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インテリジェント住居とロボットの活用で高齢者と障害者の自立生活を支える、という話。いずれ、ちゃんと読み込みたい記事の1。ちょっと長い。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/146360.php

高齢者の転倒防止でセンサー・ネットワークを開発。施設入所者の一歩一歩をいちいち監視しようという話?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/146049.php

同じ脳卒中でも高齢者は若い患者ほど熱心に治療されていない。エイジズム。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/146369.php

スタチンはアルツハイマー病だけでなく認知症全般の予防に有効。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/146200.php

認知症が進行した米国ナーシングホームの入所者186,835名のうち34%が経管栄養。
しかし腸ろうの効果と害については曖昧なままであり、きちんと検証される必要がある。
もっと詳細な記事バージョンもあり、そちらは障害児のケースにも触れている。いずれ、まとめたい。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/146197.php

米国国内線の飛行機でエコノミークラスのトイレがふさがっていたので、おなかの調子の悪い人がビジネスクラスのトイレを使わせてくれと頼んだら、客室乗務員がNO。彼は切羽詰って突撃を敢行。止めようとした乗務員に肘鉄を食らわせてしまった。その肘鉄で訴えられた、という話。階級社会、ここまで?
http://www.nytimes.com/2009/04/16/opinion/16iht-edcohen.html?_r=1&th&emc=th

「1年間毎日セックス」を夫にプレゼントした妻の体験記 “365 Nights”
http://www.guardianbookshop.co.uk/BerteShopWeb/viewProduct.do?ISBN=9781844547623

性行為から72時間以内に飲めば避妊効果がある、いわゆるmorning-after-pillを、17歳以上の女性には医師の処方箋なしに買えるようにする、と米国FDA。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/04/22/AR2009042202248.html

Euthanasia Prevention Coalition (安楽死防止連盟)のAlex Schadenberg氏らが5月末にワシントンDCで予定している第2回安楽死・自殺幇助国際シンポジウムが、参加登録が振るわず、中止の危機に。こんなに自殺幇助合法化があちこちの議会で審議されているというのに? 私には何もできないけど、そりゃないだろう、とハラハラする。
http://www.lifesitenews.com/ldn/2009/apr/09041710.html

A事件がらみ。シアトル子ども病院が1月の成長抑制シンポのWebcastを2部構成でアップ。まだ聴いていない。頭に血が上りそうなので体調を整えてから。
http://bioethics.seattlechildrens.org/events/the_ethical_and_policy_implications_of_limiting_growth_in_children_with_severe_disabilities_2009.asp

A事件がらみ。カナダAlberta大のWilson氏が上記Webcast を早速聴いてエントリー書いている。まずは大まかな感想? 成長抑制は既にOKされた医療処置だということにされている。「怖い、怖い、怖い」と。これも、そのうち、まとめたい。今日のところは気力がない。
http://whatsortsofpeople.wordpress.com/2009/04/23/webcast-of-seattle-symposium-on-growth-attenuation/

5月1日は「障害者差別に抵抗すべくブログを書く日」。登録すれば誰でも参加できるらしい。
http://blobolobolob.blogspot.com/2009/04/blogging-against-disablism-day-will-be.html
2009.04.23 / Top↑
亡くなったばかりの患者さんの家族に、
死を告げるのと同時に臓器提供を打診するのは
同意をもらえる確率を下げるのでやめましょう。

死の告知と臓器提供への意思確認は
時間をズラせて。

それから
医師はおおむね対人スキルが乏しく微妙なコミュニケーションがヘタクソなのに
その自覚がないままに自分の仕事だと頑張ったり
身近に移植コーディネーターがいなかったりして
自分でその役目を負ってしまうけれど、

医師だけが話を切り出した場合よりも
医師にコーディネーターが同行してコーディネーターが話した方が
家族の同意は得られやすいので、

医師は一人で行かないように。
ちゃんと専門的な訓練を積んだコーディネーターを伴って行きましょう。

……と、英国 the John Radcliffe Hospital の研究で。


Doctors warned over donor consent
The BBC, April 22, 2009
2009.04.23 / Top↑
1987年にNew York市に幼い子どもをつれたホームレスがあふれた時に、
サイモンとガーファンクルのPaul Simonさんが
資金を集めてホームレスの子どもたちに無料で医療を届けられるように
医療設備のついた車を購入し、子どもの健康基金(Children’s Health Fund)を創設した。

その時に一緒に創設に尽力した小児科医のRedlenerさんは
現在Columbia大学Mailman校の公衆衛生学の教授。

そのRedlener教授が
80年代当時の子どもたちの貧困に比べて、
現在全国規模で進行している問題のほうがはるかに大きいと懸念している。

Children’s Health Fundの機動医療ユニットは現在37に増え、
最も必要度の高いところから優先的に廻っては
ホームレスの子どもたちや貧困から医療を受けることができない子どもたちを
診察・治療して回っているが、とても追いついていない。

もともと少なくなかったホームレスが急増しているし、
シェルターで暮らす家族や貧困状態にある子どもの数も急増中。

この先、失業者がまだ増えると予想される中、
どこの州も財政難から社会保障プログラムをカットしている。

Arizona州では児童保護局が虐待とネグレクト調査を削減した。

他にも、
子どもにとっては死活問題に直結する社会福祉施策の縮小を検討している州は多い。

Redlener教授は「悲惨な事態が静かに進行している」と。

Children in Peril
The NY Times, April 20, 2009


大人たちの愚かしい強欲が、子どもたちにこんな形でツケ回されていく。

経済で起こったのと同じことが
実は科学とテクノロジーの世界でも起こっているのでは……?

科学とテクノロジーの簡単解決によって、どこまでも欲望を満たそうと狂騒する大人たちの世界は
子どもたちから、ゆったりと安心して自分自身でいられる居場所を
どんどん奪っているような気がするのだけれど。
2009.04.23 / Top↑
英国では去年全国に衝撃を与えたBaby P 事件以来
各地方自治体の児童福祉システムの機能状況が再点検され、
具体的な指摘を受け改善を勧告される自治体が相次いで
大きな社会問題となっていますが、

どうやら米国でも同じ問題が浮き上がってきているようです。

これまでプライバシーの保護から厳重だった情報規制によって
児童虐待の被害者の実態の詳細は警察と児童福祉が明かさなかったのだけれど、
その規制が去年の州法改正でやっと緩められたことから
LA Timesが独自に情報公開を求めたところ、

去年1年間にカリフォルニア州で虐待とネグレクトで亡くなった子どもは32人。

そのうち18人は一度も家庭福祉の期間と接触がなかった家族の子ども。

しかし、14人については、
何度も調査が行われたり、児童福祉の専門家にはよく知られた家族だった。

調査が行われても確証がないとその後の対応がなかったり、
家庭裁判所の監督指示が守られていなかったり、
近所からの度重なる通報が生かされていないなど、

ソーシャルワーカーの怠慢が指摘されても仕方がない
ショッキングなケースも10件。

これらについては調査が進行中で、
関係した職員はその終了までデスクワークのみに限定。

ファミリー・サービスのスーパーバイザーも
「非常に深刻な手続き上のエラーがある。
 アカウンタビリティの不足とともに悲劇を引き起こした」とし、
14件すべてについて調査を開始する、と。

この記事で指摘されている児童福祉局の問題点としては
ソーシャルワーカー1人が抱える案件の多さ。

それから子どもに関する情報管理のため
コンピューターシステムを改善する必要。

Files detail deaths of 14 children
The abuse cases came from families that had been under scrutiny by L.A. County child welfare officials.
The LA Times, April 21, 2009


2009.04.23 / Top↑