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ヨーロッパの脳性まひ児、社会参加支援の施策が不十分
http://www.medicalnewstoday.com/articles/147681.php

米国5月は脳卒中月間。米国脳卒中学会が脳卒中になったばかりの人の家族向けに、15か条のアドバイスを。15か条「自分を大切に」。ここのところ、日本にはまだない視点。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/147785.php

W.Smith。米国 Critical Care 学会は、かつても無益な治療法を支持したが、今回も同学会誌において自殺幇助合法化を支持している。神経系の損傷が激しい患者が臓器提供の意思表示をしている場合は殺そう、という話。
http://www.opposingviews.com/articles/opinion-ignoring-the-rational-reasons-against-assisted-suicide

州が自殺幇助を合法化したら、病院や医師は致死薬の処方を強制されるのか。医師にも権利があるぞ、と。
http://www.spokesman.com/letters/2009/apr/28/health-care-providers-should-have-right-not-assist/

自閉症の16歳の少年が自宅レストランの前で職務質問され、逃げだしたところ警官に警棒で殴られて8針縫う怪我。警察は調査中としてノーコメント。
http://www.chicagotribune.com/news/local/chi-police-teen-autismapr25,0,3799143.story



メキシコで最初に豚インフルで住民の6割400人の患者出した村で、周りと同じ症状だったのに助かった4歳の男児が感染源解明の鍵?
http://www.guardian.co.uk/world/2009/apr/27/swine-flu-search-outbreak-source

大ヒットしているシワ取りクリームが実際に効果があることを皮膚科の研究者が実証。それがメジャーなメディアに取り上げられてトップニュースの扱いになることの不思議。
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/science/article6186333.ece?&EMC-Bltn=MIE8KA

韓国の研究者が遺伝子組み換えとクローン技術を使って、紫外線下で赤く光るビーグル犬を作ったそうな。「人間の病気の治療に結びつく技術」を言い訳・アリバイ・隠れ蓑に、すれば、なにをしてもいいというもんじゃないだろうに。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/04/29/AR2009042900579.html

自閉症は遺伝子の変異が原因との強力なエビデンス。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8020837.stm
2009.04.29 / Top↑
アイルランドの自殺学会の調査によると、
質問された人の48%が
不治の病に冒された人には尊厳のある方法で自殺することが認められるべきだと答えた。

フィナ・ゲール党の精神衛生スポークスマン Dan Neville氏は

安楽死や自殺幇助に対する国際的なリベラルな姿勢転換を受け
今後、アイルランドでも法律改正を求める声の高まりが予想されるが、

オランダでは知的障害がある人や認知症の人が死なされるケースも出ており、
また子どもも対象に含まれているなど、

安楽死、自殺幇助合法化には
自発的な自殺とそうではない自殺の区別が曖昧になり
「すべり坂」の懸念が大きい、と。

Euthanasia is growing issue here -FG
Irishhealth.com, April 28, 2009
2009.04.29 / Top↑
オーストラリアの研究で、
重篤な退薬症状を示す新生児(妊娠中に母体を通じて薬物依存になっていた新生児)の数が
1980年の40倍にも達している、と。

毎年16,4%増加している計算になる。
Pediatrics誌の最近刊に掲載の論文で。

要因としては、総じて薬物濫用が増加していることと、
医療関係者の間での退薬症状への認識の高まり。

また、こうした乳児は
将来的にもネグレクトにあって保護される確率が高い、とも。

著者の一人は
「本気でこうした子どもたちへの虐待・ネグレクトを防ごうと思ったら、
子どもたちが生まれる前から、理想的には妊娠前から
母親へのアプローチを開始することが必要」

産科医、ソーシャルワーカー、薬物アルコール対策担当者、福祉関係者らが
協働し、長期的な取り組みを行うことが重要。

「オーストラリアで生まれている子ども1000人のうち4人が
違法な薬物の影響を受けて生まれているという状況は、
子どもにとっても家族にとっても社会にとっても由々しい問題」



ちょっと前に読んだ町山智浩氏の
「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」にあった一説を思い出した。

階級社会のアメリカでは、
階級ごとに住む場所もドラッグの嗜好も分かれている。

極貧層やホームレスはクラックやヘロイン、
大金持ちはコカインと向精神薬、
中産階級は、そう、マリファナだ。 (p.118)

ヘロインやコカインと並んで、向精神薬がさらりと、
当たり前のような顔で登場しているところが、いかにもトランスヒューマンな、この時代。

ただし大金持ちは、というところも、いかにもネオリベラルな、この時代──。


【参考サイト】
妊娠中の薬物の使用
(メルクマニュアル医学百科 最新家庭版)
2009.04.29 / Top↑