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米国のナーシングホームで、高齢者と一緒に犯罪歴のある精神障害者が入所させられていて、その暴力によって高齢者が死亡するという事件が相次いでいる。:この話題は前にもエントリー立てたけど、平気で同室にできる神経が分からない。
http://www.chicagotribune.com/health/chi-nursinghome1-ledeallsep29,0,357882.story

英国ブラウン首相がニーズの高い高齢者には無料で介護を届けると名言。アルツハイマー病協会が歓迎している。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/165779.php

ブラウン首相の無料の在宅介護サービス明言に、高齢者チャリティKing's Fundは、歓迎しつつ、疑問も呈している。:英国は介護に関する緑書でNHSの介護版NCSを創設する方向を打ち出したばかり。仕事で緑書の概要はちょろっと読んでまとめているので、アップ可能な時期になったら、これもアップしよう。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/165791.php

出産時に酸素が不十分な状態になった新生児に低体温療法が行われると、脳に損傷を受けずに救命される可能性が高くなる。:こういう研究もあるのだということに救われる。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8283738.stm

米国の医療改革議論で、民主党案に反対の人たちは政府が患者と医師の間に口を挟むなといいながら、同時に公的医療保険で中絶費用を負担するなと主張するのは、自分たちこそ政府が患者の自由な選択を阻めと言っているじゃないか、とNYTの社説。:中絶費用そのものは医療費全体の中で何ほどのものでもないと思うので、公費負担が許せない人たちにとって、それはコストの問題ではなくて原理原則の問題なわけですよね。……てことは、障害者・高齢者にかかる医療コストも、実はコストの問題ではなくて原理原則の問題なのかな……。
http://www.nytimes.com/2009/10/01/opinion/01thu1.html?th&emc=th

英国で、保育所で働く女性を含む3人が、それぞれ子どもを性的に虐待しては写真や映像をインターネットで送りあっていたとして逮捕され、その裁判。個人的に3人はあったこともなく、SNSで知り合ったという。犯行は9ヶ月間のことなのに犠牲者の数、送られた写真やメールの数に唖然とする。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/8284192.stm
2009.10.02 / Top↑
CNN記事




その他メディア




Ashley父の反応

In the media
The Ashley Treatment, March 12, 2008


トランスヒューマニストらの反応

Ashley X parents speak out and defend their actions
Sentient Developments, March 13, 2008

Ashley X’s Parents Declare Treatment a Success
Institute for Ethics and Emerging Technologies, March 16, 2008


障害者アドボケイトからの反応


ACTION ALERT…More Ashley X
F.R.I.D.A. March 12, 2008

Ashley Treatment: First Year Anniversary
Bad Cripple, March 12, 2008
2009.10.02 / Top↑
米国の医療制度改革論争に絡んで、
NY Timesにスイスの医療制度が取り上げられていたので、
ちょっと貴重な情報だと思って読んでみた。


スイスの医療は、英国をはじめ多くのヨーロッパの国々と同じく
国民全員に無料で提供される。

しかもスイスでは、英国と違って、政府による“配給”は一切なし。
医師が必要だと判断した医療を受けることが出来る。
患者は医師を自由に選ぶことが出来る。
制度がちゃんと機能していて、長い待機もない。

それを可能にしている要因はいくつもあって、
まず政府が薬価、治療費用、医療機器の値段をコントロールしていること。
(NYTの記事は、この点について米国ではゼッタイに無理だというトーンで書いている)

国民が納める保険料がかなりの高額であること。
医療保険料が所得の8%を超えると国からの補助があり、
全世帯の35~40%が補助を受けている。

過剰な受診を抑制するインセンティブとして自己負担割合は高めに設定されており
チューリッヒの4人家族で年間13000ドル程度に上る。

国民はおおむね自国の医療制度に満足しているが、
医師や病院サイドには持ち出しが大きいとの不満がある。


……概要、こんなところでしょうか。

なんとなく、読みながら思ったのは、
国民全員に無料で医療を提供する国で自殺幇助合法化が進んでいくのかな……。

そういえばオランダは世界で一番人口密度の高い国だと
どこかで読んだような気もする……。

でも、もし、そうなのだとすれば、
国民から「死の自己決定権」を望む声が自発的に起こってきたから
国として、その声がマジョリティになったと判断し、検討の結果、合法化した……というのは
結局のところ、壮大なフィクションなのでは……?

それとも、国家規模の催眠術というか……?
2009.10.02 / Top↑
カナダの自殺幇助合法化議論については、
当ブログでも最近、以下のエントリーがありますが、


いよいよ下院での審議が始まった模様で、
このところニュースが増えてきています。

そんな中、2人の医師が記者会見を開いて強い懸念を表明しました。
自殺幇助が合法化されれば医療が受けにくくなる患者が出る、というのが主な主張ですが、

2人のうちの1人は緩和ケアの専門医で、
以前スイスで働いたことがあり、そのときの経験から懸念を語っています。

Dr. Jose Pereiraによると、
スイスの病院で自殺幇助が受けられることになるや、わずか数ヶ月のうちに
地域の緩和ケア・サービスが閉鎖され、病院の緩和ケア専門医の数も減らされた、と。

もう1人の医師とも、
今回の法案は用語や条件の設定が曖昧であると具体的な欠陥を指摘して批判、

自殺幇助や安楽死ではなく、
尊厳のある生に向けた医療の質の向上を考えるべきだ、と主張。


また、この記事の情報で目に付いた点として、
冒頭のリンクにあるようにケベックの医師会が7月に合法化を支持しているのですが、
8月に100人のケベック州の医師らが見直しを求める意見書を医師会に提出していること。

そういえば、記者会見した医師の一人が
「こんな法律が出来たら“医師はそういうことはしません”と言えなくなる」とも。


Doctors decry euthanasia bill
CBC, October 1, 2009
2009.10.02 / Top↑