にさせ、遺書を書かせた。

さらにシーツを輪にしてベッドにくくりつけたのもWalters。

自分が頭を入れて体重をかけても大丈夫だと確認した上で
Waltersが輪を広げてやると、Petersonが自分から頭をそこに突っ込んだという。
WaltersはPetersonの首とシーツの隙間にタオルまで詰めた。

Petersonが苦しんで椅子を蹴ると、
音がしないようにWaltersはその椅子をどけた。

そして死んだのを確かめてから看守に知らせた、と。

Wisconsin inmate charged with assisted suicide
The Chicago Tribune, April 9, 2009


これも自殺幇助──。
あれも、それも自殺幇助──。

「自殺幇助」という言葉で、
あまりにも多くの別々のことが語られすぎている、と思う。
2009.04.10 / Top↑
自殺幇助ツーリズムでお馴染み、例のDignitasクリニックが
死にたいと望む患者に使用するため
ナトリウム-ペントバルビタールをストックしておきたいと
スイスの最高裁判所に許可を求めていたらしいのですが、

最高裁判所は却下。

ナトリウム-ペントバルビタールは法律上、麻薬の扱いとなり、
緊急時に命を維持するための使用は認められるが
Dignitasは命を救うのではなく逆に奪うために使おうとしているので認められない、と。

Dignitas forbidden to store narcotics
The Swiss News, April 8, 2009


品がなくて申し訳ないけど、正直、読んですぐに頭に浮かんだのは

──ざまぁみろ。
2009.04.10 / Top↑